LendingClub(レンディングクラブ)CEOインタビュー LendingClub誕生の理由

LendingClub(レンディングクラブ)CEOインタビュー LendingClub誕生の理由

アメリカを代表するソーシャルレンディングサービスにはLending Club CorporationとProsper Loans Marketplace, Incの2社があります。
今回はその1つLending Clubに注目します。Lending ClubのCEOであるRenaud Lapancheさんが、ベンチャー企業の支援を専門としているコンサルティング会社GrowthinkのDave Lavinskyさんのインタビューに答えたものです。

lending club事業を始めたきっかけ

Dave
こんにちは、こちら、GrowthinkのDave Lavinskyです。
本日、Renaud Lapancheさんへインタビューできることに大変光栄に思います。

RenaudさんはP2P、ソーシャルレンディングを行っているLending ClubのCEOであり、創設者です。Lending Clubを創設する前は、ベンチャーキャピタルからの出資を受け、ソフトウェア事業を行うTriple Hop TechnologiesのCEOをされていました。Triple Hop Technologiesはその後2005年の6月にオラクルファンデーションに売却されています。

Triple Hop Technologyを創設する以前は、Renaudさんはシニアアソシエイトとして、ニューヨークの法律会社、Gleary Gottlieb Steen and Hamiltonで活躍されていました。なんと2002年にHEC Entrepreneur of the year awardも受賞されています。また、1988年と、1990年の2回、フランスの航海士アワードも受賞されているとのことです。 Renaudさんは、Triple Hop Technologiesと Lending Clubのそれぞれ在籍している間、複数のベンチャーキャピタルや、その他の会社からの出資を集めていらっしゃいます。

Lending Clubは、資本を調達しようとしている起業家の皆さんにとって素晴らしい機会を提供してくれる会社です。Renaudさんへの今回のインタビューで、そのような起業家の皆さんにとって非常に貴重な情報をお聞きできるでしょう。Renaudさん、本日はお時間をいただきありがとうございます。

Renaud
こちらこそ光栄です。

Dave
それでは早速お聞きします。どのようにしてLending ClubのようなP2Pレンディング事業が始まったのでしょうか?

Renaud 
このアイデアが生まれたのは、個人的な経験からでした。Lending Clubを創設する前、Triple Hop Technologiesを起ち上げたときのことです。その時は、私が人生で初めてクレジットカードの支払いを先延ばしにして出費を重ねている時期でした。起ち上げたばかりの会社のサーバーやIT機器を調達していたわけです。従業員は夜遅くまで慌ただしく仕事をしてくれていましたから、少しでも楽になれば、と思っていました。
1度目の資本調達ができるまでの数か月、支払いができなかったんですね。すると、支払いをするときになって、驚くわけです。こんなにクレジットカードにかかる利率は高いのかと。クレジットにかかる利息は年率18から24%にも及ぶことがあります。あなたが問題ないクレジット履歴をもっていたり、借金を1度もしたりしたことがないような人でも、です。高いですよね。友達に話したら、「俺なら8%で貸し付けてあげるよ」なんて冗談を言われましたよ。それで気づいたんですよね。ほとんどの人がカード会社に18%の年利を払っているとしたら、それより安く貸し付けられる個人の出資者を募れば凄まじい投資のチャンスがあるんじゃないかって。個人投資家からの出資を集めることができれば、様々な面で銀行よりもコストがかからないですから、18%よりも安く、例えば12%とか13%で融資ができますよね。そんな安く聞こえる12%の年利でさえ、投資家にとっては非常に効率の良い投資になります。これがLending Clubのはじまりです。ちなみにすぐに事業を開始したわけではありません。当時はTriple Hop Technologiesのことに集中しましたが、オラクルに売却したあと、このアイデアに立ち返り、Lending Clubが始まったというわけです。

Dave
なるほど。それでは個人や企業に対して、Lending Clubがどう対応しているのか、詳細をお聞かせいただいてもいいでしょうか。重視しているのは企業なのか、個人なのか、あるいはどちらも公平に受け入れるのか、といったこともお聞かせいただければと思います。

Renaud
もちろんもともとは個人のためで、個人の用途のために融資を受ける人が大多数です。組織としてではなく、個人的に融資を受け、小さな事業や、起業資金に充てる、という人も少なくありませんよ。
彼ら個人の負債にはなりますが、会社や、新規事業の資金にも使ってもらうことができますというわけです。融資の受け方はとてもシンプルです。まず我々のウェブサイト、LendingClub.comにアクセスしていただいて、メンバーとして登録をしてもらいます。出資者にもなれますし、融資を受けることもできます。

もし融資を受けることが目的なら、融資を受けるためのリンクに進み、アプリケーションに記入をしていただきます。それが終わるとすぐに、クレジットの履歴をもとに融資の可否が判断されます。履歴に問題がなければほとんど大丈夫です。FICOスコアの下限は660にしています。

一度許可が下りると、銀行や、クレジットカード、その他無担保のローンよりも低い金利で融資が受けられるようになります。その金利で、オンラインで融資の申し込みをするわけです。

そこから大体2週間ほどで、個人投資家があなたのクレジット履歴を見て、融資をするかしないか、決めるための期間があります。最長で2週間ですが、ほとんどの融資は数日で決まります。

Lending Clubの融資審査基準は?

Dave
おもしろいですね。先ほどFICOの下限スコアが660だとおっしゃっていましたけれど、事業者が融資を希望する際、そのスコアさえあれば融資は受けられるのですか?それとも、ビジネスプランを提出したり、その資金で何をするのか査定を受けたりする必要があるのでしょうか?

Renaud
融資の許可には二つの段階があります。一つ目は我々Lending Clubが融資を希望している方のクレジット履歴を精査します。その段階では、FICOスコアがメインの基準となります。

他の基準ももちろんありますよ。例えば、アプリケーションやクレジット履歴をもとに算出する返済負担率。起業するために使うお金の融資であれば、求める信用履歴の特徴は異なります。そういった審査を経て許可が下りれば、ローンの目的ですとか、ベンチャーの構想をウェブ上で公開してもらいます。

ですから、個人の出資者たちが決断をする際は、クレジット履歴だけでなく、そのベンチャーが成功するかどうかも考慮に入れることができるのです。個人の出資者にとって魅力的なベンチャーであれば、非常に早く融資が決まることもありますよ。それに、出資者が直接借り手に質問をする機能もあります。eBayの、売主に質問ができる機能と似ていますね。ここでは逆で、貸し手であるあなたがお客さんに対して質問するというわけです。

この段階では匿名ですが、借り手がその質問に回答をするとそのやりとりがサイト上で公開され、他の出資者も閲覧することができます。借り手、起業家がそのベンチャーに対してオープンで、融資を募る前にどんなステップを踏んでいるのかを公開して、ビジネスが成功すると出資者たちを説得することができれば、出資者がリターンを得るチャンスがあると納得できますよね。そういう融資はスムーズに進みます。

Dave
なるほど。融資を決める上で、どんなことが重要でしょうか?ウェブ上での情報公開に関してお話がありましたね。例えば、今まで他のものと比べて目を引くような融資の募集などはありましたか?ウェブ上での情報に加えて、どんなことが融資の決定にポジティブに働くのでしょうか?

Renaud
やはり、情報に対して開放的、透明であることが一番良いことだと感じます。開示される情報が多いほど、多くの人が融資に協力してくれますし、十分な融資が集まるのも早いです。とても早くまとまる融資の申請もありますし、それとは逆に情報開示が少ない場合もあります。

情報が少ない場合でも、質問を受けることはなくはないですよ。ただ、何千件もの融資をしているような出資者だと、詳細に及ぶ質問をする余裕はありません。ですから、最初のアプリケーションを用意する際に十分な情報を用意できていないと、出資者はその申し込みを飛ばして、次のアプリケーションに手を伸ばすわけです。融資を希望する人は途切れませんから。

ですから私は、基本的により多くの情報を公開すること、ウェブサイトを使ったり、ビジネスプランと併せて、ベンチャーにかかる費用や収入といった項目を使って、あなたの考えを詳しく説明したりするのが大事だと思っています。それに収益を見込めるまでの期間を説明する具体的な数字があれば、出資者にとっては大変ありがたいことです。

Dave
よくわかりました。最初のアプリケーション上で融資の目的について説明する欄はどれくらいあるのでしょうか? やはり十分なビジネスプランを公開するために、アプリケーションとは別のウェブサイトを用意したほうがいいのでしょうか?

Renaud
とてもいいことです。アプリケーションに細かな字数制限は設けていませんが、もしスプレッドシートだとか、他の書類があるのであれば、ビジネスプランと併せてそのサイトで閲覧できるようにしておくとよいでしょうね。

融資の上限額は?

Dave
いいことを聞きました。ちなみに、融資の上限はどれくらいですか?融資を希望する際、具体的な希望を出すのでしょうか?もしそうなら上限を知っておきたいところですよね。

Renaud
融資は、$1,000から$25,000の間で受けられます。一人で受けられる融資は2件までです。

Dave
つまり、$50,000まで融資を受けられるということですね?

Renaud
一人だとそうです。$50,000まで。

Dave
なるほど。2回目の融資を受けようと思ったらすぐに借りられるのですか?

Renaud
1回目の融資に対して、6か月間遅滞なく返済を行っている場合は2回目の融資の申し込みができます。

Dave
それは、例えば最初の$25,000を完全に返済するわけではなくて。最初の6か月にかかる利息と元手の返済という意味ですよね?

Renaud
そういうことです。すべての融資は3年間の割賦ローンですので、利息と元手の一部を毎月払っていただくわけです。

Dave
なるほど。斬新な仕組みですね。驚きました。例えば、資本金の出資を受け、直接出資者に会う機会を設けることはできるのでしょうか?それとも、例えば私が融資を受けるとしたら、どの出資者からお金を提供されているのか全く分からないものですか?

Renaud
そうですね。ほとんどの出資は匿名で融資をしたがります。また、借り手側も、自身について他のメンバーに公表する義務はありません。我々Lending Clubが双方に関する情報を精査し、承認します。ですから、双方、匿名性が守られます。
ですが、ベンチャーの資本調達や、ビジネスローンを希望している人は、フルネームを公開する場合も少なくありません。それもまた借り手の信頼性が高まりますから、いいことだと思います。

lending clubの借入用途は?

Dave
よくわかりました。融資の使い道についてもう少し質問をさせてください。
もちろんのことですが、Renaudさんも起業家なわけですよね。ということはRenaudさん自身も、出費がかさむ時があるかと思います。ビジネスに関する融資の他に、Lending Clubで受けられる融資はどういったものがあるのでしょうか?例えば結婚式の費用だったり、クレジットカードの支払いだったり、個人的な事情で融資が必要な場合もありますよね?そういった個人的な利用に関してお聞かせください。

Renaud
我々が受け持つ融資の20%ほどが、先ほどからお話しているビジネスローンや、ベンチャーのためのものです。残りの80%のうち、大体55から60%ほどが、すでに発生している、高い利率の借金を返済するためのものです。
多くの人が、最初はクレジットカードでローンを組むつもりがなくても、結局高い利息をカード会社に対して支払っています。月末に残高を支払えばいいやと思ってローンを組むわけですが、結局支払いをせずに、18%、24%、高い時には29%もの利息を払っている、なんてことが往々にしてあります。
そういった、高い利息を払っていたけれども、低い固定された利率で返済をしたい人が、今まで受けていた融資の代わりにLending Clubで融資を受けるわけです。我々のものは割賦ローンですから、時間をかければもともとの借金を返せます。
こういった、クレジットの残高を支払うための融資は、Lending Clubの融資の中でかなり多くの割合を占めています。その他にも、結婚式のような人生で一度きりのイベントだとか、高価なものを購入するとき、急な医療費に充てるための融資も多くありますよ。

起業家が資本調達するにあたっての教訓

Dave
ありがとうございました。少しLending Clubとは離れて、Renaudさんがいままで、起業の際に調達してきた資本金についてお聞きしたいと思います。先ほど、クレジットカードや、ベンチャーキャピタルからの資本調達というお話がありましたが、他の起業家のために、何か資本調達をするにあたっての教訓はありますか?

Renaud
私は大体、今まで合計で5千万ドルほど、直近でLending Clubの3千万ドルの資本を調達しています。今の環境で起業家たちがそういった資本を調達するのは、すごく難しいと思います。ほんとうに。今は、資本を調達するのに理想的な時期ではないですね。

それでも、多くのベンチャーキャピタルや事業投資家が精力的に活動しているのも事実です。ベンチャー企業を査定する目はすごく厳しくなりましたが不可能ではありません。とにかく数で勝負しなければいけません。それぞれの投資家の投資政策をよく調べて、どんなプロジェクトなら投資を受けやすいのか知っておくことがとても重要です。あなたが接触できる投資家の中で、販売パイプラインを構築するようにして、より多くの人に話をもちかけるんです。

そのパイプラインの中で、20から30くらいの会社と良い関係を持てるといいでしょう。そのビジネスをするにあたって、様々な考え方の人から、いろんな視点でものいいがつきますからね。それで、そのいい関係を持った2,30社の中から、実際に投資をしてもらえるチャンスが、2つ、3つと増えていくでしょう。

Dave
Triple Hopと、Lending Clubを、資本調達の点から比べてみてどうでしたか? Triple Hopの資本調達のときは、売却の実績もありませんでしたから、起業家としての名が無く、調達は難しかったのではと思います。やはりLending Clubのときのほうが簡単だったのでしょうか?もしかしてRenaudさんが逆にベンチャーキャピタルを面接をしていらしたのではないでしょうか?(笑) その辺のことについてお聞かせいただけると興味深いです。

Renaud
もちろん、Lending Clubの時のほうが簡単でしたね。実績もありましたし、Triple Hopの時の投資家がLending Clubの投資にも参加したいと言ってくれていたことも大きかった。でも、振り返ると、最初の会社を1999年に始められたのがラッキーでしたね。あのころは資本調達をする環境が今よりずっと易しかったですから。

当時は、大した根拠のないビジネスプランをスライド5枚にまとめて、100万ドル調達できる時代でしたね。今だとありえないでしょう。今、初めてベンチャーを起こすなら、今まで企業を経験していたり、すでに実績がある人の助けを借りたりするのが賢明でしょう。

David
先ほど資本調達の際は数を打つことが大事だとありましたが、それはTriple Hopのときの経験からでしょうか?それともLending Clubのときも同じように数の勝負だったのでしょうか?

Renaud
主にTriple Hopのときの経験と、近頃の起業家がどんな風に資本調達をしているのかを見てのことですね。Lending Clubのときは運が良くて、最初のラウンドで5社に話をもちかけ、4社に興味を示してもらうことができた。結局その中の、最大限のバリューをもたらしてくれるであろう2社に出資をしてもらいました。

次のラウンドで話をもちかけたのも、5社に限っていました。このラウンドは早かったですね。1月の頭に話をしはじめ、2月の中旬には資本を受け、3月の半ばには調達を終えました。このときは、我々のトラックレコードと、会社も上手く行っていたことから、すごくスムーズに調達が進みました。けれども、実際他の起業家たちを見ていると、数多くの出資を募ることが重要だと感じますよ。

ほとんどのベンチャーキャピタルは興味も示さず、興味はあっても出資につながらない、そうなると、次から次へと話をもちかけるしかないですよね。ですから、いくつも会社を回って、興味を示してくれて、新しいベンチャーが素晴らしいアイデアだと思ってくれる数少ない投資家を探し出す必要があります。

バリュエーションは気にしない。誰が出資を担当するかだ

Dave
Renaudさんは、どうやってベンチャーキャピタルに目星をつけるのでしょうか?
先ほどLending Clubの最初の資本調達で、4社の中から2社を選んだとおっしゃっていました。大変名誉があることでしょうね。何を基準にして、話を持ちかけるベンチャーキャピタルを決めるのでしょうか?例えば、バリュエーションとか、提携会社との兼ね合い、戦略的価値などがありますよね。

Renaud
バリュエーションはあまり気にしませんね。3千万ドルだろうが、5千万ドルのバリュエーションを受けようが、大して変わりません。会社をしっかりと構築するために、正しいパートナーを選ぶことが重要になってきます。私は、出資を受ける会社そのものよりも、誰が出資の担当になるのかを気にします。もちろん会社は大事です。複数のラウンドで出資をしてもらう必要がありますし、その会社の規模やバリューのおかげで、他にパートナーが見つかることもありますから、大きい会社がいいのは間違いありません。これらが大事なのは当たり前ですが、我々は誰が出資を担当するのかを重要視しています。その人が、起業家にとって大事な決断をする手助けをしてくれる人なのか、会社により高いバリューをもたらしてくれる人なのか、といったところです。ですから我々がベンチャーキャピタルを選ぶ際に最重要視しているのは、誰が我々への出資を担当するのかということです。

Dave
よくわかりました。その、出資の担当者のことについて、もう少し詳しくお聞かせいただけますか。Renaudさんは、初めてTriple Hopの資本調達をしたときから、担当者にこだわっていたのでしょうか? 企業家の卵にしたら、ベンチャーキャピタルと言えばお金を提供してもらう場ですよね。彼らから見たら、ベンチャーキャピタルの担当者が、彼らの会議に参加することの戦略的価値はわかりづらいのではないでしょうか。ですから、起業家の先輩として、ベンチャーキャピタルの担当者が会社にもたらしてくれるバリューの具体例など教えていただけると参考になるかと思います。

Renaud
もちろんです。よき担当者は、会社の戦略上大事な考え方を授けてくれる身近な存在です。大きなベンチャーキャピタルの役員たちは、少なくとも週に一回は彼らが担当しているベンチャーの役員会議に出席しています。5、6社ほどですね。各ベンチャーの役員会議に参加し、そこでパートナーと情報交換をしたり、ベンチマークを設定したり、競合他社5、60社ほどのデータを見たりするわけです。ベンチャーキャピタルの担当者は、マーケットで何が起こっているのか、自分で調べようとしたら莫大な時間のかかる情報をリアルタイムで教えてくれるわけです。それにベンチャーキャピタルの役員ともなれば経験豊富です。彼らは今までの経験から、これからそのベンチャーに起こるかもしれない事態、それに対してどんな準備をしたらいいか、実際に起こったらどうするのか、アドバイスをします。加えて、大きなネットワークを持っている人が多いですから、再び資本調達をするとなれば、今まであまり知らなかった会社にも、今までの出資者にも良い情報を提供してくれます。そのおかげで非常に大きな会社から資本を調達できることもあります。

我々についてくれているベンチャーキャピタルの担当者たちは、シリコンバレーの会社、有力な金融サービスの会社ともコネクションを持っています。そういった会社との提携や、将来的な取引をするのに力になってくれています。

起業家へのメッセージ

Dave
素晴らしい。最後にお聞かせください。起業家の先輩として、資本調達や会社を成長さることに邁進している起業家たちに、何かメッセージはありますか?

Renaud
おそらく、繰り返しになってしまいますが…。ひとつは、資本調達には莫大な時間と労力がかかるけれど、非常に大切なプロセスだということ。時間をかけて、より多くの会社と話をしてください。

今の起業家を取り巻く現状では、ターゲットにする会社を広くもつと良いでしょうね。というのは、単純に、成立する契約の数がそう多くなく、数年前に比べると契約にかかる時間も長くなったからですね。立ち止まらないことが重要です。資本調達を始めたばかりのときは、時間ばかりかかって成果が出ないと感じることもあるでしょうが、経験を積むにつれてそのプロセスがスムーズになっていきます。

また、お話したように、バリュエーションではなく、どのベンチャーキャピタルの担当者なら、あなたの会社とあなたの成長を助けてくれるのかにこだわってください。

Dave
よくわかりました。大変勉強になりました。Lending Clubの創設者、Renaud Laplancheさんでした。このインタビューを聞いている皆さん、ぜひチェックしてみてください。LendingClub.comです。

おさらいをしておきます。 起業家の皆さん、$50,000まで借りることができます。最初に$25,000を借りて、6か月間利息と元金の返済をしてください。そうすると2回目の融資が、$25,000を上限に受けられます。起業家でなくても、一度皆さんにチェックすることをお勧めします。Renaudさん、本日は経験をもとに貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました。

Renaud
こちらこそ、楽しかったですよ。ありがとうございました。

Dave
よかったです。それではこのへんで。

Renaud
ええ、それでは。

当記事は、Dave Lavinsky氏が、自身が持つ起業家教育チームであるGrowthink Universityにて発表したインタビュー記事を翻訳したものです。
http://www.growthinkuniversity.com/transcripts/Laplanche-Interview.pdf