クラウドクレジットの概要やメリット・デメリットを徹底解説!

クラウドクレジットの概要やメリット・デメリットを徹底解説!

今回はクラウドクレジットについて徹底解説していきます。

海外に特化したソーシャルレンディング事業者

クラウドクレジットは南米、ヨーロッパ、アフリカなど、新興国の小口債権を中心に取り扱う海外に特化したソーシャルレンディング事業者です。国内の事業者では唯一、円建て、ドル建て、ユーロ建て、ルーブル建ての4種類の通貨での運用ができます。為替ヘッジ付きのファンドもあります。

杉山社長の経歴

杉山社長は、2005年に東京大学法学部卒業後、大和証券SMBCに入社し、金利、為替の自己勘定取引チームで経験を積んでいます。その後、ロイズ銀行に入行し、資金部長、小会社の代表として、日本国債、海外社債などの運用を行っています。クラウドクレジットは業界の中でも、特に仕組みがユニークで洗練されたファンドが多い印象を受けますが、杉山社長がこれまでのキャリアの中で培われた経験や知識が商品組成に生かされているのではないかと思います。

大手も資本参加。クラウドクレジットの株主構成

クラウドクレジットは、2013年の会社設立直後に「起業のファイナンス」の著者として有名な磯崎 哲也氏がゼネラルパートーナーを務めるフェムトスタートアップから資金を調達しています。また、2014年7月には、マネックスベンチャーズ、GCI キャピタルから、さらに、2015年の3月には伊藤忠商事から約2億円を調達しています。ソーシャルレンディング業界の中では、最も大手企業の資本が入っている会社でしょう。

クラウドクレジットは貸金業ではない?

ソーシャルレンディグ事業者の大半が貸金業登録をしてサービス運営を行っている中で、クラウドクレジットは貸金業登録をしていません。なぜ、貸金業登録をせずにソーシャルレンディングサービスを運営できているのでしょうか。
実は、クラウドクレジットは直接、本体が企業に対して融資を行っているわけではありません。一度、海外に設立した小会社に貸付けを行い、そこから現地の企業に融資を行うというかたちをとっています。関連会社間での資金の貸し借りは貸金業に当たらないため、特に貸金業の登録を必要としません。小会社は、租税回避地であるエストニアやモーリシャスに設立しています。エストニアは投資利益に所得税がかからず、法人税も内部留保は非課税扱いであるなど、海外の企業が投資をしやすい環境が整っています。

期待利回り10%以上!?魅力的な利回り

クラウドクレジットはペルーやカメルーンなどの新興国の貸付債権に投資するファンドを中心に募集を行っています。これらの国は日本よりも融資の上限金利が高く設定されているため、国内の案件に比べて高い利回りを期待することができます。実際、クラウドクレジットが募集するファンドの中には、期待利回り10%を超えるファンドが多数存在しています。

新興国の投資に個人が少額から参加できる

クラウドクレジットを利用することで、普通の個人では、これまで投資することが困難だった遠い異国の貸付債権に対して個人が少額で参加することができるようになります。新興国は経済が発展途上にあるため、成熟した先進国に比べると多くのチャンスが存在する一方、不安定な政治情勢や治安により、安定して収益を獲得できる案件を見つけ出すのはとても困難です。クラウドクレジットは、独自の情報網や人的ネットワークを駆使して、安心かつ安定的な案件を探し出し、我々でも投資しやすいサイズに変換して提供してくれています。

在庫を購入して担保に。ユニークな保全方法

クラウドクレジットのファンドは保全の取り方も多種多様でユニークなものが多いのが特徴です。例えば、カメルーン中小企業支援プロジェクトというファンドは、「売戻条件付売買契約」という手法を用いています。これは、簡単に言うと、資金を必要とする事業者が所有する在庫を市場価格よりも安く買い取り、一定期間が来たら利息分を上乗せして買い戻してもらうというものです。
例えば、タイヤを売っている業者があったとします。その業者のタイヤの在庫100万円分を市場価格よりも割安な70万円で買い取ります。この時点で業者は現金70万円を手にすることができます。その現金を元手に追加の仕入れを行い、それを販売することでさらに利益を上げることができます。そして、一定期間が来ると業者は、利益を上乗せした価格でタイヤを買い戻します。こうすることで、タイヤ業者は仕入れから販売までのサイクルをより早く、より多く回すことができますし、クラウドクレジット側(正確には現地のパートナー企業)は買い取っていた期間分の利益を受け取ることができます。
では、もし、万一そのタイヤ業者が返済をしなかった場合にはどうなるのでしょう。その場合は、買い取ったタイヤを市場で売却してしまいます。そうすることで、割安で買い取った分、買い付け金額よりも大きな金額を手にすることができるのです。

デフォルトが起こらないことを期待するのではなく、起こるものとして考える

クラウドクレジットのファンドの中に「ペルー小口債務者支援プロジェクト」という個人向けの貸付債権に対して投資するファンドがあります。このファンドは数百の個人債権に分散投資することでリスクも細分化し、デフォルトや延滞の影響がファンド全体に及ばないよう設計されています。
国内のソーシャルレンンディング事業者は1ファンドで2社程度に分散して融資する場合が多く、またその比率も片方の企業に9割以上とかなり偏ったものになっています。そのため、万一、比率の大きい企業の方で、デフォルトや延滞が発生した場合、その影響はファンドに全体に及んでしまいます。一方、当ファンドは、デフォルトが起こらないことを楽観的に期待するのではなく、デフォルトは起こるものとして商品設計を行っており、デフォルトが発生してもファンド全体のパフォーマンスには影響を及ぼさないようにしている点が他のファンドにない独自の特徴となっています。

おすすめは為替ヘッジ付きファンド

クラウドクレジットは海外専門のソーシャルレンディグ事業者であることから、どうしても為替リスクが発生します。為替は時に運用の利回りよりも大きな幅で変動することがあり、例え、融資先から何事もなく資金が返済されたとしても、為替の下落によって利息分が消失し、さらに元本に食い込み損失を被ることがあります。その点は十分に理解した上で投資をするようにしましょう。なお、クラウドクレジットのファンドには、前述している通り、為替リスクをヘッジした商品もあります。為替ヘッジにはコストがかかるため、期待利回りも通常ファンドに比べて低く設定されていますが、それでも10%を超える期待利回りとなっているファンドも多数あり十分魅力的です。どうしても為替リスクを負いたくない方は為替ヘッジが効いているファンドを狙って投資するのが良いでしょう。

まとめ

ソーシャルレンディング投資の基本は分散投資です。国内もののファンドを中心に投資をしている方にとって、クラウドクレジットは、国や通貨レベルでの分散を効かすことができる貴重なプラットフォームです。まだ、クラウドクレジットの口座開設をされていない方は、この機会にぜひポートフォリオのひとつに入れてみることをおすすめします。

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