「バランスのとれた案件を」ーーSAMURAIインタビュー

「バランスのとれた案件を」ーーSAMURAIインタビュー

SAMURAI&J PARTNERSへの子会社化に伴い、サービス名をSAMURAIへと一新した旧スマートエクイティ。
今回はSAMURAI証券株式会社の代表取締役である澤田氏とSAMURAI&J PARTNERS取締役 兼 SAMURAI証券取締役の山口氏の今後の展開などについてインタビューしました。

証券会社とIT企業が描くシナジー

ーーまずはSAMURAIがどういったサービスなのか改めて教えてください。

<澤田氏> SAMURAIは投資型クラウドファンディングのプラットフォームです。

小口の資金をネットで集めて、資金を必要とする企業に出資を行います。出資先企業はその資金を元手に事業を行い、そこから生み出された収益の一部を投資家に分配します。いわゆるソーシャルレンディングと呼ばれる貸付型のクラウドファンディング事業も同時に行っています。

ーー元々はスマートエクイティというサービス名でしたね。今回サービス名をSAMURAIに変更したのはなぜでしょうか。

「金融のプロからも良いと思われる案件を」ーーSAMURAI澤田社長、山口取締役インタビュー

<澤田氏> スマートエクイティの運営会社であるAIP証券が2017年11月2日にSAMURAI&J PARTNERSの100%子会社になったことから、まずは社名をSAMURAI証券に変更しました。それに伴いサービス名もスマートエクイティからSAMURAIとしました。

12月15日にはサービスサイトをリニューアルし、SAMURAIとしての新しい一歩を踏み出しています。また、来年の春には第二弾のリニューアルを予定しております。

今後は、今までに見られなかった多様かつ魅力的な商品のラインナップを提供していきたいです。

ーー旧スマートエクイティを取り扱うAIP証券が今回SAMURAI&J PARTNERSの子会社となったことに関して、経緯を教えてください。

<山口氏> 実は現在のSAMURAI&J PARTNERSの役員のほとんどは銀行、監査法人、ファンド等、金融関連業務の経験者で構成されています。

こうした組織的背景から、かねてより事業の中心領域であるITに金融の知見を組み合わせることで、FinTech分野における様々な事業を手掛けていこうという構想がありました。

特に”投資型クラウドファンディング”は真っ先に参入を検討していた事業領域でした。その一方で、投資型クラウドファンディング事業を運営するために、必要な態勢やノウハウが不足しており、参入に高いハードルを感じていました。そんな中、旧AIP証券との出会いがあり、共に事業を行うこととなりました。

<澤田氏> 旧AIP証券は投資型クラウドファンディング事業および投資銀行業務を行うユニークな証券会社でした。

市場拡大が急速に進む中で、投資型クラウドファンディング事業をより拡大させるためにはどうしたら良いか試行錯誤している時に、SAMURAI&J PARTNERSとの出会いがありました。異なるバックグラウンドを持つ2つの企業が、同じゴールを目指すことで、より飛躍的な成長を実現できるのではないかと考え、一緒に事業を行うはこびとなりました。

ーー澤田様、山口様の来歴を教えてください。

「金融のプロからも良いと思われる案件を」ーーSAMURAI澤田社長、山口取締役インタビュー

<澤田氏> 元々証券会社で投資銀行業務と呼ばれるM&Aやファンドの組成等の仕事をしていましたが、ご縁があった旧AIP証券の代表取締役となりました。当初は本当に社員も何もない状況でしたが、そこから事業を創出し、社員を採用し、現在にいたります。

<山口氏> 私はDeloitte.トーマツ(有限責任監査法人トーマツ)にてIPO支援やM&Aにおけるデューデリジェンス、会計監査などに従事していました。

当社では前職の経験を生かし経営企画や経営戦略を担っています。
金融のプロだからこそ見極めることができる、良質な案件を投資家に提供していきたいと考えています。

ーー投資型クラウドファンディング事業に対する期待感や展望を教えてください。

<山口氏> 投資型クラウドファンディング市場はまだまだ発展途上の段階です。今後、投資家の裾野が広がり、さらに多くの人にとって、より身近な投資商品になるだろうと考えています。

<澤田氏> SAMURAIでは多種多様な案件を提供することを考えています。資金需要者の業績によっては当初の期待利回りから、更にプラスアルファの利回り(アップサイドの収益)を期待できるような案件の提供も検討しています。
もちろん資産の保全にも配慮しながら、金融のプロからも良いと思われるような案件を組成してまいります。

ーー今後どのように資金需要者を開拓していく予定でしょうか。

<澤田氏> 実は今までは、資金需要者を営業活動で開拓するケースはあまり多くありませんでした。人のつながりや相談などがほとんどだったのです。
ただ、こうした属人的な資金需要者の開拓だけでは限界があります。
今後は、資金需要者の開拓においてもテクノロジーを駆使し、より効率的に開拓できる方法を考えていきたいと思います。

ーー今後、どのような案件を提供していきたいでしょうか。

「金融のプロからも良いと思われる案件を」ーーSAMURAI澤田社長、山口取締役インタビュー

<山口氏> 金融のプロが見ても良いと思える案件を提供していきたいと考えています。
投資家の判断がしやすいよう、徹底して情報開示を行うなど、より案件の明瞭性を高めていきたいです。

<澤田氏> 現在のソーシャルレンディング業界は参入企業の増加により利回りが高騰しています。10%前後の高い利回りで投資家を惹きつける案件が多い状況ですが、当社はそうした利回り高騰の流れには乗らず、利回り以外の魅力で投資家に訴求していきたいと考えています。

国内外の金融機関と連携して作る新しいファンド

ーー今後募集を行う予定のファンドについて教えてください。

<山口氏> SAMURAIでは、これまで個人投資家がアクセスできなかった良質な案件に投資できる機会を提供します。プレスリリースでも触れた通りですが、国内外の金融機関との連携により、これまでには見られなかった案件を組成していきます。

ーーどういった投資家の方々に投資を行っていただきたいでしょうか。

「金融のプロからも良いと思われる案件を」ーーSAMURAI澤田社長、山口取締役インタビュー

<澤田氏> 今までは30代・40代の投資に対するアンテナが高い投資家の方々を中心にご利用していただいていました。今後はこの投資型クラウドファンディングをより一般の投資家層に広めるべく、多種多様なリスク・リターンの商品をラインナップしていく予定です。

中長期的には皆さんの周りにも、投資型クラウドファンディングを行う人が当たり前にいるような状態を目指したいです。

ーー投資型クラウドファンディングを行うにあたり、投資家の方々に意識して欲しいことを教えてください。

<澤田氏> 投資においては分散投資が大切です。どんな投資でも、デフォルトが起こる可能性は常についてまわります。だからこそ分散投資をすることで、仮に一部の案件がデフォルトしても、トータルの投資成績では利益が確保できている状態を目指すのが良いと思います。

特に、投資型クラウドファンディングは小口から投資ができるため、分散投資がしやすい商品です。SAMURAIの案件も、少額から投資しやすいように設計する予定です。

<山口氏> 投資家自身が案件のリスクを把握することも大切です。利回り高騰の流れもありますが、それにつられず、投資家自身がリスク・リターンのバランスを考えて投資するべきです。
SAMURAIでは、できる限り分かりやすく商品の仕組みを説明し、投資家の方々自身が案件のリスクを理解して選べるようにすることを重視しています。

ーー改めてSAMURAIの展望を聞かせてください。

<山口氏> 投資型クラウドファンディングは、発展途上です。だからこそサービスを提供するSAMURAIがコンプライアンス面や商品設計・管理を証券会社のレベルで行い、安心して投資していただけるサービスを作っていくことが必要だと考えています。
まずは信頼されるサービス作りを目指し、ゆくゆくはSAMURAIを通して資産運用が今よりも当たり前になっている社会を作っていきたいです。

ーー最後に投資家へのメッセージをください。

<澤田氏> 投資型クラウドファンディングはもっと様々な方へ広がっていくと思います。当社はSAMURAIを通して、金融のプロの目で見ても良質な案件を組成してまいります。魅力的な投資機会を個人投資家の方々へ広げたいと思いますので、ご期待ください。

「金融のプロからも良いと思われる案件を」ーーSAMURAI澤田社長、山口取締役インタビュー

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