ソーシャルレンディング投資は2010年から。私の投資判断基準

ソーシャルレンディング投資は2010年から。私の投資判断基準

こんにちは、サムです。

ソーシャルレンディングは業者も案件も増えており、投資判断に迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、私なりの投資判断の基準を参考として紹介します。

2つの目的分け

私はソーシャルレンディングでの運用方法について、最近は以下の2つの目的で資金を分けています。

  • 1. 資産拡大(高利回り案件への積極投資)
  • 2. 老後のための資産形成(低リスク案件への投資)

資産拡大においては、「どこまで資産を拡大させられるか」を目指しており、趣味の領域ともいえます。その目的上、元本の毀損リスクは高まりますが、高利回り案件にも積極的に投資しています。
一方、老後のために最低限の資産を作る必要があるため、老後用の資産形成を目的として、低リスク案件への投資も並行しています。

それぞれの投資額の割合は定めていないものの、毎月最低6万円(年間72万円以上と定める。月毎に変動あり。)を低リスク案件に回しています。
また高利回り案件で得た利益を、低リスク案件に回すこともあります。

以降、これらの具体的な運用方法について、紹介していきます。

資産拡大(高利回り案件)の運用方法

ソーシャルレンディング業界が成長期である現在だからこそ、高利回り案件でも収益を上げられるチャンスと考えて、高利回り案件に投資しています。

高利回りの案件では、実は共通する明確な投資判断基準はありません。

その上で強いて基準を挙げるならば、「新規参入業者のキャンペーン案件」です。

理由は、初期の案件はソーシャルレンディング事業者が自信を持っている案件を出すため、利回りが高くても比較的リスクは低いと考えているからです。
ただし、ソーシャルレンディング事業者自体に問題がある場合もあるので、注意が必要です。

高利回り案件で私が投資している割合が多い2社について、投資している理由をご紹介します。

クラウドクレジット

クラウドクレジット

クラウドクレジットは海外への投資のためリスクもある一方、リターンも期待できるファンドが多いです。

私はペルーの案件を中心に投資を行っています。

日本のソーシャルレンディング事業者の多くは、担保がない場合、借り手がデフォルトすると元本のほとんどを毀損してしまいます。
一方、クラウドクレジットのペルー案件では、「そもそもデフォルトは発生する」という考えのもと、大数の法則で利回りを設定しているので、利回りが予想から大きく狂うことはない(例えば、元本の8割以上が毀損する可能性は低い)と考えて投資しています。

グリーンインフラレンディング

グリーンインフラレンディングの評判、安全性とリスクまとめ

グリーンインフラレンディングは自然エネルギーへの投資ということで、リスクは高いでしょう。

それでも私が投資している理由は、「売電予定価格が魅力的で、投資家に需要がありそう」だと考えているからです。

太陽光発電を例にすると、売電予定価格が32円/kwh以上になっています。
産業用の売電価格は、2017年度には21円/kWhとなっているため、太陽光発電に投資する投資家から見ると32円/kwhは魅力的な内容です。

老後のための資産形成(低リスク案件)の運用方法

低リスク案件では、以下の3点を重視しています。

  • 1. 短期間(6~12ヶ月)
  • 2. 担保がある
  • 3. 事業者に実績がある

短期間

運用期間が24ヶ月以上となると市況が大きく変わってしまう可能性があるため、リスクを抑えるには6~12ヶ月程度が適切と考えています。

6~12ヶ月程度であれば、市況が変わっても、元本の毀損はある程度抑えられると考えています。
※元本が全く毀損しないとまでは考えていません

1~3ヶ月の案件には、低リスクでも基本的には投資していません。
理由としては、償還から次の投資まで間が空いてしまうため、短期間だと利回りに大きく影響してしまうからです。

投資家が償還金を使用して再投資できるのは概ね7営業日(約10日)、投資申し込みを行ってから実際に投資されるまでも数日~1ヶ月程度かかります(※案件や事業者によって変わります)。

当然ながら、1~3ヶ月の案件は、6ヶ月以上の案件より市況変化に対するリスクが低いです。
そのため例えば、「銀行預金に預けている人で少し利子が増えるだけでも良い」と考えている人には向いています。

私のように利回りも求める人には1~3ヶ月の案件は不向きにも見えますが、以下のような運用方法はいかがでしょう。

1~3ヶ月後にまとmまったお金が必要だけど、その間だけ運用したい場合には短期のファンドが有用です。
例えば私の場合は株式投資で株主優待を取得していますが、株主優待が多い3月や9月は資金をより多く用意したいため、3月や9月に返済されるように1~3ヶ月の案件を選ぶこともあります。

担保がある

担保がある

不動産以外の案件は担保評価が難しいものの、不動産案件は担保となる不動産の評価額が載っている案件もあり、リスクを抑える上で重要な参考材料になります。

不動産案件では、第1順位の抵当権で、LTVが80%未満の案件に投資しています。

本当はLTVが70%未満にしたいのですがなかなかないため、多少リスクを負って80%未満にしています。

東京都心の案件の場合は不動産を売却しやすいため、第2順位の抵当権でも投資する場合があります。
この場合は第1順位の抵当権の割合が評価額の50%以内の案件で、第2順位含めてLTVが80%未満となるような案件に投資しています。

事業者に実績がある

高利回り案件では新規参入事業者に積極的に投資している一方で、低リスク案件では完済実績があるソーシャルレンディング事業者の案件に限定しています。

実績を重視するのは、ソーシャルレンディング事業者に対する信頼性ももちろんですが、案件に対すして妥当な審査を行なっているか判断基準とするためです。

現在のように、借り手企業が匿名化されている状態では、案件の精査を投資家が行うのは難しいため、借り手企業を審査するソーシャルレンディング事業者の信頼性が重要になります。
こうした考えのもと、完済実績を数多く作っている業者であれば、審査もしっかりしているとしています。

私の投資実績

以上の投資判断で投資した結果、2011年から2016年までの私の投資収益(各年)は、以下のようになっています。
※2010年から投資を開始していますが、2010年は分配がありませんでしたので、2011年からの投資実績です。

私の投資実績

損失も紹介すると、確定分で2016年までにSBIソーシャルレンディングとAQUSHの個人向けローンで約17,000円のデフォルトが発生しています(現在も少しずつ返済はあるものの、約20万円が遅延中)。

maneoではリスクが高い、と判断して個人向けローンに投資していませんでしたが、AQUSHは順調に推移しており、SBIソーシャルレンディングはSBIグループへの期待から、大きな金額ではありませんでしたが、個人向けローンにも手を出してしまいました。

まとめ

数ある案件の中から選ぶのは大変ですが、自分の投資判断の基準を持っていれば、投資する案件は絞れます。
利回りを重視するのか、リスクを重視するのかでも基準は変わるので、自分の投資基準を持っていない方は他の投資家の意見も参考にしながら、自分なりの投資基準を設けてみてはいかがでしょうか。

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