maneoとSBIソーシャルレンディングを比較!2社の違いとは?

maneoとSBIソーシャルレンディングを比較!2社の違いとは?

現在、国内には20社以上のソーシャルレンディング事業者あります。
その中でも、運営歴やこれまでの募集実績は各事業者ごとに異なります。

投資家からの金額募集実績1位のmaneoと2位のSBIソーシャルレンディングでもこれは同様です。
そして、事業者それぞれ募集できるファンドテーマなど特徴も異なります。

今回はソーシャルレンディングでも大きな実績を誇るmaneoとSBIソーシャルレンディングを比較します。

maneoとは

ソーシャルレンディング業界のパイオニア的存在であり、業界最大手の会社がmaneoです。

その募集金額は下記のように推移しています。

maneoの募集額推移

maneoは2016年では月平均の募集金額は21.4億円でしたが、2017年に入り平均募集金額が31.9億円にまで増加。
3月の50.9億円という数字が大きく影響していますが、すべての月で前年の平均募集実績を上回る数字となっています。

業界最大手のmaneoの月次の募集状況からは、2016年に引き続き2017年も好調なソーシャルレンディング市場の姿を伺うことができます

maneoファンドの内容は不動産案件から企業の融資案件まで様々で、非常にバラエティーに富んでいます。
maneoのファンドは年5.0~8.0%の利回り(一部例外もあります)です。他社ファンドでは10%前後の利回りのファンドもあるため、若干利回りは低めです。

貸付型+ファンド型クラウドファンディング市場の50%以上のシェアという、業界の圧倒的最大手という立場が投資家からの支持を集めています。
他の大手と比べても抜きん出た集金力を誇っており、2017年6月14日時点において成立ローン総額は742億円を誇ります。

さらにベンチャーキャピタルからの資金調達にも成功しています。
順調な事業拡大が継続すれば、今後ソーシャルレンディングに特化した事業者初の上場企業となるかもしれません。

SBIソーシャルレンディング

ネット証券大手のSBI証券を傘下に持つ東証1部上場のSBIホールディングス<8473>において、ソーシャルレンディング事業を手掛けているのがSBIソーシャルレンディングです。

SBIグループとしての信用力を背景に、ソーシャルレンディング業界の大手の一角を形成しています。そんなSBIソーシャルレンディングの募集金額は下記のように推移しています。

SBIソーシャルレンディングの募集推移

SBIソーシャルレンディングは2016年の月間の平均募集金額が9.1億円と10億円未満でしたが、2017年に入り急増。
2017年は月平均18.2億円と前年比で倍増しています。

2017年5月には28.2億円を募集しており、業界最大手であるmaneoの21.7億円を超える募集金額となっています。

maneoと同様、SBIソーシャルレンディングのファンドも他社と比較して利回りは低い傾向があります。

しかし、SBI証券の顧客である投資家の株券を担保に融資を行う証券担保ローンファンドを募集(利回りは約2%)する等、事業者の信頼感に加えて、ユニークなファンドの取扱いも魅力となってきています。

なお、過去のファンド募集金額の詳細数字は開示されていませんが、2016年10月時点で150億円の募集実績があります。

maneoとSBIソーシャルレンディングの違い

投資家からの応募金額

前述の通り、maneoは国内最大の実績を誇るソーシャルレンディング事業者です。

2017年11月時点においても両事業者の応募金額は異なり、

他方、maneoとSBIソーシャルレンディングは国内ソーシャルレンディングではもっとも早くからサービスをはじめた2社で、最大の募集金額を持ちます。

両者とも、これまでの実績という面では、投資家から比較的高い信頼を得ているのではないでしょうか。

募集するファンドテーマ

両者とも多岐にわたるファンドを募集しているものの、比較を行うと特徴もみられます。

maneoでは、投資家募集取り扱いをmaneoマーケット社が行うソーシャルレンディング事業者と同様のファンドを、maneoというプラットホームにて提供しています。
例えば、ガイアファンディングやアメリカンファンディングといった米国不動産を対象としたファンドや、クラウドリースが行う店舗ビジネス向けのファンドなどを提供しています。

一方のSBIソーシャルレンディングでは、同様のファンドは提供していないものの、「SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド」というマイクロファイナンスにかかわるファンドを提供しています。

このようにmaneoとSBIソーシャルレンディングを比較すると、ファンドテーマも利回りや保全への取り組みも異なるファンドを通して見出せます。

利回り

これまでに募集してきたファンドの利回りを比較すると両者には大きな違いが見られます。

2017年11月15日において、SBIソーシャルレンディングの平均利回りは3%ほど、maneoは7%ほどと、maneoの方が利回りが高い水準です。

SBIソーシャルレンディングは近年まで利回りを抑えたファンドの提供を行なっていました。
一方maneoは利回りという点でも様々なファンドを提供していたためこのような結果となっています。

前述した「SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド」はSBIソーシャルレンディングの中でも高い利回りが期待できる比較的新しいファンドのため、こうした取り組みにより同社の平均利回りも高まっていくことが考えられます

大手2社の募集金額から見える傾向

上記2社の案件の平均利回りは業界平均と比較すると低い傾向にあります。しかしながらソーシャルレンディング投資においては、各案件のリスクとともにソーシャルレンディング事業者のリスクも考慮する必要があります。

大手の会社であれば問題ないとはいえませんが累計募集金額の多さは、投資家からの信頼をあらわす指標となりうるのではないでしょうか。

当面はmaneoとSBIソーシャルレンディングが業界を先導する?

大手ソーシャルレンディングの月間募集金額から見ると、今後当面はmaneoとSBIソーシャルレンディングが業界を引っ張っていくと考えられます。

業界のパイオニアかつ圧倒的な募集実績を有するmaneoと、ネット証券大手SBI証券グループのSBIソーシャルレンディングの募集数字は、他社のそれを大きく引き離しています。

さらに新規投資家の取り込みという観点においても、maneoはGMOクリック証券との提携によりGMOクリック証券のユーザーに、SBIソーシャルレンディングはSBI証券のユーザーにリーチすることができます。

ラッキーバンクが累計調達金額100億円達成目前

新興系ソーシャルレンディング会社の中でも勢いのある会社がラッキーバンク。

不動産案件に特化し、比較的高い利回りのファンドを提供し、募集実績を上げてきています。案件の募集があっても、短時間で募集枠が埋まってしまうことが多いことでも知られています。

そんなラッキーバンクの6月14日時点での累計調達金額は99.4億円。100億円の達成が目前となっています。

ラッキーバンクは早々に、募集金額100億円突破会社の仲間入りをすることになりそうです。

まとめ

大手ソーシャルレンディング事業者は比較的利回りが低めかもしれませんが、日銀がマイナス金利を導入している日本で、利回り数%という金融商品は多くはないでしょう。

安心感がある大手ソーシャルレンディング会社。今後も動向に注目です。

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