こんにちは。IPOメカニックです。

ソーシャルレンディングは世界的に普及していますが、日本ではまだまだ新しい投資です。

そのことから投資としてのリターンやリスクなどを踏まえた”投資の中での立ち位置”というものがなかなかはっきりしていないんですよね。

 

そこで今回は”リターン”、”リスク”、”安定性”、”専門知識”、”手間”という5つの点に着目して、ソーシャルレンディングを自分が実践している4の投資と比較していきたいと思います。

これを見ればソーシャルレンディングについての一長一短が見えてくるはずです。

今まで「ソーシャルレンディングって魅力って何??」となかなか掴めなかった方は参考にしてくださればと思います。

また、下記ではそれぞれの投資について採点しています、全て自分が経験した中でつけたものになります。人によっては多少ズレがあるかもしれませんがその点はご了承ください。

まず、はじめに基準となるソーシャルレンディングの採点は下記としました。

リターン
リスク
安定性
専門知識 ◯
手間 ◎

 
◎・・・非常に優れている
◯・・・優れている
△・・・普通
✖︎・・・劣っている

 

これを基準として、各投資の採点を見ていってください。

 

IPO投資と比較

まずは、自分が最も得意としているIPO投資と比較してきましょう。

IPO投資の採点

リターン
リスク
安定性 ✖︎
専門知識 △
手間 △

 

IPO投資は比較的ローリスク・ハイリターンの理想的な投資方法になります。

ただ、やはり”抽選に当選しなければいけないという大きなハードル”がありますので、非常に不安定な投資方法でもあるんですよね。

IPOに申し込みするにも様々な証券会社にログインしなければならず、1年通して1つも当選できなければ、ただ時間を無駄につかっただけになり、投資でもなんでもなくなってしまいます。

また、ある程度IPOの良し悪しを判断するための知識も必要になってきます。

せっかくIPOに当選しても公募割れになってしまっては損をしてしまうだけなので、それを見抜くための知識は必須です。

以上の点からソーシャルレンディングと比較すると、「IPO投資は爆発力はあるが、当選しなければ勝負の場にも立てない不安定な投資方法」といった感じです。

瞬発力では負けますが、投資における手間や安定性という部分ではソーシャルレンディングが圧倒していると思いますね。

 

株主優待のつなぎ売りと比較

株主優待つなぎ売りの採点

リターン △
リスク
安定性
専門知識 △
手間 ✖︎

 

知らない人もいると思いますので、株主優待のつなぎ売りを簡単に説明すると、同じ株価で両建てすることにより、株価変動リスクをなくして株主優待だけゲットするという方法です。

こちらはリスクは少ないですが、リターンのメインは株主優待になりますので、1つの銘柄ではせいぜい1万円〜2万円の利益を出すことしかできません。

株主優待が多くある3月や9月でも頑張って10万円〜15万円が限界になります。

少ない月では1万円以下ということも少なくありません。

とはいっても1年通せばある程度の株主優待はゲットできますし、しっかりとこなせば利益が0円ということはまずないです。

しかしながら、両建てする手間がすごいかかりますし、資金も最低でも数万円、多くて数百万円がかかります。

それに加えてどの会社がどんな株主優待を設けているのかもチェックが必要で、ゼロから始めるとなるとかなりの知識が必要です。

安全性とリスクという面ではソーシャルレンディングよりも優れていると思いますが、”手間”と”専門知識”の面で大きな差がでてきます。

またソーシャルレンディングは1万円から投資できるので、資金面でみてもソーシャルレンディングの方が優れているといえるでしょう。

 

FXと比較

FXの採点

リターン
リスク ✖︎
安定性 ✖︎
専門知識 △
手間 △

 

FXで一番大事なのはやはり知識だと思います。

チャート分析をし、感情を殺して、トレードしなければ安定して勝つことは本当難しいです。初心者が何の知識もなしにトレードした場合はハイリスク、ハイリターンになります。

ただ、その場合は投資というよりもギャンブルになってしまう可能性が大きいので、投資の中では非常に経験が必要な投資といえるでしょう。

また、買い注文や売り注文をだす手間もありますから、ソーシャルレンディングのようにほったらかしで利益をあげられるという投資ではありません。

ソーシャルレンディングと比べると、極めれば大きなリターンが見込めるが、その分リスクが高い上に、専門知識が必要な非常にハイレベルな投資方法といえますね。

 

社債と比較

リターン
リスク
安定性
専門知識 ◯
手間 ◎

 

個人的に一番ソーシャレンディングに近いのが社債じゃないかなと思います。社債の場合はソーシャレンディングと同じで、価値が変動しないものがほとんどですからね。

基本的には両者とも投資した後は貯金同様に投資家が何もすることはなく、満期時に投資した金額に利子が上乗せされて償還される形です。

社債の場合は会社が倒産しなければ利益が得られますので、知名度が高い大手企業ならばリスク面ではソーシャルレンディングよりも優れていると思います。

しかしながらそのような大手企業の社債は利回り1%台など、非常に低利回りでソーシャルレンディングと比べると5倍以上違ってくるんです。

100万円投資した場合では数万円の差がでてきてしまうんですよね。

最近は人気がある社債の利回りは年々低下気味ですから、投資対象としての魅力は薄くなっているように感じます。

 

貯金と比較

貯金の採点の採点

リターン ✖︎
リスク
安定性
専門知識 ◎
手間 ◎

 

貯金は投資とはいえませんが、ソーシャルレンディングとよく比較されることが多いので、一応採点してみました

実はソーシャルレンディングサービスにはサイト上に投資シュミレーターというものが置かれていて、利回りを計算できるようになっているんですが、下記のように投資の収益だけでなく、銀行定期の収益も合わせて表示されることが多いんですよね

意識していなければわざわざこのような表示にする必要はないと思いますから、間違いなく貯金をライバルのように意識していると思われます。

また、意識しているのは貯金とソーシャルレンディングは非常に似ているところが多いからでしょう。

投資家目線でいえば両者ともに、商品を選択したらあとはほったらかしで、こちらからアクションをすることはありませんからね。中身は全く違いますが、投資家的にはほとんど一緒に感じてしまうかもしれません。

話が逸れたので、貯金の採点に戻ります。

やはり一番ネックなのはリターンが低いことです!!

ソーシャルレンディングでは利回りが5%以上というのが普通ですが、普通用金の金利はネット銀行でも0.1%程度。定期預金でも0.3%ほどですから、そう考えると10倍以上の差がでてきてしまいます。

しかも、上記のシミュレーション結果を見ていただければわかると思いますが、ファンドによっては利回りが1,000倍以上変わってきてしまうんです。

リスクという意味では貯金はペイオフの対象になっていることもあり、リスクは”ほぼない”といっても過言ではありませんが、この程度の金利では資産は全く増えていきませんからそれを含めると魅力的な金融商品とはいえないでしょう。

まとめ

当然ですが、どの投資も一長一短があります。そして、基本はリターンが高ければリスクも高いです。

ただ、ソーシャルレンディングに関しては”ローリスク、ミドルリターン”とリスクに対してややリターンの方が大きい投資だと個人的には思っています。

それに加えて手間もほとんどかからずに、上級者と初心者の差もほとんどありませんから、ホントに今まで貯金しかしたことがなかったという人でも手を出しやすい投資です。

理想的な投資といっていいでしょう。

その証拠に上記の投資を全て経験している自分が今一番力をいれているのがこのソーシャルレンディングですからね。

もちろん、リスク分散ということを考えて、自分は上記の投資も引き続き続けていくとは思いますが、この先もしばらくはソーシャルレンディング市場に一番アンテナを張って、積極的に投資を続けていくつもりです。

執筆者紹介

IPOメカニック

ファイナンシャルプランナーの資格を持つカーメカニック個人投資家。自身が運営する 「IPOで稼ぐメカニックの株ログ」はIPO株からREIT、そしてソーシャルレンディングまでを幅広くカバーする人気ブログ。初心者目線での分かりやすい文調と独自の視点で多くのファンを獲得している。