リタイア後の資産運用にソーシャルレンディングが最適な3つの理由

リタイア後の資産運用にソーシャルレンディングが最適な3つの理由

こんにちは。中田健介です。

今回は「老後の資産運用」がテーマです。

凸版印刷株式会社の資産運用に関する意識調査によると、年齢が高いほど資産運用をしている人の割合が高い傾向があり、60代の男性で資産運用をしている人の割合は50%、70代の男性で資産運用をしている人の割合は58%に上るそうです。※1(2016年)

リタイア後の世代は、一般的に現役世代に比べて多くの資産を持っていますが、給与所得は減るので定期的な収入は少なくなります。また、年金の受給開始年齢は年々引き上げられている一方ですが、平均寿命は延びており、生活費・介護医療費など生涯での支出は増える傾向にあります。

こうした要因を踏まえると、リタイア後に資産運用を行う必要性がうかがえます。

それでは、リタイア後の資産運用に適した投資商品とはどういったものでしょうか。

リタイア後の資産運用に適した投資商品とは

リタイア後の資産運用にソーシャルレンディングが最適な3つの理由

リタイア後の資産運用には、以下の特徴を持つ投資商品が適していると考えられます。

価格変動が少ない

リタイア後の世代は給与所得が得られないため、資産の多くを失ってしまうような大きなリスクはとりにくくなります。
そのため、FXや仮想通貨など価格変動が大きい投資商品は向いていないでしょう。

安定した定期収入が得られる

リタイア後の資産運用では、年金だけでは不足しがちな収入を補うことを目的として、キャピタルゲインを狙う投資よりも、比較的安定した定期収入(インカムゲイン)の得られる投資商品を求めている傾向があると考えられます。
実際に、債券や定期的に配当金が得られる投資信託などが人気となっているようです。

ローンを組む必要がない

多くの金融機関では、高齢の人に対して長期・多額の融資はあまり積極的には行われていないでしょう。

そのため、既に大きな資産を持っている人を除けば、不動産投資などの多くの資金を必要とする投資を新たに始めるのは難しいと考えられます。
基本的には自己資金の範囲でできる投資商品が求められるでしょう。

ソーシャルレンディングが老後の資産運用に適している理由

リタイア後の資産運用にソーシャルレンディングが最適な3つの理由

ソーシャルレンディングは、先ほど挙げた「価格変動が少ない」「安定した定期収入」「ローンを組む必要がない」の条件をいずれも満たしており、リタイア後の資産運用に適していると言えます。
さらに、ソーシャルレンディングには老後の資産運用先として以下のメリットもあります。

利回りが比較的高く、予測しやすい

ソーシャルレンディングの平均年利回りは8%程度で、債券・不動産投資など他のインカムゲイン投資と比べて高い水準です。※2
(2018年9月時点)

また、出資した元本で行われる事業は融資であるため、利回りや運用期間は事前に決まっており、貸し倒れや返済遅延、為替差損などが発生しない限り、予定通りの収益が得られます。
安定した定期収入という点では優れていると言えるでしょう。

少ない資金でも投資できる

ソーシャルレンディングは数万円程度から投資が可能のため、資産が多くない人でも気軽に始めることができます。

不動産投資のように多額のローンを組む必要もありません。また、投資金額が少なくても手数料や利回りは変わらないため、特に不利になることはありません。

所得の少ない人ほど税率が低くなる

ソーシャルレンディングの収益は基本的に雑所得となるため、所得の高い人ほど高い所得税が適用されます。
逆に、給与所得などがなければ税率は低くなるため、リタイア後の人にとっては有利だと言えます。

リタイア後の世代にソーシャルレンディングが広まるための課題

リタイア後の資産運用にソーシャルレンディングが最適な3つの理由

老後の資産運用として様々なメリットがあるソーシャルレンディングですが、クラウドポートが2017年に実施したソーシャルレンディング投資家アンケート結果によると、現状ではソーシャルレンディング投資家のうち60代以上の割合は5.8%にすぎません。※3

リタイア後の資産運用にソーシャルレンディングが最適な3つの理由
図:ソーシャルレンディング投資家の年齢別割合

60代以上の投資家にソーシャルレンディングが広がらないのには、以下の理由が考えられます。

知名度が低い

「フィンテック」という言葉自体は広く知られるようになりましたが、フィンテック関連の投資商品であるロボアドバイザーや仮想通貨などと比べてもソーシャルレンディングの知名度はまだまだ低いのが現状です。

以前に比べれば新聞や雑誌で取り上げられることも増えてはきましたが、ネット記事などに触れる機会が比較的低いと思われる60代以上の投資家にとっては、ほとんど知られていないものと思われます。

パソコンやスマホの操作が苦手な人も多い

私の親は現在70代で、パソコンでメールやブラウザを見ることはできますが、ネットバンキングやオンラインで飛行機の予約をするといった操作はできません。

現状ではすべてのソーシャルレンディングサービスはネットを通じて提供されているので、サービスを利用するには最低限パソコンやスマホの操作ができることが前提となります。

しかし、年長の人ほどそうした機器の操作が苦手なケースが多く、そのためにソーシャルレンディングが敬遠されていることもあると思われます。

いずれソーシャルレンディングでも電話や対面で投資ができるようになれば、そうした層にも広がっていくかもしれません。

口座開設の年齢制限がある

事業者によっては口座開設の際に年齢制限があります。大半の事業者では20歳以上75歳以下というのが基準となっています。

ただ、年齢の上限を超えていても、個別に事業者に相談すれば口座が開設できるケースもあるようです。

おわりに

先に述べたように、現状では60代以上でソーシャルレンディングに投資する人はあまり多くはありません。

しかし、ソーシャルレンディングはリタイア後の投資先として優れた特徴を持っています。知名度や操作性などいくつかの問題点が解消されていけば、いずれそうした世代にも広がっていくでしょう。

リタイア後の世代は大きな資産を持っている人が多いので、業界としてもこの層を取り込むことは重要な課題だと言えます。


※1:凸版印刷株式会社「資産運用に関する意識調査(2016年)」
※2:クラウドポート調べ
※3:ソーシャルレンディング横断比較サービス「クラウドポート」ソーシャルレンディング投資家アンケート結果発表

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