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るいとう(株式累積投資)とは?手数料やメリット・デメリットを解説します
るいとう(株式累積投資)とは?仕組みやメリット、注意点を紹介!

るいとう(株式累積投資)とは?手数料やメリット・デメリットを解説します

るいとう(株式累積投資)とは、自分で選んだ株を定額(毎月1万円以上など)で積み立て購入する方法です。

国内企業の株を購入する場合は、100株や1,000株など1単元という単位ごとで売買することになっています。そのため、1株あたりの株価が高い企業の株を購入しようと思っても、場合によっては数十万円、数百万円もの資金が必要になります。

しかし、るいとう(株式累積投資)を利用することで、高額な株も少額から購入することが可能になります。今回はるいとう(株式累積投資)とはなにか、またかかる手数料やメリット、デメリットについて解説します。

るいとう(株式累積投資)とは

るいとう(株式累積投資)とは、株を毎月1万円以上など一定金額を積み立てながら購入していく方法です。
例えば、自動車メーカー大手のトヨタ自動車株式会社(証券コード:7203)の株を購入したいと考えたとします。

トヨタ自動車の株は、2017年10月2日の終値で6,716円でした。この時にトヨタ自動車の株を購入しようと考えた場合、1単元は100株と設定されているため、実際にトヨタ自動車の株を購入するには67万1,600円が必要です。

しかし、るいとうであれば、任天堂の株を毎月1万円で小数点の株数といったように、少額で積み立てて購入することができます。※1

るいとう(株式累積投資)の特徴

るいとうの特徴は、毎月1万円以上などの少額からの投資が可能という点です。毎月一定金額で購入するため、小数点以下で少しずつ保有株数が増えていきます。

保有株数が増えていけば、それに応じた配当金を受け取ることができることに加え、保有株数が1単元以上になった場合は、自分名義の口座にすることによって株主優待を受け取ることもできます。
るいとうは、1単元株を分割購入していると思えばイメージしやすいかもしれません。

るいとう(株式累積投資)のメリット

少額で投資を始められる

るいとうは毎月決まった金額を積み立てていくので、少額投資で始められるというメリットがあります。株を購入するためには、多くの資金を用意しないとできないと思われがちですが、人気株でも1万円などから投資が可能になるのです。

金額単位で株が購入できる

一般的に株を購入しようと思ったときの購入金額は、その時点の株価で決まります。つまり、株価によって購入金額にバラツキが生じます。

るいとうを活用することによって、毎月1万円といった金額単位で株を購入することができるため、毎月の投資金額を変えたくない人にとってはメリットがあるといえるでしょう。

ドルコスト平均法で投資ができる

ドルコスト平均法とは、値動きのある金融商品を毎月一定金額で購入することにより、価格が高いときには少なく、価格が安いときにはより多く購入していく方法です。
ドルコスト平均法をすることによって、1単位あたりの平均購入金額を結果的に低くすることができます。

るいとうは毎月一定金額で長期間株を購入することになるので、必然的にドルコスト平均法で購入することになり、リスク分散ができます。

配当金がもらえる

るいとうは単元株数にならなくても保有株数に応じて配当金をもらうことができます。
ただ、基本的に配当金は、自動的に再投資されることが多いため、実感することは少ないかもしれません。

るいとう(株式累積投資)のデメリット

取り扱っている証券会社が限定的

手数料が安いネット証券で、るいとうができないということは大きなデメリットになるでしょう。

るいとうは原則として大手証券会社の支店取引のみとなっているため、ネット取引をすることができません。取引は基本的に支店窓口やコールセンターから行う必要があるのです。

手数料が割高

るいとうは売買手数料が割高です。例えばSMBC日興証券では、100万円以下の売買は1.242%の売買手数料がかかります。※2

今回ネット証券5社を調査したところ、株式の売買手数料が0.2%を超えることはなかったため、るいとうは手数料が割高ということがわかります。※3(2017年7月13日時点)

それに加えて、証券会社によっては売買手数料とは別に口座管理料が必要となる場合もあります。大和証券では、るいとうの口座管理料として年間3,240円がかかります。るいとうをする場合、証券会社をよく見極める必要がありそうです。※4

対象商品が限定的

るいとうは全ての銘柄から選ぶことができるわけではありません。大和証券では、約1,800種類以上の中から購入したい株を決定することができます。※5

東証に上場している企業が3,560社なので、約半数の株しかるいとうで購入できないことになります。※6(2017年7月14日時点)

株主優待が受け取れない

るいとうで購入した株は、名義が購入者ではなく証券会社にあります。したがって、例え株主優待を受け取る条件を満たしていても、証券会社に名義がある限りは株主優待を受け取ることができません。

多くの証券会社ではるいとうで購入した株数が単元株数に達した場合、名義を購入者に変更してくれますが、単元株数以下で株主優待を受け取れる企業では注意が必要です。

売買タイミングが決められない

るいとうは毎月決められた日に株を購入することができる一方で、自分で売買タイミングが決定できないという面もあります。

例えば、自分が購入しようと思っている株が割安だと判断したとしても、そのタイミングで株が購入できずチャンスを逃す可能性があります。また、購入日の変更も電話か店頭で手続きしなければならず、平日の手続きをするのは難しい人もいるかもしれません。

るいとう(株式累積投資)に似ている投資法

るいとうは手数料が高く、ネットからの注文ができないため利便性に欠けます。多少るいとうとは違うものの、少額から積立投資をしたいという人向けに、以下の投資方法を紹介します。

  • 単元未満株投資
  • 株式ミニ投資
  • プレミアム投資

上記3つの違いを以下の通りです。

単元未満株投資 株式ミニ投資 プレミアム投資 るいとう
ネット証券の取扱 × ○(カブドットコム証券のみ) ×
手数料 やや高い 高い やや高い 高い
対象商品 東証上場銘柄+α 証券会社指定銘柄 東証上場銘柄+α 証券会社指定銘柄
最低売買単位 1株 単元の1/10株 1株 小数点以下
株式の名義 自分 証券会社 自分 証券会社
株主優待 受け取れる 受け取れない 受け取れる 受け取れない
オンライン申し込みの可否 可能 可能 可能 不可

※7、8、9を参考

単元未満株投資

単元未満株投資とは、単元に満たない株数から株を購入できる制度です。SBI証券のS株、マネックス証券のワン株、カブドットコム証券のプチ株などがあります。これらの制度は証券会社によって違いがあるものの、1株から株を購入することができます。

単元未満株のメリットとしては、以下の項目が挙げられます。

  • 売買できる銘柄が豊富
  • 単元未満株で株主優待を提供している企業の株主優待が受け取れる
  • 売買タイミングが1日1〜2回ある

しかしデメリットとして、るいとうのように一定金額を決めて積み立てることはできません。

株式ミニ投資

株式ミニ投資とは、単元株の10分の1から株を購入できる制度です。るいとうと同じく証券会社が指定した特定の銘柄しか購入することができません。

株式ミニ投資のメリットは、1日1回売買タイミングがあるという点です。また、配当金も再投資されることなく株数に応じて受け取ることができます。
一方で、こちらも金額単位で購入することができないため、るいとうのような積み立てをするのは難しいかもしれません。

プレミアム投資

カブドットコム証券にはプレミアム投資という投資法があります。プレミアム投資とは、るいとうと同じように毎月500円から積み立てて企業の株を購入することができます。
るいとうと比較すると手数料も安く取り扱い銘柄も多いため、メリットがあるといえるでしょう。

ただし、るいとうは金額に応じて小数点以下の単位で株を購入することができますが、プレミアム投資では1株単位での取引になるため、完全なドルコスト平均法で購入できるわけではないことに注意が必要です。

るいとう(株式累積投資)に向いている人

購入タイミングを気にせず株を買いたい人

株を購入しようと思っても、値下がりするリスクを恐れて購入できなかったという人もいるかもしれません。るいとうは、毎月決まった時期に決まった金額だけ投資をするので、購入タイミングを気にすることなく投資をすることができます。
ドルコスト平均法を利用して、時間的なリスクを避けたい人に向いているでしょう。

手を出しにくい高額な株を買いたい人

るいとうを利用することで、今まで手が出せなかった高額な株を購入することができます。任天堂のように高額な株を1単元購入できる人はそれほど多くないのではないでしょうか。
話題になっている株を少しずつでも投資したい人にるいとうは便利な制度といえるでしょう。

毎月少額を積み立てて投資したい人

るいとうは一括投資ができないので、短期的に大きなリターンを狙って投資をするのは難しいでしょう。
しかし、毎月少しずつでも投資を増やして応援したい企業があるという人は、るいとうを利用することで少額からその企業に投資できるようになるでしょう。

るいとう(株式累積投資)を提供している証券会社

るいとうを提供している証券会社としては、以下があります。(マネーの手帳調べ、2018年4月時点)

証券会社によっては、口座管理手数料がかかるので注意が必要です。

また、るいとうの対象になっている銘柄数はどの証券会社でも1,800種類程度はあるため、あまり差はありません。

SBI証券のS株、マネックス証券のワン株、カブドットコム証券のプチ株といった単元未満株のように、るいとうと類似した仕組みもあるため、るいとうだけにこだわらず、他の証券会社の類似した仕組みも合わせて比較検討するとよいでしょう。

まとめ

るいとうは単元株の価格が高く、手が出せない株を購入するには利便性が高いといえます。

しかし、るいとうは手数料も安くないため、ネット証券が提供している類似の制度とどちらの制度を利用すべきか考える必要があるといえるでしょう。


※1:株探 トヨタ自動車 (トヨタ) 【7203】
※2:SMBC日興証券 株式るいとう
※3:SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券、松井証券
※4:大和証券 手数料
※5:大和証券 るいとう(株式累積投資)取扱銘柄一覧
※6:マネックス証券 ワン株(単元未満株)
※8:大和証券 株式ミニ投資
※9:カブドットコム証券 プレミアム積立(プチ株)

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