マネックス証券では、投資の運用益が非課税になるNISA・つみたてNISAを扱っています。
NISA・つみたてNISAは多くの証券会社で口座開設できますが、細かいサービス内容は各証券会社によって異なります。
今回は、マネックス証券でNISA・つみたてNISAを始めるメリットやお得なサービスについて解説します。
【マネックス証券の基本を知りたい方はこちら】
目次
NISA・つみたてNISAとは
NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
非課税期間 | 最長5年間 | 最長20年間 |
非課税投資枠 | 最大600万円(年間120万円) | 最大800万円(年間40万円) |
口座開設期間 | 2023年まで | 2037年まで |
投資方法 | 一括投資または積立投資 | 積立投資 |
投資対象 | 国内株式、海外株式、投資信託 | 一定の条件を満たした投資信託 |
※1
NISA・つみたてNISAとは、投資の運用益が非課税になる少額投資非課税制度です。
株式・投資信託の売却益や配当金、分配金には、通常20.315%の税金がかかります。
たとえば、保有中の株式を売却して100万円の利益が出ても、税金が約20%差し引かれるので、実際の利益は約80万円になります。
しかし、NISA口座で購入した株式であれば非課税対象となり、100万円がそのまま利益となります。
NISAとつみたてNISAは投資の運用益が非課税になるのは同様ですが、内容が異なります。
NISAは年間120万円まで非課税枠が設定されており、投資対象は国内株式、海外株式、投資信託と幅広いのが特徴です。
一方、つみたてNISAは非課税枠は年間40万円までで、投資方法は積立投資、投資対象は一定の条件を満たした投資信託に限定されています。
しかし、非課税期間は最長20年間と長いため、長期で資産形成を目指す方向けの制度といえます。
NISAとつみたてNISAは併用できないので、どちらかを選択する必要があります。
また、NISA・つみたてNISA口座は、すべての金融機関を通じて1人1口座しか開設できないので金融機関選びも重要です。
【つみたてNISAの詳細はこちら】
マネックス証券でNISA・つみたてNISA口座を開設するメリット
次に、マネックス証券でNISA・つみたてNISA口座を開設するメリットを解説します。
国内株の取引手数料が無料
マネックス証券は、NISA口座における国内株(単元株)の取引手数料が無料になります。
たとえば、マネックス証券で20万円の株取引を行うときの通常の取引手数料は、通常194円(税込)です。※1(2018年10月時点)
国内株を中心に取引をする場合は、マネックス証券のNISA口座を活用すると取引手数料が節約できます。
外国株の取引手数料がお得
マネックス証券のNISA口座は、外国株の取引手数料もお得になります。
マネックス証券では米国株と中国株が取引でき、通常は以下のような手数料がかかります。※2(2018年10月時点)
- 米国株:約定代金の0.45%(5米ドル〜20米ドル)
- 中国株:約定代金の0.25%(45香港ドル〜450香港ドル)
しかし、NISA口座での取引なら、買付時の国内株式手数料が全額キャッシュバックされます。
国内約定日が当月の取引について、当月最終営業日の為替レートで円換算した金額が、翌月の最終営業日までに証券口座に一括して入金されます。
ただし、現地の諸費用や売却手数料はキャッシュバックの対象外のため、ご注意ください。
「銀行deつみたて」の利用でNISA口座を活用した投資も可能
マネックス証券では、「銀行deつみたて」の利用でNISA口座を活用した投資も可能です。
銀行deつみたてとは、普段利用している金融機関口座からの引き落としで投信積立ができるサービスです。
証券口座へ入金する手間がなく、一度設定すれば投資信託を自動で買い付けてくれるので、続けやすいのがメリットです。
銀行deつみたての引落手数料は無料で、投資信託の購入時手数料も実質0円になります。
銀行deつみたてをNISA口座で活用すれば、運用利益が非課税になるので、通常の投信積立よりもコストを抑えられます。
実績が多いマネックス証券のIPO投資でNISA口座を活用可能
マネックス証券はIPO(新規株式公開)投資の実績が多く、NISA口座の活用も可能です。
マネックス証券のIPOは取扱数が豊富で、2017年は54社のIPOを取り扱いました。※3
また、コンピューターで無作為に抽選を行うので、取引実績に関わらず当選のチャンスがあります。
当選したIPO株はNISA口座でも購入が可能です。
【マネックス証券のIPO投資の詳細はこちら】
つみたてNISA対象商品の取扱数が豊富
マネックス証券はつみたてNISA対象商品の取扱数が豊富で、130本の投資信託を購入できます。
つみたてNISA対象商品の取扱数は、証券会社によって異なります。
2018年10月現在、金融庁が認めているつみたてNISAの対象商品(投資信託)は158本で、マネックス証券はその8割以上の投資信託を取り扱っています。※4
マネックス証券のつみたてNISAなら、さまざまな投資信託を比較しながら投資する銘柄を選べます。
マネックス証券のNISA・つみたてNISA以外でお得なサービス
最後に、マネックス証券のNISA・つみたてNISA以外でお得なサービスを解説します。
マネックスセゾンカードでマネックスポイントが3倍
マネックス証券には、投資信託の購入や保有でマネックスポイントが貯まるポイントプログラムがあります。
貯まったポイントは株式手数料に充当、マイルや電子マネーに交換など、さまざまな特典と交換できます。
投資信託の購入では、販売手数料(税抜)の1.5%相当のポイントが付与されます。
しかし、マネックスセゾンカードを持っている場合は、付与されるポイントが3倍の4.5%相当に優遇されます。※5
マネックスセゾンカードは、マネックス証券のキャッシュカードとセゾンのクレジットカードが一体になったカードです。
提携金融機関のATMから証券口座へ入金すると、リアルタイムに買付可能額に反映されます。
年会費は無料なので、マネックス証券でよく取引をする場合は利用を検討するとよいでしょう。
資産設計・運用ツールなどの多様なサービスが活用できる
マネックス証券では、資産設計・運用ツールなど多様なサービスが活用できます。
「マネックス・ライフプランシミュレーション」では、「将来資金」「住宅資金」「教育資金」「結婚資金」の4つの資金についてシミュレーションできます。
たとえば、「将来資金」では年齢や家族、収入、支出などのプロフィールや目標の貯蓄額を入力すると、目標に対して貯蓄額がいくらになるかシミュレーション結果を伝えてくれます。
また、目標の貯蓄額を達成するために、投資(投信積立)を活用した場合のシミュレーション機能も用意されているので、運用方針や毎月の積立額を検討することも可能です。
まとめ
マネックス証券のNISAは、国内株や外国株の手数料がお得で、銀行deつみたてを使った投信積立やIPOで活用する方法もあります。
また、つみたてNISAは取扱商品が豊富で、さまざまな投資信託を比較しながら投資する銘柄を選べます。
NISA口座は1つしか持てないため、マネックス証券や他の証券会社などを比較したうえで、NISA・つみたてNISA口座の開設を検討しましょう。
※1:マネックス証券、手数料・費用
※2:マネックス証券、手数料と費用(NISA)
※3:【2018年版】IPO投資におすすめの証券会社を比較!
※4:マネックス証券、ファンド検索
※5:マネックスセゾンカード