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ロボアドバイザーの実績を調査!どのサービスの実績が良い?
NISAを活用してロボアドバイザーの資産運用は可能かどうか調査しました

ロボアドバイザーの実績を調査!どのサービスの実績が良い?

ロボアドバイザーとは、自分の代わりに資産運用を自動で行ってくれるサービスです。

簡単な質問に答えるだけで、最適な資産配分の設定から金融商品の買付、リバランス(資産配分の調整)までをすべて任せられるので、高度な知識がなくても比較的始めやすい資産運用方法です。

しかし近年は、ロボアドバイザーの種類が増えているため、どのサービスを選べばよいかわからない人もいるでしょう。

そこで今回は、人気が高い4つのロボアドバイザーの実績比較を行い、解説します。
※マネーの手帳調べ(2018年7月9日時点)

ロボアドバイザーの実績比較結果

ウェルスナビ THEO(テオ) 楽ラップ マネラップ(MSV LIFE)
最低投資額 10万円 1万円 10万円 1000円
積立金額 1万円から 1万円から 1万円から 1000円から
運用プラン(ポートフォリオ) 5通り 228通り 9通り 8通り
運用管理手数料 預かり資産3000万円まで:年率1.0%(税抜)
3000万円を超える部分:年率0.5%(税抜)
預かり資産3000万円まで:年率1.0%(税抜)
3000万円を超える部分:年率0.5%(税抜)
固定報酬型:最大年率0.702%(税込)
成功報酬併用型:最大年率0.594%+運用益の5.4%(税込)
年率0.648%未満(税込)
運用にかかるコスト ETFの信託報酬年率0.04%~0.44%(税抜)
※平均経費率は年率0.10%~0.14%
ETFの信託報酬年率0.06%~0.89%(税抜) 年率0.2888%以下(税込) 年率0.343%未満(税込)
最も高い運用実績(設定来) ドル建て:+23% 円建て:+20% (リスク許容度5:2018年6月末) +11.98%(グロース81%、インカム17%、インフレヘッジ2%:2018年6月末) +28.52%(1000500コース:2018年3月末) +16.76%(MSV内外ETF資産配分ファンドHコース:2018年6月末)
最も低い運用成績(設定来) ドル建て:+9% 円建て:+5% (リスク許容度1:2018年6月末) +7.34%(グロース5%、インカム66%、インフレヘッジ29%:2018年6月末) +5.92%(1000010コース:2018年3月末) -6.02%(MSV内外ETF資産配分ファンドBコース:2018年6月末)
主な実績 預かり資産800億円、10万口座超(2018年5月:ロボアドバイザーNo.1) 預かり資産230億円、運用者数3.2万人超(2018年2月) 預かり資産300億円、契約件数2.8万件超(2018年3月) 預かり資産約362億円(2018年3月)

※1~※12

上の表は、人気が高い4つのロボアドバイザーの実績を比較したものです。

確認できる中、ロボアドバイザーの中で最も良い実績を持つのがウェルスナビで、2018年5月に預かり資産が800億円、申込件数が10万口座を突破しています。

次に預かり資産が大きいのが、マネックス証券が提供するマネラップ(MSV LIFE)の約362億円です。

そして、楽天証券の楽ラップが300億円超、株式会社お金のデザインのTHEO(テオ)が230億円超という順番です。

今回比較したすべてのロボアドバイザーが預かり資産、口座数を増やしていることから、資産運用が自動化できるロボアドバイザーへの関心の高さがわかります。

4つのロボアドバイザーの中で運用実績(設定来)が最も高かったのが、楽ラップの「1000500コース(かなり積極型:TVTなし)」で+28.52%でした。

ウェルスナビの「リスク許容度5」も+20%(ドル建ては+23%)と高く、全体的に株式の割合が大きい、ハイリスク・ハイリターンの運用プランが高いリターンを残しています。

一方、運用実績が最も低かったのがマネラップで、「MSV内外ETF資産配分ファンド(Bコース)」は-6.02%と、4つのロボアドバイザーの中で唯一マイナスでした。

THEO(テオ)は、最も高い運用実績(+11.98%)と最も低い運用成績(+7.34%)の差が小さく、すべての運用プランで安定した成績を残しています。

このように、資産運用をすべて任せられるロボアドバイザーを比較すると、運用実績に大きな差があることがわかります。

ウェルスナビの実績

ウェルスナビは、6~7つの海外ETFが投資対象です。

ローリスク・ローリターンの「リスク許容度1」から、ハイリスク・ハイリターンの「リスク許容度5」まで、5通りの運用プラン(ポートフォリオ)が用意されています。

サービス開始当初(2016年1月)に100万円、その翌月から3万円ずつ積み立てた場合の運用成績(2018年6月まで)は以下の通りです。

リスク許容度 累計元本 資産評価額 リターン
1 187万円(1.64万ドル) 197万円(1.78万ドル) 5%(+9%)
2 187万円(1.64万ドル) 206万円(1.86万ドル) 10%(+13%)
3 187万円(1.64万ドル) 212万円(1.92万ドル) 14%(+17%)
4 187万円(1.64万ドル) 219万円(1.98万ドル) 17%(+21%)
5 187万円(1.64万ドル) 224万円(2.03万ドル) 20%(+23%)

※2

2016年から2018年にかけて、世界の株式市場が好調だったこともあり、リスク許容度が高いほどリターンも高くなっています。

5通りの運用プランがありますが、マイナスが一つもなく、安定した運用成績を残しています。

現在はドル建てのほうがリターンは大きくなっていますが、今後は為替の動向によって円建てのほうがよくなる可能性もあります。

また、これまでの運用成績がよいからといって、無条件に「リスク許容度5」を選べばよいわけではありません。

今後の動向によっては、リスク許容度が高いほど損失が大きくなる可能性もあります。

ウェルスナビはロボアドバイザーではNo.1の実績(預かり資産、口座数)を残しています。

運用プランや料金体系がシンプルでわかりやすいことも人気を集めている理由かもしれません。

ただし、ETFの信託報酬を合わせると、実質コストは年率1.2%前後と比較的高いことに注意が必要です。

THEO(テオ)の実績

THEOは海外ETF(30~40銘柄)が投資対象で、利用者に合わせて228通りもの運用プランを用意しています。

運用プランは、高いリターンを目指す「グロース」、定期的に多くの安定した受取利子を得ることを目指す「インカム」、資産の実質価値の保全を目指す「インフレヘッジ」の割合で決まります。

THEOが発表している2018年6月までの運用成績によると、「グロース81%、インカム17%、インフレヘッジ2%」のプランが+11.98%と最も高いリターン実績を残しています。

一方、最も低いのが「グロース5%、インカム66%、インフレヘッジ29%」の+7.34%です。※5

他のロボアドバイザーと比較してリターンは高くありませんが、最も低い運用プランでも7%を超えるリターンを確保できているのが強みです。

料金体系はウェルスナビと同じで、ETFの信託報酬を考慮すると、実質コストは年率1.2%前後と比較的高くなっています。

預かり資産や運用者数は順調に増えており、運用成績も安定していますが、他のロボアドバイザーよりもリターンが低くなっていること、実質コストが比較的高いことに注意が必要です。

楽ラップの実績

楽ラップは主に国内の投資信託(インデックスファンド)が投資対象で、9通りの運用プランがあります。

運用プランは大きく、「保守型」「やや保守型」「やや積極型」「積極型」「かなり積極型」の5つがあります。

そして、保守型以外は、株式市場の値動きが大きくなったときに損失を緩和する「TVT機能」があるプランとないプランが用意されています。

楽天証券が発表している2018年3月までの運用状況によると、「1000500コース(かなり積極型:TVTなし)」が+28.52%と、4つのロボアドバイザーの中で最も高い運用成績を残しています。

2017年までの株価上昇の恩恵を受けたことが、好成績の理由です。

一方、最も低いのが「1000100コース(保守型:TVTなし)」の+5.92%です。

他のコースに比べてリターンは高くありませんが、株式の比率が低いため、株式の下落幅が大きかった2018年1月~3月は-1.83%と、楽ラップの全コースの中で最もマイナス幅が小さい実績となりました。※9

楽ラップの実質コストは年率1%未満で、ロボアドバイザーの中では比較的低く設定されているのも強みです。

また、2018年3月期で預かり資産300億円、2.8万件を突破し、利用者が順調に増えています。

マネラップ(MSV LIFE)の実績

マネラップは、海外ETFを主要投資対象とする投資信託(MSV内外ETF資産配分ファンド)が投資対象で、8通り(A~Hコース)の運用プランが用意されています。

マネックス証券が発表している2018年6月までの運用成績によると、「MSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース)」が+16.76%と高いリターンを残しています。

一方、運用成績が最も低いのが「MSV内外ETF資産配分ファンド(Bコース)」の-6.02%で、4つのロボアドバイザーの中で唯一マイナスの実績となりました。

また、「MSV内外ETF資産配分ファンド(Aコース)」も-4.33%であり、債券の割合が高い投資信託のリターンがマイナスだったことがわかります。

マネラップは、2018年3月期の預かり資産は約362億円で、ウェルスナビの次に規模が大きいロボアドバイザーです。

また、信託報酬を含めた実質コストが1%未満と比較的低く、1,000円から投資が始められるのも強みですが、運用実績がマイナスの運用プランがあるのが不安材料です。

まとめ

どのロボアドバイザーでも、資産配分の設定から金融商品の買付、リバランスまで、資産運用をすべて任せられます。

しかし、ロボアドバイザーによって運用実績には差があり、安定した運用成績を残しているロボアドバイザーほど、今後も高いリターンが期待できます。

今回紹介した各ロボアドバイザーの実績を参考に、利用するロボアドバイザーを検討してみてください。


※1:手数料・最低投資額について|WealthNavi
※2:運用実績|WealthNavi
※3:預かり資産・運用者数No.1 ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」が預かり資産800億円を突破|PR TIMES
※4:手数料について|THEO
※5:2018年6月までの実績に関して|THEO
※6:数字で見るロボアドバイザー|THEO
※7:手数料(楽ラップ)|楽天証券
※8:運用状況(楽ラップ)|楽天証券
※9:2018年3月期決算説明資料|楽天証券
※10:コストについて|MSV LIFE
※11:運用実績情報開示|MSV LIFE
※12:2018年3月期決算説明資料|マネックスグループ

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