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資産運用のリスクとは?投資商品ごとのリスクも比較
資産運用のリスクにはどんな種類があるかをまとめました

資産運用のリスクとは?投資商品ごとのリスクも比較

資産運用を始めてみようとして、その投資にリスクがどのくらいあるのか把握できていないのであれば、まだ始めるべきではないかもしれません。

資産運用でお金は増やしていくことは可能ですが、それ相応のリスクがあるのも確かです。しっかりとこのリスクを理解して、資産運用を始めていきましょう。

資産運用のリスクって一体何?

資産運用においてのリスクは元本割れをしてしまうことや、高いリターンに目がくらみ、許容できないリスクを背負う投資をしてしまうといったことが挙げられます。

このようなことにならないためにも、資産運用のリスクを理解していきましょう。

元本割れの可能性

資産運用の大きなリスクは元本割れの可能性があることです。元本割れとは投資した額よりも金融商品の価値が低くなってしまうことを指します。

例えば株式に100万円投資した結果、90万円の価値に下がったら元本割れになり、、10万円の損失を出していることになるのです。

ただし短期的に元本割れが発生しても、長期的に配当金目当てで投資をしている場合は、最終的に損失分を回収してプラスになる可能性もあります。

購入した金融商品をどのような扱いにするかで保有し続けるかどうか見極める必要があります。

リスクとリターンの関係性

金融商品によってリスクとリターンは違ってきます。この場合のリスクとはリターンの振れ幅がどのくらいあるのか?ということです。

例えば価格が100円の金融商品があった場合、50円から150円まで変動する可能性があるAと言う金融商品があったとします。利益を大きく出せる可能性もありますが、損失が大きい可能性もあります。

逆に価格が100円で90円から110円の間で変動する可能性があるBという金融商品の場合はどうでしょうか?
金融商品Aより利益は小さいですが、損失も小さくすみます。

このように、選ぶ金融商品の価格の振れ幅によって、リスクとリターンの関係性は変わりますので、確認してから投資をするようにしましょう。

リスクの種類7つ

次に、資産運用にどのようなリスクがあるのかを説明していきます。主に7つのリスクがありますので、一つずつ見ていきましょう。

金利変動リスク

金利が変動することにより、金融商品の価値が上下してしまう可能性のことを金利変動リスクといいます。

主に債券が大きい影響を受けます。例えば金利1%の債券を保有していたとします。国が好景気になり金利が上昇すると金利2%の債券が出てきました。

そうなると、債券投資をする人は基本的に金利2%の債券に投資をするので、金利1%の債券の価格(価値)が下落することになります。

逆に金利1%の債券を持っていて、国が不景気になり金利が下落することで別の債券(金利0.5%)が出てくると金利1%の債券を投資する人が増えるので価格(価値)は上昇します。

他にも住宅ローンの金利が変動することで支払い金額が変動します。不動産を変動金利で契約している場合は注意しましょう。

価格変動リスク

価格変動リスクとは株式や債券などの金融商品の価格が変動するリスクのことを指します。価格が変動する理由は金融商品により違いがあります。株の場合は企業収益の増減が予想されると価格が変動しやすいです。

他にも外国に関わる金融商品の場合は、為替やその国の情勢により価格が変動する可能性があります。

また、不正やスキャンダルなどが起きた場合も金融商品によっては価格が下がる可能性が高いため、投資した金融商品に関する情報は常にチェックするようにしましょう。

為替変動リスク

日本円と外貨との為替相場による変動のリスクを為替変動リスクといいます。著しい成長が期待できる国があった場合、多額の投資が行われます。

そうなると、その国の通貨の価値が高くなります。為替は需要と供給のバランスを見て決定されるので、常に変動するものと考えていいでしょう。

外国の金融商品を購入する場合は為替変動リスクも念頭において投資するようにしましょう。

信用リスク

信用リスクとは国もしくは企業が経営難、倒産などにより債務者としての責務を果たせない可能性があるリスクをいいます。もしも信用が落ちるような出来事が起これば、元本の毀損や利息などが支払われないことになります。

しっかりと信用リスクを把握するには、国や企業の経営状況や財務、格付けなどをチェックするようにしましょう。日本なら東京商工リサーチ、帝国データバンク、海外ならDun&Bradstreet、Moody’sからのレポートを見ることで格付けなどの確認ができます。

カントリーリスク(国と地域)

投資先の国の情勢などにより株式や債券、為替に影響が出てしまう可能性をカントリーリスクといいます。

投資先の国が財政難などになると債券が紙くずになる可能性もあります。国が潰れるわけがないという保証はどこにもありませんので、十分国の状況を把握してから投資するようにしましょう。

一般的には金利が高い国ほど債務不履行になる可能性が高いといわれているので、高いリターンを求める場合には注意してください。外国の債券や株式を購入している投資信託もありますので、どこの国の金融商品を購入しているのかも確認すると、よりリスクの把握ができるようになります。

流動性リスク

売りたい時に売ることができなくなるリスクを流動性リスクといいます。売ることができない状態には自然災害や戦争などが原因になることもありますが、売買の量が極端に少なくなり取引が成立しない場合もあります。

例えばAという会社が不祥事を起こして、その影響で売り注文が殺到すると株取引が成立しづらくなります。 
多くの金融商品の中で流動性リスクが高いのが不動産です。購入単価が高い金融商品であるために売る相手がすぐ見つからないためです。また、現金化を急ぐと買いたたかれる可能性もあるので注意しましょう。

マーケットリスク

マーケットリスクは市場リスクとも呼ばれています。債券、株式市場の状況により価格が変動するので、市場ごとにどのようなリスクが想定されるかを把握しておくようにしましょう。1つの市場だけで資産運用をすると、何かしらの影響(金利変動や為替変動など)で大きい損失を出してしまう可能性があります。

損失を避けるためには性質の違うマーケットに投資する、つまり分散投資することでマーケットによる変動の影響を大きく受けないようにするといいでしょう。

リスクを踏まえて資産運用をするた際のポイント4つ

資産運用をするにあたり、リスクとどのように付き合っていくのかが大事なポイントになります。

4つのポイントをチェックして自分自身の資産運用に照らし合わせてみてください。

各金融商品の特徴

各金融商品の特徴を把握することは重要です。リスクやリターンなどの特徴を把握することで、目標の数字に合わせて資産運用をしていくことができるようになるでしょう。表にまとめてみましたので確認してみてください。

金融商品 特徴
預金 預貯金は預金保険制度により1名あたり1,000万円までの保証がされている。リスクは小さいが、現代は低金利時代のためリターンも小さい。
国内債券 預金よりも比較的高い利回りで資産運用することが可能。日本が破たんした場合、元本や利息が支払われない可能性がある。
外国債券 国内債券よりも大きい利回りが期待できる。国が破たんした際の元本や利回りが支払われない可能性と円高の影響で損失を出す恐れがある。
株式投資 投資先にもよるが株価の上下が激しいものもある。大きいリターンを出せる可能性もあるが、倒産などで紙くずになる可能性もある。
不動産投資 人が十分に住み、空室率が少なければ、安定的な収入を期待できると言われる不動産投資。大きなリターン(利回り)は期待できないものの、空室率が少なければリスクも少ないと言われています。ただし、不動産購入にかかる金額は大きく、借金により購入金額を賄うことも多いため、不動産によってそのリスクは大きく異なる可能性があります。
FX投資 レバレッジという、証拠金の数倍の価格で取引を行うことで、大きな利益も期待できますが、一方で大きなリスクもあります。 
デリバティブ FXなどに代表される先物、スワップ、オプション取引のことです。価格の乱高下が激しく、一瞬で元本を失くし、多大な負債を背負うことになる可能性も。逆に大きなリターンを得られる可能性もある。

他にも投資信託をはじめとしてなど、様々な投資があり、それぞれ期待できるリターンと損失を被ってしまうリスクは異なります。
特に投資信託は投資対象が様々なので、ファンドごとにリスクも異なります

投資家自身がとれるリスクと期待するリターンを把握した上で、投資対象を選ぶことが大切です。

余裕資金

資産運用をする場合は余裕資金で行うようにするほうがよいでしょう。もしくは生活レベルを落とさない範囲の資金で始めることもできます。特にリスク許容の観点から生活レベルを落とさないことは重要です。

仮に生活レベルを落としてしまうほどの資金で資産運用に失敗したら、今までの生活が出来なくなる可能性が高くなります。人によってはローンの支払いが難しくなることで周りの人間を巻き込んでしまうことになりかねません。十分に注意したうえで余裕のある資金で資産運用を行いましょう。

長期保有

投資と聞くと1年で10倍のリターンなどを想像するかもしれませんが、基本的に短期間で大きなリターンが出ることはありません。多くの場合は長期保有をして、複利(投資した利益を元本に足していく方法)を使って資産運用していきます。

特に長期保有と複利の相性は良いです。例えば1年で5%の利回りを出す金融商品があったとします。これを複利で10年間の資産運用を行うと、実質金利は62.895%になります。単利(元本のままの投資)だと50%であることから、より大きいリターンを生み出すことができるのがわかります。

分散投資

投資には大小関わらずさまざまなリスクが存在し、これらを回避する方法はないと言っても過言ではありません。ですが、このリスクを最小限にする方法があります。それが分散投資です。

分散投資とは異なったジャンルの金融商品や購入する時間などを分散して投資することをいいます。何かしらのリスクで1つの金融商品の価値が下落したとしても、全体の損失を小さくできるのが特徴です。
例えばA、B、C、Dという金融商品が全て1口10万円で販売され、価格の変動でリターンを出すタイプの資産運用と仮定します。山田さんはAだけを4口購入し、佐藤さんはA、B、C、Dを全て1口ずつ購入します。

1年後、Aという金融商品の価値が5万円まで大幅に下落した場合どうなるでしょうか?山田さんの損失は20万円、佐藤さんは5万円です。しかも、佐藤さんの場合はA以外の金融商品が損失分をカバーしている可能性があります。

この例だけでも分散投資をするメリットがあることがわかるのではないでしょうか。

まとめ

資産運用するうえでのリスクや金融商品それぞれが持っているリスクなどさまざまなものを紹介しました。資産運用を始める前にこれらのリスクを確認しておくだけでも、投資方針や目標設定に良い影響を与えてくれるはずです。損失をなるべく回避するためにも、リスクの確認を忘れないようにしましょう。

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