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SMBC日興証券とは?その特徴や評判、メリット・デメリットを解説
SMBC日興証券とは?その特徴や評判、メリット・デメリットを解説

SMBC日興証券とは?その特徴や評判、メリット・デメリットを解説

SMBC日興証券は三井住友フィナンシャルグループの証券会社で、野村證券・大和証券などと並び、日本の大手証券の1つに分類されています。

信用取引手数料の低さとIPOの豊富な取り扱い実績が強みで、支店窓口や電話で担当者と相談しながら投資できるなどの特徴があります。

今回はSMBC日興証券の特徴や評判、メリット・デメリットを解説します。

SMBC日興証券とは

SMBC日興証券は1918年に創業した総合証券で、2009年に三井住友フィナンシャルグループ入りし、2011年に日興コーディアル証券から、現在のSMBC日興証券に社名変更しました。

SMBC日興証券はネット専業証券とは異なり、支店・コンタクトセンター(電話)・オンライントレードの3つの取引窓口があるのが特徴です。

SMBC日興証券の口座の種類

SMBC日興証券の口座には、「総合コース」と「ダイレクトコース」の2つの取引コースがあります。
自分の投資スタイルに合わせて、取引コースを選択することが大切です。

総合コース

総合コースでは、支店担当者からのアドバイスや投資情報の提供を受けながら取引できます。

預り資産に応じた投資相談、投資情報の提供などの「コンサルティングサービス」を受けられるのが特徴です。

また、支店窓口(支店代表電話含む)のほか、オンライントレード、日興コンタクトセンターなどすべての取引窓口が利用できます。

取引手数料は支店での取引が最も高く、約定代金100万円までの場合、約定代金の1.242%(最低5,400円)かかります。

また、オンライントレードや「てれトレ(自動音声)」の場合は、取引手数料が支店の30%割引、注文専用ダイヤル(オペレータ)の場合は支店の15%割引となります。

総合コースの場合は、SMBC日興証券で取り扱うすべての商品の取引が可能です。

総合コースは、専門知識を持つ担当者に直接相談したい人や、運用を任せたい人向けとなっています。※1

ダイレクトコース

ダイレクトコースは、パソコンやスマートフォンを使って、自分のペースで取引できるコースです。

総合コースに比べて株式委託手数料が低く、約定金額帯ごとに定額の手数料が設定されており、わかりやすいのが特徴です。

株式現物取引は最低手数料が135円で、手数料低水準のネット専業証券(SBI証券、楽天証券など)と比較しても大きな差はありません。

個別銘柄情報やマーケット情報、アナリストレポートなどの投資情報も充実しています。

また、投資信託の取り扱いも豊富で、取扱銘柄数は1,000本以上、申込手数料が無料のノーロードファンドも400本以上取り扱っています。(2018年6月時点)

ただし、総合コースに比べると取扱商品が少なく、株式オプション、年金・保険、ファンドラップなどは対象外です。

取引操作などでわからないことがあれば、日興コンタクトセンターや支店に電話などで相談できますが、投資相談は店頭のみです。

ダイレクトコースは、自分で判断しながら投資をしたい人や、取引手数料を低く抑えたい人に向けた設計となっています。※2

SMBC日興証券の特徴・メリット:株式投資

次に株式投資について、SMBC日興証券の特徴やメリットを紹介します。

ダイレクトコースの信用取引手数料が無料

SMBC日興証券では、ダイレクトコースの信用取引手数料が、約定代金や期間にかかわらず、いつでも無料です。

約定代金・建玉残高にかかわらず、信用取引の株式委託手数料は無料です。

中にはSBI証券や楽天証券のように、約定金額が大きくなると、大口優遇で信用取引手数料が無料になる証券会社もあります。

しかし、約定金額が5,000万円以上などの条件があり、個人投資家にはハードルが比較的高いといえます。

そのため、SMBC日興証券のように、条件なしでいつでも手数料が無料になるのは、信用取引を行う人にとってはメリットでしょう。

ただし、委託手数料以外の諸費用(金利・貸株料など)は無料の対象外です。

SMBC日興証券の買方金利(年利)は制度信用2.50%、一般信用3.00%、貸株料(年利)は制度信用1.15%、一般信用1.40%となっています。

信用取引手数料が無料になるのはダイレクトコースのみです。総合コースは無料ではないので注意が必要です。※3

ダイレクトコースで高機能取引ツールが使用可能

SMBC日興証券では、ダイレクトコースで高機能取引ツールが使用可能です。

PC用取引ツールの「パワートレーダー」は、リアルタイムの豊富な投資情報と注文機能が一体化したトレーディングツールです。

ワンクリックで注文画面に移動でき、スピーディーな注文が可能です。銘柄登録リストや投資ニュース、チャートなどの複数の情報を1つの画面で確認できます。

パワートレーダーは、通常月額3,240円(税込)の利用料金が必要ですが、初めての場合は、申込時点から翌月末日まで無料で利用できます。

無料トライアル期間後は、「当月の現物株式・信用取引の取引回数5回以上」の利用条件を満たすと、翌月は無料になります。※4

また2019年4月から「BRiSK for SMBC日興証券」のツールが使用できるようになりました。

東京証券取引所の全上場銘柄のフル板と呼ばれる注文情報をリアルタイムで確認することができ、より取引をスムーズにすることが可能です。

IPO取り扱い実績はトップクラス

SMBC日興証券のIPO(新規株式公開)取り扱い実績は証券業界でもトップクラスです。

2017年は71社、2016年は64社のIPOを取り扱っています。※5

同じ総合証券の野村證券や大和証券よりも多く、証券会社全体では、トップのSBI証券の次に多い取扱数です。

SMBC日興証券は、企業のIPOのサポートで中心的な役割を果たす「主幹事」を務めることが多いので、割り当てられる株式数が多いと考えられます。

株式投資が少額で可能

SMBC日興証券は株式を10分の1単位から購入できる「株式ミニ投資」を提供しています。

たとえば、株式の多くの銘柄は通常100株を一単元として売買されていますが、株式ミニ投資の場合は100株の10分の1単位、つまり、10株単位で売買ができます。

株式ミニ投資なら、100株購入するのに100万円が必要な銘柄も、10分の1単位で購入できるので、10万円あれば投資可能です。

株式ミニ投資の手数料は、オンライントレードなら約定代金2,000円以上で756円(税込)となっています。

投資対象銘柄数は約2,100銘柄で、東証1部からJASDAQまで幅広くカバーしています。※6

また、上場株式のうち、SMBC日興証券が選定した銘柄(株式・ETF・REIT)を毎月一定額ずつ購入できる「株式るいとう」も取り扱っています。

株式るいとうは、1銘柄につき月々1万円以上1,000円単位で購入できるのが特徴です。

一度設定すれば自動で買い付けてくれるので、手間がかからないのがメリットです。

株式るいとうの手数料は、1売買単位の約定代金が100万円以下の場合、約定代金の1.242%(税込)となっています。

ただし、株式るいとうは、支店とコンタクトセンター(オペレータ)での取引に限られるので注意が必要です。※7

さらに、SMBC日興証券の独自サービスで金額・株数指定取引ができるキンカブがあります。

キンカブでは、1銘柄につき500円以上、500円単位の金額指定と小数点以下5位までの株指定で株式投資が可能です。

ミニ株より少額で投資したい場合は、キンカブの利用も検討してみると良いでしょう。

SMBC日興証券のデメリット

ここでは、SMBC日興証券のデメリットについて解説します。

総合コースの手数料は比較的高い

SMBC日興証券は、総合コースの手数料が比較的高いのがデメリットです。

約定代金 支店・支店代表電話(総合コース) オンライントレード(総合コース) オンライントレード(ダイレクトコース)
~10万円 5,400円 1,890円 135円
~20万円 5,400円 1,890円 194円
~30万円 5,400円 2,608円 270円
~50万円 6,210円 4,347円 432円
~100万円 12,420円 8,694円 864円

※8

上の表は、総合コースとダイレクトコースの株式委託手数料を約定代金ごとにまとめたものです。

ダイレクトコースの手数料は、手数料が低いネット専業証券と比較しても大きな差はありません。

しかし、総合コース(支店・オンライントレード)の手数料は、ダイレクトコースに比べて高いことがわかります。

総合コースは担当者に相談しながら投資できるのが強みですが、投資で利益を大きくするためには、できるだけコストを抑えることが大切です。

そのため、総合コースを選ぶなら、コストに見合ったサービスが受けられるのかを判断する必要があります。

IPO株の一般投資家への配分は10%

SMBC日興証券はIPOの取り扱いが豊富ですが、個人投資家に抽選で配分されるのは全体の約10%しかありません。

SMBC日興証券に割り当てられる株数の約90%は、資産状況や取引実績など考慮して配分先が決められます。

つまり、営業担当者との付き合いがあり、今後の取引継続・拡大が見込める投資家などに優先して配分されています。

保有資産や取引実績が少ない個人投資家は、抽選に参加しても当選する確率は比較的低いといえるでしょう。

IPO投資を目的にSMBC日興証券を利用する場合は、取引実績や営業担当者との関係を作ることも大切です。

また、総合コースでの取引が必要なので、手数料が高くなるデメリットもあります。※5

2019年2月からはダイレクトコース限定でIPO優遇特典が導入されています。

IPO投資で抽選しなかった場合、最大5%を目処としてブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのステージランクによって、ステージ別抽選が適応されます。このステージ別抽選によって、再度IPO投資に当選する可能性があります。

SMBC日興証券の評判

ここでは、SMBC日興証券の評判について解説します。

全国の支店で相談できる

SMBC日興証券は首都圏を中心に、全国に支店があるため、最寄りの支店で資産運用の相談ができます。

多くの支店は主要都市に設置されており、アクセスが良く、訪問しやすい場所にあります。

また、直接店舗に行けない場合も、支店代表電話に連絡して対応してもらうことも可能です。

全国の支店で相談できるのは、ネット専業証券にはない、総合証券ならではの強みといえるでしょう。

三井住友銀行の口座と連携

SMBC日興証券には、同じ三井住友フィナンシャルグループである三井住友銀行の口座との連携サービスがあります。

「バンク&トレード」は、SMBC日興証券の証券総合口座と三井住友銀行の普通預金口座をつなぐインターネット専用のサービスです。

銀行と証券間をパスワード入力なしで移動でき、銀行と証券の預り残高一覧や推移を確認できます。

また、簡単な操作で銀行と証券間の入出金を簡単に、即時に行うことが可能です。証券口座で不足金や追加保証金が発生した場合は、自動で振り替えることもできます。

さらに、SMBC日興証券を通じて三井住友銀行の「日興支店」の普通預金口座を開設すると、特別金利定期預金を作成できるサービスもあります。

SMBC日興証券で取引をする場合は、三井住友銀行の口座との連携サービスの活用を検討するとよいでしょう。

日興カードでATMから入出金ができる

SMBC日興証券では、日興カード(キャッシュカード)で提携金融機関のATMから入出金ができます。

証券口座への入金手数料は、基本的に無料です。

また、出金は三井住友銀行では終日無料、セブン銀行と東京スター銀行では平日昼間などは無料で利用できます。

その他のATMでは手数料がかかりますが、毎月月初から5回分の手数料を原則として、翌月の最初の営業日にキャッシュバックしてくれるサービスがあります。

日興カードは銀行のキャッシュカードと同じように使えるので、振込などの手続きが苦手な人でも、コンビニATMなどで簡単に入出金が可能です。※10

SMBC日興証券の口座開設方法

最後に、SMBC日興証券の口座開設方法について確認していきましょう。

総合コースかダイレクトコースを事前に選択

SMBC日興証券で口座開設をするときは、総合コースとダイレクトコースの内容を確認しておくことも大切です。

総合コースは支店窓口や電話で、担当者に相談しながら投資できるのがメリットですが、手数料が比較的高いデメリットもあります。

一方、ダイレクトコースは手数料が低く、パソコンやスマートフォンで投資できるのがメリットですが、投資に関する相談は支店窓口に限定されています。

どちらのコースもメリット・デメリットがあるので、自分に合ったコースを選択しましょう。

本人確認書類を準備して各種情報を入力

取引コースを選択したら、本人確認書類を準備して口座開設の申し込みを行います。

「SMBC日興証券口座開設アプリ」を利用すると、スマートフォンで運転免許証などを撮影することで、申込書や本人確認書類を郵送することなく口座開設ができます。

アプリはiPhoneとAndroidの両方に対応しているので、事前にダウンロードしておくとよいでしょう。

アプリのほかに、申込書類を自分で印刷する方法(ダイレクトコース限定)や申込書類を取り寄せる方法、支店で口座開設する方法もあります。

仮パスワードと日興カードを受け取り口座開設完了

口座開設の申込後、仮パスワードと日興カードが簡易書留郵便でそれぞれに郵送されます。

両方とも無事に届いたら、口座開設は完了です。

ログインできるかどうか、また、日興カードが使えるかを確認して、問題がなければ取引を始めましょう。

もし、仮パスワードや日興カードが届かない場合は、コンタクトセンターなどに連絡をして確認してください。

まとめ

SMBC日興証券は大手証券の中でも、信用取引手数料の低さやIPOの取り扱いが豊富なのが強みです。

また、ダイレクトコースを選べば低い手数料で取引でき、総合コースなら担当者に相談しながら投資をすることも可能です。

SMBC日興証券で口座開設を考えている場合は、自分自身の投資方針と照らし合わせて、比較検討しましょう。


※1:総合コース|SMBC日興証券
※2:ダイレクトコース|SMBC日興証券
※3:日興イージートレード信用取引|SMBC日興証券
※4:パワートレーダー|SMBC日興証券
※5:新規公開株式(IPO)/公募・売出し(PO)等|SMBC日興証券
※6:株式ミニ投資|SMBC日興証券
※7:株式るいとう|SMBC日興証券
※8:株式委託手数料|SMBC日興証券
※10:キャッシュカード|SMBC日興証券
※11:キャンペーン|SMBC日興証券

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