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【2018年版】独立系運用会社9社の直販型投資信託をまとめて徹底比較
【2018年版】独立系の直販型投資信託をまとめて徹底比較

【2018年版】独立系運用会社9社の直販型投資信託をまとめて徹底比較

通常投資信託を購入する場合は、銀行や証券会社(販売会社)を経由することがほとんとですが、直販型投資信託と呼ばれる投資信託は、銀行や証券会社(販売会社)を通さずに販売されています。

販売会社を通さない分、購入手数料がかからないなどのメリットがあり、直販型投資信託に投資をしている投資家も多くいます。

今回は、独立系運用会社9社の直販型投資信託をまとめて徹底比較します。

※各情報は各直販型投資信託の運営会社の公式Webサイトの情報に基づいています。
※1、2、3、4、5、6、7、8、9(マネーの手帳調べ、2018年6月20日時点)

直販型投資信託とは

直販型投資信託とは、運用会社が個人投資家に直接販売する投資信託です。

投資信託は、投資家から集めた資金を運用する運用会社と、投資信託の募集・販売などを行う販売会社が分かれているのが一般的です。

銀行や証券会社が投資信託の販売会社となり、さまざまな運用会社の投資信託を取り扱っています。

通常、個人投資家は、口座を保有している銀行や証券会社で投資信託を購入します。

一方、直販型投資信託を購入する場合、運用会社で口座を作って直接購入するので、購入手数料がかかりません。

また、運用会社ごとに独自の運用方針があるので、運用コストよりも運用方針などを重視して購入する投資家が多いなどの特徴があります。

直販型投資信託のメリット

次に、直販型投資信託のメリットを紹介します。

購入手数料がかからない

先述している通り、直販型投資信託は購入手数料がかからないのがメリットに挙げられます。

直販型投資信託は、ベンチマークとする指標以上のリターンを目指すアクティブファンドが多いのが特徴ですが、アクティブファンドを銀行や証券会社で購入すると、1~3%程度の購入手数料がかかることが多くなっています。

もし100万円分の投資信託を購入すると、購入時に1~3万円の手数料を支払わなくてはなりません。

しかし、同じアクティブファンドでも、直販型投資信託なら購入手数料がかからないので、コストが抑えられます。

積極的な情報発信がなされている

直販型投資信託は、積極的な情報発信がされていることが多い点もメリットです。

運用会社は直販型投資信託を投資家に購入してもらうために、銀行や証券会社で販売されている投資信託と差別化を図る必要があります。

そのため、運用方針やファンドマネージャーの紹介、運用レポート、セミナー開催、メディア出演など積極的な情報発信を実施している傾向にあります。

たとえば、レオス・キャピタルワークスの「ひふみ投信」は、ファンドマネージャーの藤野英人氏がテレビ番組「ガイアの夜明け」に出演したことをきっかけに、投資家の間で人気の投資信託になっています。

直販型投資信託のデメリット

続いて、直販型投資信託のデメリットを紹介します。

信託報酬が比較的高い

直販型投資信託は、信託報酬が比較的高いのがデメリットです。

直接販売型投資信託にはアクティブファンドが多く、信託報酬が1%前後かかる銘柄が一般的です。

アクティブファンドの中で比較すると信託報酬は低い投資信託もありますが、日経平均などの指数に連動するインデックスファンドに比べると高くなりがちです。

運用中である限り、信託報酬は日々信託財産から差し引かれるため、長期投資においては、できるだけ信託報酬が低いほうがよいでしょう。

直販型投資信託を購入する際は、信託報酬を支払うだけのリターンが期待できるか判断する必要があるでしょう。

購入できる商品の選択肢があまりない

直販型投資信託は、購入できる商品の選択肢が多くない点もデメリットです。

運用会社が取り扱う直販型投資信託は、1~2銘柄に限定されていることがほとんどです。

独自の運用方針を掲げており、銘柄選定に時間をかけているため、限られた数のファンドしか設定できないといった理由があります。

直販型投資信託に投資をする場合、運用方針を理解し、長期間運用を続けたいと思える商品を選ぶことが大切です。

NISAをうまく活用できない可能性がある

直販型投資信託は、NISAをうまく活用できない可能性があります。

NISAは少額投資非課税制度のことで、投資上限枠内の範囲で投資信託の分配金や売却益に対して税金がかからないメリットがあります。

NISAはすべての金融機関を通じて1人1口座までしか開設できない制限があり、取引を行う金融機関は年単位でしか変更できません。

証券会社は取扱商品が豊富なので、NISA口座で購入する商品を簡単に変更できます。

しかし、直販型投資信託は商品の選択肢があまりないので、NISA口座で購入する商品を簡単には変更できません。

そのため、購入している直販型投資信託から別の商品に切り替えたいときは、NISA口座をうまく活用できなくなる可能性があります。

独立系の直販型投資信託を比較

ここでは、独立系運用会社が取り扱っている直販型投資信託について、信託報酬などのコスト、純資産額、販売方法の各項目について比較していきます。

信託報酬などのコスト

会社名 ファンド名 信託報酬(税込) 信託財産留保額
さわかみ投信 さわかみファンド 年率1.08% なし
セゾン投信 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 年率0.68%±0.03% 0.10%
セゾン資産形成の達人ファンド 年率1.35%±0.2% 0.10%
レオス・キャピタルワークス ひふみ投信 年率1.0584%(保有期間に応じて変動) なし
三井アセットマネジメント 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド 年率0.2268% なし
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 年率0.1728% なし
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 年率0.27% なし
SMAM・グローバルバランスファンド(機動的資産配分型) 年率0.6372% なし
三井住友・ライフビュー・バランスファンド30(安定型) 年率0.972% なし
三井住友・ライフビュー・バランスファンド50(標準型) 年率1.188% なし
三井住友・ライフビュー・バランスファンド70(積極型) 年率1.404% なし
鎌倉投信 結い2101 年率1.08% なし
ありがとう投信 ありがとうファンド 年率0.972% なし
コモンズ投信 コモンズ30ファンド 年率1.0584%(純資産総額に応じて変動) なし
ザ・2020ビジョン 年率1.2420%(純資産総額に応じて変動) なし
クローバー・アセット・マネジメント コドモファンド 年率1.08% なし
浪花おふくろファンド 年率0.972% なし
らくちんファンド 年率0.972% なし
かいたくファンド 年率0.756% なし
ユニオン投信 ユニオンファンド 年率0.864% なし

上の表は、独立系の運用会社9社が取り扱う、直販型投資信託の信託報酬と信託財産留保額をまとめたものです。

信託報酬は1%前後のファンドが多いですが、三井住友アセットマネジメントの3つのインデックスファンドが0.1%~0.2%台と低くなっています。

信託報酬が比較的高いのが、セゾン資産形成の達人ファンド、三井住友・ライフビュー・バランスファンド70(積極型)、ザ・2020ビジョンの3つで、いずれも1.2%を超えています。

また、解約時に差し引かれる信託財産留保額は、セゾン投信のみ0.10%かかります。

直販型投資信託を選ぶ際は、運用方針と自分自身の投資方針に合ったファンドを複数ピックアップし、その中で信託報酬などの運用コストが比較的低いものから選択するなどしたほうがよいかもしれません。

純資産額

会社名 ファンド名 純資産額
さわかみ投信 さわかみファンド 3,219億円
セゾン投信 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 1,608億円
セゾン資産形成の達人ファンド 636億円
レオス・キャピタルワークス ひふみ投信 1,488億円
三井アセットマネジメント 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド 0.8億円
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 150億円
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 82億円
SMAM・グローバルバランスファンド(機動的資産配分型) 13億円
三井住友・ライフビュー・バランスファンド30(安定型) 19億円
三井住友・ライフビュー・バランスファンド50(標準型) 37億円
三井住友・ライフビュー・バランスファンド70(積極型) 28億円
鎌倉投信 結い2101 370億円
ありがとう投信 ありがとうファンド 130億円
コモンズ投信 コモンズ30ファンド 141億円
ザ・2020ビジョン 46億円
クローバー・アセット・マネジメント コドモファンド 78億円
浪花おふくろファンド 13億円
らくちんファンド 10億円
かいたくファンド 7億円
ユニオン投信 ユニオンファンド 62億円

上の表は、独立系の運用会社9社が取り扱う、直販型投資信託の純資産額をまとめたものです。

直販型投資信託の中では、さわかみファンドが3,219億円と比較的大きく、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド、ひふみ投信も1,000億円を超えています。

また、セゾン資産形成の達人ファンドが636億円、結い2101(鎌倉投信)が370億円と続きます。

純資産額が比較的少ないと、運用が不安定になり、最悪の場合は運用が終了してしまう可能性もあります。

また、純資産額の推移も注目すべきポイントです。純資産額が少なくても、順調に増え続けていれば、投資家から資金が集まっていることを意味します。

直販型投資信託を選ぶ際は、純資産額の規模や推移に注目することも大切です。

販売方法

会社名 ファンド名 販売方法
さわかみ投信 さわかみファンド 積立購入・スポット購入ともに1万円以上1円単位
※つみたてNISA非対応
セゾン投信 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 積立購入:月々5,000円以上1,000円単位
スポット購入:1万円以上1円単位
セゾン資産形成の達人ファンド
レオス・キャピタルワークス ひふみ投信 積立購入・スポット購入ともに1,000円以上1円単位
三井アセットマネジメント 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド 積立購入:月々1,000円以上1円単位
スポット購入:1万円以上1円単位
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
SMAM・グローバルバランスファンド(機動的資産配分型)
三井住友・ライフビュー・バランスファンド30(安定型)
三井住友・ライフビュー・バランスファンド50(標準型)
三井住友・ライフビュー・バランスファンド70(積極型)
鎌倉投信 結い2101 積立購入・スポット購入ともに1万円以上1円単位
ありがとう投信 ありがとうファンド 積立購入・スポット購入ともに5,000円以上1円単位
※分けて買いサービスあり
※NISA/つみたてNISA非対応
コモンズ投信 コモンズ30ファンド 積立購入:月々3,000円以上1円単位
スポット購入:1万円以上1円単位
ザ・2020ビジョン
クローバー・アセット・マネジメント コドモファンド 積立購入:月々1万円以上1,000円単位
スポット購入:1万円以上1円単位
※NISA/つみたてNISA非対応
浪花おふくろファンド
らくちんファンド
かいたくファンド
ユニオン投信 ユニオンファンド 積立購入・スポット購入ともに1万円以上1円単位
※NISA/つみたてNISA非対応

上の表は、独立系の運用会社9社が取り扱う、直販型投資信託の販売方法をまとめたものです。

すべての運用会社で積立購入とスポット購入に対応していますが、購入可能額は異なります。

たとえば、さわかみファンド(さわかみ投信)を購入するには、積立購入・スポット購入ともに1万円以上の資金が必要になります。

しかし、ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)なら、積立購入・スポット購入ともに1,000円から購入可能です。

直販型投資信託は長期投資を前提としている運用会社がほとんどであるため、積立購入の額に注目することが大切です。

ありがとうファンド(ありがとう投信)は、まとまった資金を5回か10回に分けて購入できる「分けて買いサービス」を提供しています。

たとえば手元資金が100万円あれば、10回に分けて買うことが可能です。利用するには、口座開設とは別に分けて買いサービスの申し込みが必要になります。

また、NISA・つみたてNISAに対応しているかも重要なポイントです。

ありがとう投信、クローバー・アセット・マネジメント、ユニオン投信の3社は、NISA・つみたてNISAに対応していません。

また、さわかみ投信はNISAには対応していますが、つみたてNISAには対応していないので注意が必要です。

まとめ

直販型投資信託を選ぶ際は、運用方針はもちろん、信託報酬や純資産額、販売方法に注目することも大切です。

直販型投資信託への投資を考えている場合は、今回紹介した内容を参考にしてみてください。


※1:さわかみファンド|さわかみ投信
※2:ファンドの紹介|セゾン投信
※3:ひふみ投信|レオス・キャピタルワークス
※4:取扱いファンド一覧|三井アセットマネジメント SMAM投信直販ネット
※5:投資信託「結い2101」のご案内|鎌倉投信
※6:ありがとうファンド|ありがとう投信
※7:ファンドの紹介|コモンズ投信
※8:ファンドのご紹介|クローバー・アセット・マネジメント
※9:ユニオンファンド|ユニオン投信

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