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野村證券のつみたてNISA対象商品や口座開設前のポイントを解説
野村證券のつみたてNISA対象商品や口座開設前のポイントを解説

野村證券のつみたてNISA対象商品や口座開設前のポイントを解説

野村證券は国内最大の証券会社の一つで、積立投資の運用益が非課税になる「つみたてNISA」を取り扱っています。

今回は、野村證券のつみたてNISA対象商品や口座開設前のポイントを解説します。

つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、幅広い年代の安定的な資産形成を支援する目的で、2018年からスタートした少額投資非課税制度です。

積立投資の運用益(分配金、売却益)が非課税になるメリットがあるため、通常の積立投資よりも効率的に資産を増やせる可能性があります。(投資上限枠の範囲内)

また、つみたてNISAの対象商品は、金融庁の基準を満たした投資信託とETFに限定されており、158本の銘柄を対象(2018年9月28日時点)とし、そのうち141本はインデックス型投資信託が占めています。※1

つみたてNISAの非課税投資枠は毎年40万円あり、投資可能期間は2018年~2037年です。非課税期間は最長20年間となっています。

つみたてNISAは、名前の通り積立投資に限られているので、日々の値動きを気にする必要が比較的少なく、投資初心者でも取り組みやすいのが特徴です。

なお、毎年120万円の非課税投資枠がある一般NISAもありますが、つみたてNISAとの併用はできないので、どちらかを選択する必要があります。

つみたてNISAに選ばれる基準

つみたてNISAの対象商品は、長期・積立・分散投資に適した投資信託などに限定されています。

対象商品は「インデックス型投資信託」「アクティブ型投資信託」「ETF」の3つです。

※インデックス型投資信託とは・・・TOPIXなどの指数に連動した運用成績を目指すように銘柄が構成されている投資信託

※アクティブ型投資信託とは・・・ベンチマークしているインデックス以上の運用成績を目指す投資信託

つみたてNISAに選ばれる投資信託には、以下のような基準があります。

  • 販売手数料が0円(ノーロード投資信託と呼ぶ)であること
  • 信託報酬が低水準であること

長期投資で資産形成を目指すには、長期・積立・分散投資に適した、低コストで運用できる商品を選ぶことが大切です。

金融庁が基準を明確にし、対象商品を絞ることで、投資初心者でも安心して資産形成に取り組める環境を用意しています。

野村證券のつみたてNISA対象商品

対象商品 分類 信託報酬(税込)
野村つみたて日本株投信 国内株式(インデックス型) 年0.1836%
野村つみたて外国株投信 海外株式(インデックス型) 年0.2052%
野村6資産均等バランス バランス(インデックス型) 年0.2376%
つみたて8資産均等バランス バランス(インデックス型) 年0.2376%
ひふみプラス 国内外株式(アクティブ型) 最大年1.0584%
コモンズ30ファンド 国内外株式(アクティブ型) 最大年1.0584%

上の表は、野村證券のつみたてNISA対象商品の分類と信託報酬をまとめたものです。※2

野村證券のつみたてNISAでは、インデックス型投資信託4銘柄、アクティブ型投信託2銘柄の合計6銘柄を対象としています。

以降、それぞれの商品の詳細を解説します。

野村つみたて日本株投信

「野村つみたて日本株投信」は、日経平均株価(日経225)に採用されている銘柄を対象とし、日経平均株価に連動する投資成果を目指す投資信託です。

野村つみたて日本株投信を購入すると、日経平均株価に採用されている225銘柄に分散投資できます。

日経平均株価が上がれば基準価額が上がり、日経平均株価が下がれば基準価額が下がる傾向があるので、投資成果がわかりやすいのが特徴です。

野村つみたて日本株投信はインデックス型投資信託に分類され、信託報酬は年0.1836%と低いですが、純資産額が約6億円(2018年6月時点)と大きくありません。

野村つみたて外国株投信

「野村つみたて外国株投信」は、日本を除く先進国と新興国の株式に投資し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの中長期的な動きを捉える投資成果を目指す投資信託です。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスとは、先進国と新興国の大型株及び中型株から構成される指数です。

野村つみたて外国株投信を購入することで、先進国と新興国の大型株と中型株全体に投資できます。

野村つみたて外国株投信インデックス型投資信託に分類され、信託報酬は年0.2052%と低く、純資産額は約23億円(2018年6月時点)です。

また、原則為替ヘッジなしなので、為替変動の影響を受けます。

野村6資産均等バランス

「野村6資産均等バランス」は、国内および外国の株式、債券、REIT(不動産投資信託)の6資産に、均等に分散投資をする投資信託です。

日本株式はTOPIX(東証株価指数)、外国株式はMSCI-KOKUSAI指数など、資産クラスごとに対象指数を決め、指数に連動した値動きとなるような運用を目指します。

野村6資産均等バランスはインデックス型投資信託に分類され、信託報酬は年0.2376%と低水準ですが、純資産額が約9億円(2018年6月時点)と大きくはありません。

原則為替ヘッジなしなので、為替変動の影響を受けます。

また、原則として毎月リバランスが行われるので、資産配分を自分で調整する必要がなく、手間が抑えられます。

1本で国内外の6資産に分散投資できるので、大きなリターンよりもリスクを抑えて運用したい人に適しています。

つみたて8資産均等バランス

「つみたて8資産均等バランス」は、国内・先進国・新興国の株式及び債券、国内・先進国のREITの8資産に、均等に分散投資する投資信託です。

TOPIXやMSCI-KOKUSAIなど、各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた指数に連動する成果を目指して運用を行います。

つみたて8資産均等バランスはインデックス型投資信託に分類され、信託報酬は年0.2376%と低水準で、純資産額は約16億円(2018年6月時点)です。
原則為替ヘッジなしなので、為替変動の影響を受けます。

ひふみプラス

「ひふみプラス」は、2017年にテレビ番組の「カンブリア宮殿」で取り上げられたことをきっかけに注目されるようになった投資信託です。

国内外の上場株式を投資対象とし、株価が割安だと考えられる銘柄を選別して長期的な投資を行います。

定量(財務諸表や株価情報など)と定性(経営方針や経営者のビジョンなど)の両方面から徹底的な調査・分析を行い、投資する銘柄を選定しています。

ひふみプラスはアクティブ型投資信託に分類され、信託報酬は最大年1.0584%とインデックス型に比べると高くなっています。

純資産額は約6,120億円(2018年6月現在)と比較的大きく、安定した運用が期待できます。

コモンズ30ファンド

「コモンズ30ファンド」は、長期的な成長が見込めるグローバル企業を中心に、投資先を約30銘柄に厳選することで、高い運用成績を目指す投資信託です。

財務情報中心の「見える価値」のほか、企業訪問や工場見学などの現場視察で調査した「見えない価値」にも注目して銘柄を選定しているのが特徴です。

コモンズ30ファンドはアクティブ型投資信託に分類され、信託報酬は最大年1.0584%とインデックス型に比べると高く設定されています。

また、純資産額は約142億円(2018年6月現在)です。

野村つみたて外国株投信と他の投資信託を比較

続いて、野村證券のつみたてNISA対象商品の「野村つみたて外国株投信」と、他の投資信託(外国株式が投資対象)との比較について解説します。

楽天・全世界株式インデックスファンドと比較

対象商品 分類 信託報酬(税込)
楽天・全世界株式インデックスファンド 海外株式(インデックス型) 年0.2396%程度
野村つみたて外国株投信 海外株式(インデックス型) 年0.2052%

「楽天・全世界株式インデックスファンド」は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す投資信託です。※3

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)とは、日本を含む全世界の株式市場の動向を表す株式指数で、大型株から中型株及び小型株まで網羅しています。

野村つみたて外国株投信は、先進国と新興国の大型株及び中型株が投資対象なので、楽天・全世界株式インデックスファンドのほうが、投資対象が広いと言えるでしょう。

純資産額は約86億円(2018年6月時点)で、野村つみたて外国株投信よりも大きい規模です。

一方で、信託報酬は年0.2396%程度と、野村つみたて外国株投信の方が運用コストが抑えられています。

ニッセイ外国株式インデックスファンドと比較

対象商品 分類 信託報酬(税込)
ニッセイ外国株式インデックスファンド 海外株式(インデックス型) 年0.20412%以内
野村つみたて外国株投信 海外株式(インデックス型) 年0.2052%

「ニッセイ外国株式インデックスファンド」は、日本を除く主要先進国の株式に投資し、MSCIコクサイインデックスに連動する成果を目指す投資信託です。※4

MSCIコクサイインデックスとは、MSCI社が提供する株価指数で、日本を除く22か国の大型株、中型株が組み込まれており、米国の比率が高くなっています(約65%)。

野村つみたて外国株投信は、投資対象に新興国も含まれていますが、ニッセイ外国株式インデックスファンドは先進国のみです。

また、信託報酬は年0.20412%以内で、ほとんど違いはありません。

三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックスファンドと比較

対象商品 分類 信託報酬(税込)
三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックスファンド 海外株式(インデックス型) 年0.27%
野村つみたて外国株投信 海外株式(インデックス型) 年0.2052%

「三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックスファンド」は、日本を除く先進国、新興国の株式などに投資をする投資信託です。※5

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの動きに連動する投資成果を目指して運用されます。

野村つみたて外国株投信と投資対象の指数が同じなので、基本的には運用成績に大きな違いはありません。

信託報酬は年0.27%で、野村つみたて外国株投信のほうが運用コストは低くなっています。

eMAXIS slim 全世界株式と比較

対象商品 分類 信託報酬(税込)
eMAXIS slim 全世界株式(除く日本) 海外株式(インデックス型) 年0.15336%以内
野村つみたて外国株投信 海外株式(インデックス型) 年0.2052%

 
「eMAXIS slim 全世界株式(除く日本)」は、日本を除く先進国、新興国の株式などに投資する投資信託です。※6

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの動きに連動する投資成果を目指して運用されます。

野村つみたて外国株投信と投資対象の指数が同じなので、基本的には運用成績に大きな違いはありません。

純資産額は約9億円(2018年6月時点)で、野村つみたて外国株投信のほうが大きくなっています。

一方、信託報酬は年0.15336%以内で、野村つみたて外国株投信よりも低コストとなっています。

野村證券でつみたてNISAを始めるためのポイント

最後に、野村証券でつみたてNISAを始めるためのポイントを確認していきましょう。

野村證券のつみたてNISAキャンペーンを確認

野村證券でつみたてNISAを始める際は、キャンペーンを確認することが大切です。

野村證券は、2019年5月現在「預金金利優遇キャンペーン」を実施しています。※7

対象となるのは2019年4月1日から9月30日までにつみたてNISA口座を開設、かつ野村信託銀行の普通預金口座を開設した方となります。

キャンペーンお申し込みフォームに入力した金額を入金することで、野村信託銀行の1カ月定期預金で年率2.0%(税引後1.593%)の特別金利が適応されます。

オンラインサービス限定のため、店舗・電話・メールからの申し込みはできないほか、預入金額は、最低10万円以上(1円単位)1,000万円以内の設定がされているなど注意点があります。

また、<東京2020オリンピック・パラリンピック応援>野村つみたてキャンペーンも2019年4月から12月30日まで実施しています。※8(約定日ベース)

つみたてNISA口座で累計5万円以上の買い付けをした方を対象に、1口5万円として、抽選で50組100名を東京2020オリンピックまたはパラリンピックの観戦チケットが当たります。

観戦する競技や日程などは選ぶことができないほか、当選権利を他の人に渡すことはできないなど注意事項があるので、必ずキャンペーンを確認しましょう。

NISA口座は1つしか作れないことに注意

NISA口座は、すべての金融機関を通じて、同一年内に1人につき1つしか作れません。

もし、野村証券でつみたてNISA口座を作ると、他の証券会社や銀行ではNISA口座を作れないので注意が必要です。

また、一般NISAとつみたてNISAの併用は不可で、どちらかを選択する必要があります。

NISA口座の開設は慎重に判断しましょう。

まとめ

野村證券は業界でも大手の証券会社であり、長期間の運用が前提のつみたてNISAを安心して利用できます。

また、野村證券のつみたてNISA対象商品は6種類で、低コストのインデックス型投資信託だけでなく、人気の高いひふみプラスも取り扱っています。

つみたてNISAの口座を検討している方は、取扱商品やコストなども考慮した上で行ないましょう。


※1:金融庁、つみたてNISA対象商品届出一覧
※2:野村證券、つみたてNISA対象商品
※3:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
※4:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
※5:三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
※6:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
※7:野村證券、「つみたてNISA」で預金金利優遇キャンペーン
※8:<東京2020オリンピック・パラリンピック応援>野村のつみたてキャンペーン

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