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資産運用はいくらから始めるべき?シミュレーションとともに解説
資産運用はいくらから始めるべき?シミュレーションとともに解説

資産運用はいくらから始めるべき?シミュレーションとともに解説

資産運用はいくらから始めていけばよいのか気になることでしょう。さまざまな種類がある金融商品はいくらから購入できるのか、また投資してどれくらいの期間で、どれだけ資産が増えるのか。

実際にシミュレーションした結果を元に解説します。注目のシミュレーションツールの紹介もしますので参考にしてみてください。

金融商品はいくらから購入できるか

まずはどの金融商品がいくらから購入できるのかを知っておきましょう。月100円で始められたり、数十万円以上が必要であったりとさまざまです。資産運用に回せる余裕資金の金額も考慮して、金融商品を選んでいきましょう。

投資信託

投資信託は、投資家から集めたお金をプロの専門家が運用し、出た成果を投資額に基づいて投資家に分配する仕組みの金融商品です。
1口から個別に投資することが可能で、基準価額と呼ばれる値段(1口あたりの価格)を見ながら、投資できます。例えばひふみプラスという、レオス・キャピタルワークス株式会社が運用している投資信託の基準価額は3万5,019円となっています。(2017年7月31日時点)

ソニー銀行が公開している投資家のデータによると、投資信託の1回あたりの購入金額は1万〜5万円未満が30%以上となっています。また投資信託を積み立てること(投信積立)も可能で、ソニー銀行では月1,000円から投資信託を積み立てることが可能です。※1

また楽天証券の投信積立サービスでは、月々100円から購入することも可能なので、より気軽に投資信託を始めることも可能です。

ETF(上場投資信託)

投資信託を証券取引所に上場させることで、誰でも投資信託を売買できるようにしているのがETFと呼ばれる金融商品です。インデックスファンドと同じように指数に連動した値を目指すよう運用されます。

例えば上場インデックスファンド日経225(ミニ)(1578)の基準価額は1,586円(2017年7月31日時点)ですが、日経225連動型上場投資信託(1321)は、2万320円(2017年7月31日時点)となっており、価格帯はさまざまです。

株式

日本の株式投資では1株ごとに購入することはできず、1単元と呼ばれる100株、1,000株というまとまった単位で株を購入することになります。投資したい企業で、1株3万円、1単元100株だと、300万円を用意しないと購入できません。

100株、1,000株の単位になると購入金額もそれだけ高くなってしまいますが、低位株という1株500円程度といった価格が安い株式があります。これの1単元が100株であれば、5万円から購入できます。

ただ単元未満株、株式ミニ投資、株式累積投資(るいとう)といった、1株でも購入できる仕組みや毎月1万円で株式を積み立てられる商品もあるので、必ずしも数十万〜数百万を用意できないと株式投資ができないというわけではありません。

また米国の株式の場合は、1株単位で購入可能です。例えば1株5ドルの会社があった場合は、5ドルが最低の投資金額になります。

個人向け債券

債券には大きく分けると4種類あり、国債、地方債、社債、外債(外国債券)があります。国債や地方債は1万円単位、社債は10万もしくは100万円単位で購入できます。外債の場合は銘柄(国ごとなど)により差がありますが、一般的に数万円から100万円で購入可能です。ただし、為替の影響で金額が変動する可能性があるので注意しましょう。

不動産

不動産の物件自体を購入して運用する場合、ある程度の利回りを出すためには、都心や沿線など好立地の物件となります。
ただ住友不動産の投資用不動産を見ると、1000万円以下でも10%前後の想定利回りを出している物件もあります。数万や数十万程度では難しいため、最低でも数百万からの投資金額が必要でしょう。※2

資産運用を上手に行う3つのポイント

①:複利を意識する

複利とは元本から得た利子を次の元本(投資した金額)としてさらに大きな利子がついてくることです。例えば、100万円の元本で年利10%の複利で資産運用ができたとします。1年目から10年目の推移は以下のようになります。

年数 元本 実質金利
1 1,100,000 10%
2 1,210,000 21%
3 1,331,000 33.1%
4 1,464,100 46.41%
5 1,610,510 61.051%
6 1,771,561 77.1561%
7 1,948,717 94.8717%
8 2,143,589 114.3589%
9 2,357,948 135.7948%
10 2,593,742 159.3742%

元本100万円で運用を始めて、10年後に259万3,742円となる試算となりました。年利10%はあくまでも設定上の数値ではありますが、このように複利を意識することで、より効率的に資産運用していくことが可能になります。

②:長期運用を心掛ける

長期的な資産運用を意識することで、複利との相乗効果が期待できます。先ほどのシミュレーションでは10年後でしたが、20年、30年と年数が経つにつれて、複利の効果も重なり、さらに資産を増やしていきやすくなります。

③:分散投資

分散投資とは1つの金融商品に絞らず、さまざまな金融商品に投資することです。1つの金融商品に全てのお金を投資してしまうと、価格が暴落した時に多大な損失を負うことになります。株なら企業倒産、不動産なら地震など元本がゼロになるほどの損失も出る可能性も否定はできません。

もし、分散投資していたら仮に1つの金融商品が暴落しても少ない損失になります。株式や債券といった分散以外に、地域や通貨、商品などで分散する方法もあり、一人ひとり違った最適な組み合わせがあるでしょう。

少額投資でシミュレーション

100円投信積立の場合

楽天証券の場合、100円から投信積立が可能です。そこで、楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」を使ってみましたのでチェックしてみましょう。※3

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毎月100円の積み立てを20年間、年利3%で運用した場合、3万2,830円になりました。年利や期間の値が大きくなるほど、積立金額が大きくなります。それでは積立金額を大きくしたら、どのようになるのでしょうか。500円の積み立てで計算してみましょう。

500円投信積立の場合

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試算の結果、16万4,151円の積立金額になりました。100円で投信積立をした場合は3万2,830円だったので、積立金額の差と同様、約5倍の差がつきました。※3

1万円投信積立の場合

それでは、さらに大きな金額の1万円を積み立てると、どのような結果になるのでしょうか。今度は三菱UFJ国際投信のつみたてシミュレーションを用いてチェックしてみましょう。※4

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毎月1万円積立、期間20年、年利3.0%、想定リスク3.0%の過程でシミュレーションすると累計積立額は330万1,228円という結果になりました。

このように、少額から資産運用を始めてもシミュレーション上ではありますが、資産を増やしていことができます。ネット上でさまざまなシミュレーションツールがあるので、まずは目標金額が100万円、1000万円というように大雑把でもよいので、入力して数字のイメージを固めてみましょう。

各証券会社のシミュレーションツールをチェック

シミュレーションツールと言っても、さまざまな特徴があります。簡単な項目の数字入力だけでよいものから、収入や資産状況といったより詳細な情報を入力してシミュレーションするようなものまでさまざまです。今回は特徴的な3つのシミュレーションツールを紹介します。

楽天証券

楽天証券のシミュレーションツールの特徴としては、最終の積立金額、目標金額達成に必要な毎月積立金額・期間・利回り(リターン)を出すことが可能となっています。

例えば目標金額達成するための利回り計算では、下記のような画面でわかりやすく表示してくれます。※3
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また条件を変えて比較することが可能で、指定した利回り以上の投資信託を検索することもできます。

三菱UFJ国際投信

三菱UFJ国際投信のつみたてシミュレーションの特徴は、リスク率の設定があることです。リスクをシミュレーションしてくれるので、さまざまなシチュエーションを想定することが可能です。

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グラフの通り、リスク率に応じた計算がされることで、ポートフォリオへの影響度や目標への到達期間などを想定しておきたい投資家にとって便利なツールです。※4

野村証券

野村証券のみらい電卓の特徴は、毎月使えるお金という項目で、定年退職後のシミュレーションをしたい方にとって便利なツールになっています。

まずはいくら引き出せるかのシミュレーションです。下記を見てみましょう。※5
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元本と年率、引き出し期間を設定することで、毎月引き出せる金額を算出してくれます。

次にいくら必要かの項目です。こちらも実際に試してみた結果を見てみましょう。※5
資産運用はいくらから始めるべき?シミュレーションとともに解説

毎月引き出したい金額と想定する利回り、引き出し期間を入力すると、その状況を作るための元本がいくらであるかを算出してくれます。毎月の目標引き出し金額が決まっている人に便利な機能です。

最後に紹介するのは、お金が何年でなくなるかを試算できる機能です。※5
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現在の元本と利回り、引き出し金額を入力すると運用期間を算出してくれます。現在、資産運用で出ているリターンのお金で生活をしている方、またそういった生活を想定している方にとって便利な機能でしょう。

資産運用を始める際に準備したいこと

目的と目標を決める

資産運用をするのかを明確にしてから、目標を決めましょう。資産運用をする目的は人それぞれです。老後資金を作りたい、早期リタイアをしたいなど目的により、目標とする金額や利回りが変わります。目的を達成できる金額と期限を明確にすることから始めましょう。

ただしここで時間を使いすぎてしまうのももったいないため、ファイナンシャルプランナーなど専門家に相談するといったことも念頭に置いておきましょう。

お金を整理する

目的と目標を決めたら次はお金の整理です。自分自身が月に使っているお金の状態を把握しましょう。月収や固定費、交際費などの収支を洗い出します。そうすることで、今後資産運用に回せる余裕資金を把握できます。例えば月に3万円が余っているとわかったら、いくらかを貯蓄に回して、残りのお金を投資するなどしていきましょう。

銀行、証券会社で口座開設

目的、目標、お金の整理ができたら、普段使用している口座とは別に資産運用専用の口座を開設するとよいでしょう。その際に、銀行や証券会社によって運用する金融商品や利回り、手数料などが違うので、事前に下調べをしておきましょう。今ではネットで簡単に口座開設もできるので、手間にはならないはずです。

また少額投資非課税制度(NISA)の口座を開設して、この口座で資産運用することで、分配金や配当金、売却益にかけられる税金が非課税対象になります。口座開設の際に合わせてNISAに申し込むとよいでしょう。

少額の資産運用でもお金は増やせる

ある程度どれくらいの金額から資産運用できるか、知ることができたでしょうか?少額な金額からでも資産運用は可能です。ただ、大きな金額で資産運用できたほうが、よりお金を増やすことができます。目的と目標(いつまでに、どのくらいなど)を設定して、ご紹介したシミュレーションツールなどを用いながら、資産運用を始めてみましょう。


※1:ソニー銀行:数字でみる!?投資信託
※2:住友不動産販売:投資用不動産
※3:楽天証券:積立かんたんシミュレーション
※4:三菱UFJ国際投信:つみたてシミュレーション
※5:野村證券:マネーシミュレーター「みらい電卓」

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※1:2018年10月末時点

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※2:2020年3月27日時点