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カブドットコム証券の手数料は割引が豊富?お得にする条件を解説
カブドットコム証券の手数料は割引が豊富?お得にする条件を解説

カブドットコム証券の手数料は割引が豊富?お得にする条件を解説

株式投資や投資信託を始めようと思っても、どの証券会社のサービスで始めればよいかわからず、取引でかかる手数料の比較も面倒だという方も多いのではないでしょうか。

今回は数多くの証券会社の中でも、豊富な手数料の割引制度を導入していることで注目されているカブドットコム証券について、手数料の視点から解説します。

カブドットコム証券の株式手数料

カブドットコム証券の手数料は割引が豊富?お得にする条件を解説

1999年の株式売買委託手数料の自由化とインターネットの普及で、それまでは当たり前であった対面販売(証券会社の担当者を介して行う取引)からインターネットによって取引を行うことが主流になり、ネット証券が次々と誕生しました。

カブドットコム証券は、そんなネット証券が次々と誕生する中、イー・ウイング証券と日本オンライン証券の合併によって2001年に誕生しました。※1

ネット証券では営業拠点や人件費などの固定費を削減できるようになったため、コスト削減分を手数料に反映して引き下げていったことで、誰でも手軽に株式投資を始めやすくなりました。

現物株式手数料

カブドットコム証券の現物株式手数料は以下の通りです。

約定代金 インターネット通常手数料 電話
自動応答(IVR) オペレーター
10万円 90円 190円 2,090円
20万円 180円 280円 2,180円
30万円 250円 350円 2,250円
50万円 250円 350円 2,250円
100万円 990円 1,090円 2,990円
200万円 1,890円 1,990円 3,890円
400万円以上 3,690円 3,790円 5,690円

※上記の手数料には別途消費税が加算されます。

インターネット取引の場合には、約定代金10万円で手数料が約0.2%であるのに対して、約定代金400万円で約0.1%と半分になります。

オペレーターによる取引の場合には、約定代金10万円で手数料が約2.3%と割高になりますが、約定代金400万円で手数料が約0.15%と10分の1以下になります。約定代金が高くなればなるほど割り引かれるという仕組みになっています。

オペレーターによる取引の場合でも、約定代金400万円以上の場合は、インターネット取引と手数料率は大幅に変わるわけではありません。

信用取引手数料

カブドットコム証券における信用取引手数料は以下の通りです。

約定代金 信用取引手数料 前営業日の建玉残高
または前営業日の新規建約定代金合計
3,000万円以上
5,000万円未満
5,000万円以上
6,000万円未満
6,000万円以上
10万円以下 90円 5%割引
最低85円~
30%割引
最低63円~
0円
無料
10万円超~20万円以下 135円
20万円超~50万円以下 180円
50万円超~60万円以下 539円
60万円超~70万円以下 629円
70万円超~80万円以下 719円
80万円超~100万円以下 760円
100万円超~200万円以下 940円
200万円超~500万円以下 1,100円
500万円超 1,200円

※上記の手数料には別途消費税が加算されます。

買建 売建
一般信用取引 制度信用取引 一般信用取引 制度信用取引
長期 売短
金利(年利) 3.09% 2.98% 0.0% 0.0% 0.0%
貸株料 なし なし 1.5% 3.9% 1.15%

信用取引の手数料は、現物取引の手数料よりも細かく設定されているという特徴があります。

信用取引の場合は、約定代金10万円で手数料が約0.2%であるのに対し、約定代金500万円で約0.02%になるなど、現物取引の手数料よりもさらに割り引かれています。

信用取引は、前営業日の建玉残高または前営業日の新規建約定代金合計に応じて手数料の割引が設けられており、6,000万円以上の場合は手数料が無料になりますが、金利手数料や貸株料が発生するので注意しましょう。

現物株式手数料の割引サービスまとめ

カブドットコム証券の手数料は割引が豊富?お得にする条件を解説

カブドットコム証券には、現物株式手数料の割引サービスが豊富に準備されています。

割引サービスとして、シニア割・女子割・NISA割・株主推進割・株主優待割・auで株式割・kabu.comカードでキャッシュバックなどが挙げられます。

Kabu.comカードでキャッシュバック以外の割引サービスは全て併用できるため、最大50%以上手数料を抑えることができます。以下で、より詳しく見ていきましょう。

シニア割

シニア割とは、現物株式の売買手数料を満50歳以上満60歳未満で2%、満60歳以上で4%割引するサービスです。

満50歳以上は全てシニア割の対象となり、誕生日を迎えた00:00以降に発注した注文から自動でシニア割が適用されます。

女子割

女子割とは、女性であれば誰でも現物株式の売買手数料を1%割引するサービスです。割引サービスは併用できるため、女性で満50歳以上のシニア割が適用される場合、シニア割の2%もしくは4%に1%を加算した分の割引が適用されます。

女性であれば全て女子割の対象となり、自動で女子割が適用されます。

NISA割

NISA割とは、カブドットコム証券においてNISA口座を開設している場合に、現物株式の売買手数料を最大5%割引するサービスです。NISA口座の継続年数によって、1年目1%、2年目2%と1%ずつ加算されていき、5年目に最大の5%が割引適用されます。

NISA割はシニア割や女子割とは異なり、NISA口座の申し込みが必要となっていますが、NISA口座を既に開設している人の場合には、自動でNISA割が適用されます。

株主推進割

株主推進割引とは、カブドットコム証券において対象となる銘柄の取引を行なった場合、現物株式手数料を最大で50%割引するサービスです。

株主推進割のサービス対象となる銘柄は、カブドットコム証券、三菱UFJフィナンシャルグループ、中京銀行、ジャックス、池田泉州HD、KDDIです。50%の割引率が適用されるのはカブドットコム証券のみで、あとの5銘柄は10%の割引率となっています。

株主優待割

株主優待割とは、カブドットコム証券においてカブドットコム証券の銘柄の取引を行なった場合、保有株数と保有期間に応じて、現物株式手数料を最大で15%割引するサービスです。保有株数と保有期間による割引率は以下の通りです。

保有株数 保有期間
〜半年 半年〜1年 1年〜1年半 1年半〜2年 2年〜
1〜99 なし なし なし なし なし
100〜399 0.5% 0.8% 1.0% 1.3% 1.5%
400~2,000 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0%
2,001~4,000 1.5% 2.3% 3.0% 3.8% 4.5%
4,001~8,000 2.0% 3.0% 4.0% 5.0% 6.0%
8,001~12,000 2.5% 3.8% 5.0% 6.3% 7.5%
12,001~16,000 3.0% 4.5% 6.0% 7.5% 9.0%
16,001~20,000 3.5% 5.3% 7.0% 8.8% 10.5%
20,001~40,000 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0%
40,001~ 5.0% 7.5% 10.0% 12.5% 15.0%

2018年5月12日時点のカブドットコム証券の株価は、1株あたり405円です。最大の割引率を適用するためには、約1,620万円分のカブドットコム証券の株を2年間保有する必要があります。

auで株式割

auで株式割とは、kabu.com for auアプリを利用して現物株式の売買を行なった場合に、現物株式手数料を1%割引するサービスです。

auスマートパスからkabu.com for auアプリをインストールした取引が対象となりますが、プチ株や積立、au向けではないiPhoneやAndroidアプリは対象外です。
また、kabu.com for auアプリはAndroid版のみとなっているため注意が必要です。

kabu.comカードでキャッシュバック

kabu.comカードでキャッシュバックとは、kabu.comカードを作成し保有している人であれば、毎月取引手数料の一定料率が現金でキャッシュバックされるという割引サービスです。

キャッシュバック料率は、一般カードで1.0%、ゴールドカードで1.5%となっていますが、カードを発行するには年会費を支払わなければなりません。カードの申込条件は以下の通りです。

カード名称 kabu.comカード
(ゴールドプレステージ)
kabu.comカード
(一般カード)
年会費(税別) 本会員 10,000円 1,500円(初年度年会費無料)
家族全員 1人無料。2人目から1人につき1,000円 1人につき650円
(初年度年会費無料)
申込対象 原則として20歳以上で安定継続収入のある人
(学生を除く)
原則として18歳以上で安定継続収入のある人、
または18歳以上の学生(高校生を除く)

※家族会員はキャッシュバック対象外。未成年は親権者の同意が必要。

デイトレードのように頻繁に売買を行う場合には、年間の手数料が大きくなってくるため、カードを発行するメリットがあります。

しかし、配当金や株主優待を目的とした長期保有の場合には、年間の手数料が年会費以下になる可能性があるため注意が必要です。

信用取引手数料のお得なプラン

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現物株式手数料は多様な割引サービスがありましたが、信用取引手数料には、プラチナプランとゴールドプランの2種類あります。

それぞれを比較すると以下の通りです。

信用プラチナプラン 信用ゴールドプラン
適用条件 前1ヶ月の建玉残高または新規建約定代金合計が30億円以上 前1ヶ月の建玉残高または新規建約定代金合計が4億円以上
手数料 0円(無料) 0円(無料)
買方金利 制度信用2.06%
一般信用2.17%
(0.92%優遇)
制度信用2.68%
一般信用2.79%
(0.3%優遇)

プラチナプラン

現物取引と信用取引を比較すると、信用取引の売買手数料の方が小さいというメリットがありましたが、想定外の価格変動によって長期保有になってしまった場合は、金利手数料の影響を大きく受けてしまいます。

適用条件を満たしてプラチナプランになった場合、手数料が0円になるだけでなく、金利を約1%抑えることができるため、長期保有になったとしても手数料や金利の影響を軽減できるというメリットがあります。

しかし、前1ヶ月の建玉残高または新規建約定代金合計が30億円以上という条件を満たす必要があるため、個人が利用するよりはファンドなどの大口対象の割引サービスと言えるでしょう。

ゴールドプラン

ゴールドプランは、プラチナプランと比較すると、金利の優遇率は少し劣ってしまいますが、前1ヶ月の建玉残高または新規建約定代金合計が4億円以上と適用条件が緩和されているという特徴があります。

プラチナプランがファンドなどの大口対象の割引サービスであるのに対して、投資規模が大きい個人投資家を対象とした割引サービスがゴールドプランと言えるでしょう。

信用取引口座開設で取引ツールが無料

カブドットコム証券では、kabuステーションという投資家の取引環境の向上を目的としたツールを月額972円で提供しています。

しかし、信用取引口座を開設しているだけで、月額無料で利用できるようになるだけでなく、1回でも取引を行っている場合には、リアルタイム株価予測などの追加提供サービスであるFintechプランも利用できます。

また、信用プラチナプランやゴールドプランが適用されている場合には、Fintechプランの機能に加え、フル板発注画面が最大で4枚表示されるなどのPremiumプランも利用できるようになります。

自動売買注文方式が豊富で利用は無料

カブドットコム証券は、初心者でもリスクを抑えながら安心して手軽に取引を行うことができるように数多くの自動売買に対応しています。

自動売買とは、事前に条件を設定しておくことで、その条件が成立した場合にアクションを実行する売買です。カブドットコム証券が提供している豊富な自動売買発注方式は以下の通りです。

注文方式 詳細
逆指値 損失拡大を防ぐロスカットやトレンドフォローの買い注文ができます
トレーリングストップ 逆指値の価格を自動的に修正しながら有利な条件で取引できます
W指値 時価の上下で指値と逆指値を同時に発注し、リスクを管理できます
±指値(プラマイ指値) 始値・終値・約定価格を基準として買い注文を行うことができます
Uターン注文 買い注文と同時に売り注文の予約を行うことができます
リレー注文 最初の注文が約定すれば自動的に次の注文を発注できます
バスケット(一括)注文 現物・信用・先物・オプションを一括で発注できます
時間指定注文 時間を指定して発注・訂正・取消できます

フリーETFは売買手数料無料

フリーETFとは、個人投資家によるETF取引活発化を目的として導入されたサービスです。

カブドットコム証券が指定している8銘柄のETFを売買(現物・信用)する際の手数料が無料になります。

8銘柄の内容は以下の通りです。

  • MAXIS JPX日経インデックス400上場投信
  • MAXIS 日経225上場投信
  • MAXIS トピックス上場投信
  • MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
  • SPDR S&P500 ETF
  • ABF汎アジア債券インデックス・ファンド
  • MAXIS Jリート上場投信
  • MAXIS JPX日経中小型株指数上場投信

インターネットでの取引だけでなく、電話注文による取引の手数料も無料になるため、よりETF取引が行いやすくなったと言えるでしょう。

プレミアム積立の手数料は最大50%割引が可能

プレミアム積立とは、毎月500円以上1円単位で、少額から投資信託を積み立てるプランが設定できるサービスです。

また、積立回数によって手数料の割引が適用され、手数料を最大50%抑えることができます。
積立回数による割引率は以下の通りです。なお、プレミアム積立の手数料はプチ株の手数料が適用されています。

積立回数 手数料 最低手数料
1回目 約定代金2万円まで100円、以降1万円ごとに67円加算 100円
2回目 プチ株手数料の10%割引 90円
3回目 プチ株手数料の20%割引 80円
4回目 プチ株手数料の30%割引 70円
5回目 プチ株手数料の40%割引 60円
6回目 プチ株手数料の50%割引 50円

投資信託の保有額に応じてポイント付与

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カブドットコム証券で投資信託の運用を行なった場合には、特別な手続きを行わなくても、自動的に保有金額に合わせてポイントが付与されます。

月間平均保有金額100万円に対して1ポイントが付与されますが、1ポイントは100円の価値があるため、100ポイント貯めると1万円と交換できます。

月間平均残高が3,000万円以上の場合はポイントが2倍になります。1年間運用した場合のポイントは30×2×12ヵ月の720ポイント(72,000円)となっています。

シストレFXの手数料

シストレFXとは、低スプレッド・全自動取引・スマホ専用アプリや高機能トレーディングツールでの取引といった魅力だけでなく、現金0円でも株式や投信を担保に取引できるというFXサービスです。

手数用は無料で、全通貨ペアにおいて主要ネット証券と比較しても低スプレッドにて取引できる環境が整っています。

シストレFXのスプレッド

手数料 米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円 ポンド/円 NZドル/円 ランド/円
カブドットコム証券 無料 0.5銭 1.0銭 1.2銭 1.8銭 2.2銭 3.0銭
SBI証券 無料 0.5銭 1.6銭 1.6銭 2.8銭 3.8銭 3.8銭
楽天証券 無料 0.3銭 1.1銭 1.2銭 1.0銭 3.9銭 3.9銭
マネックス証券 無料 2.0銭 4.0銭 4.0銭 6.0銭 6.0銭 5.0銭

マネックス証券は比較的全通貨ペアのスプレッドが高いという特徴がありますが、残りの証券会社を比較すると、特にカブドットコム証券のスプレッドが低いというのが分かるでしょう。

振込・出金手数料

カブドットコム証券の手数料は割引が豊富?お得にする条件を解説

カブドットコム証券の口座に振り込む場合やカブドットコム証券に口座から出金する場合には、どのくらい手数料が発生するのでしょうか。

カブドットコム証券の振込手数料と出金手数料は以下の通りです。

サービス 手数料
振込手数料 口座振り込み 0円~(金融機関によって異なる)
ネット振込 三菱UFJ銀行、じぶん銀行、ゆうちょ銀行は無料。その他金融機関によって異なる。
口座振替(自動引落) 0円
出金手数料 即日出金(ゆうちょは除く) 三菱UFJ銀行、じぶん銀行、池田泉州銀行、中京銀行、イオン銀行は無料。その他一律100円(税抜)

振込手数料、出金手数料ともに手数料が無料の口座を1つ開設しておけば、無駄な支出を抑えることができます。

カブドットコム証券で投資を行う場合には、じぶん銀行もしくは三菱UFJ銀行などで口座開設を事前に行なっておくと良いでしょう。

まとめ

カブドットコム証券は、様々な現物株式手数料の割引サービスが適用されることによって、個人が安心してコストを抑えながら資産運用できるだけでなく、信用株式手数料も大口を対象とした割引サービスによって効率よく資産運用を行うことができます。

また、株式投資だけでなく、フリーETF、プレミアム積立、シストレFXなどでも手数料の割引などが設定されていることで、さまざまな投資商品をまとめて管理したいという方に向いているといえるでしょう。

2018年5月12日時点の手数料を基に解説しております。※2


※1:イー・ウィング証券と日本オンライン証券が合併に同意。新社名は「カブドットコム証券」
※2:カブドットコム証券、手数料

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