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元本保証で資産運用したい!6つの方法と特徴
元本保証で資産運用したい!5つの方法と特徴

元本保証で資産運用したい!6つの方法と特徴

元本保証のある、もしくはそれに近しい資産運用の方法はさまざまありますが、今回は銀行預金、国債、地方債、社債、貯蓄型保険、公社債投資信託の6つを紹介します。

これらにはそれぞれメリットがありますが、購入する前に知っておかなければならない注意点があります。元本保証と安心せずに、資産運用をしっかりと管理していくためにも特徴と注意点を学びましょう。

元本保証とは

資産運用で100万円をどこかに投資する場合、この投資する金額の100万円のことを元本と呼びます。そしてこの元本を減らさないという約束のことを元本保証といいます。

特に銀行に預けている預金は、仮にその銀行が破綻しても1000万円までなら預金保険制度によって保証されています。海外支店への預金などで元本保証の対象ではない金融機関もあるため注意が必要です。

元本保証と似ている元本確保

元本保証に似ているものとして、元本確保があります。元本保証の場合は、運用期間中も元本が減ることがありません。

しかし、元本確保の場合は、満期時の場合のみに元本が保証されています。よって途中解約してしまうと元本割れで損失を出してしまう可能性があります。

元本保証されていると思って投資したら、元本確保だったとならないように注意しましょう。

元本保証に近い資産運用

以下に紹介するのは、元本保証または元本保証に近い資産運用の方法です。

銀行預金以外は元本保証と呼べるくらいリスクが小さいという資産運用になっており、それらを含めて紹介しています。

目的やリスクなどを考えながら、あなたに合った資産運用を見つけてみましょう。

資産運用1:銀行預金

お金を預けておく先として通常は銀行に口座を持っている方々が大半ではないでしょうか。口座に少しでもお金を預けておくだけでも、多少金利が付いて資産運用になります。

また銀行預金は1,000万円までは元本保証なので、安心して資産運用ができる方法になっています。

銀行預金の種類

普段使用している普通預金と呼ばれているもの以外に、以下のような種類があります。

  • 定期預金
  • 総合口座
  • 当座預金
  • 貯蓄預金
  • 大口定期預金
  • 積立定期預金

※1

これら以外にも銀行や郵便局、農協によって呼び方や内容が異なる口座・預金方法があります。

銀行預金のメリット

メリットは2つあります。1つ目は、時間をかけずに済むことです。投資信託や株式投資も始めようとするとさまざまな知識や情報を収集して、資産運用をしていくことになります。

銀行預金であれば口座にお金を入れておくだけなので、時間をかけずに資産運用をすることができます。

2つ目は、1,000万円までの元本保証がされていることです。投資をするということは、リスクを取っていくことになるので、資産が減る可能性が比較的高いです。元本保証されていることで、資産を減らすことなく安心しながら資産運用できます。

銀行預金のデメリット

デメリットは2つあります。1つ目は金利が低い点です。株式投資や不動産投資、投資信託などと比較してしまうとその低さがわかります。ただその分リスクが低いため、資産運用する際はさまざまな金融商品と合わせながら選択していくほうがよいでしょう。

2つ目は、すぐにお金を引き出せないことがある点です。主に定期預金を利用しようとした場合は注意が必要です。1年間の定期預金をした1ヵ月後に、急にお金が必要になり途中で解約してしまうといったことが想定されます。

余裕ある資金を定期預金にするならよいですが、お金をすぐに引き出せないといった点は十分考慮しましょう。

預金方法

普段使用している銀行の口座であれば、すでに預金をしていることになります。この他に、例えば別の銀行で資産運用のための口座を開設してみる、定期預金をする、口座がたくさんあるのでお金をまとめるように整理するなど、預金管理をしやすい状況にすることがおすすめです。

資産運用2:個人向け国債

国債とは財務省の発行している債券で、たとえば10万円分購入すると、満期(償還期限)に10万円+金利が償還される仕組みになっています。

国債の種類

個人が購入できる国債には「変動10」、「固定5」、「固定3」の3種類があります。

  • 変動10:金利が半年ごとに見直されるもので、満期が10年
  • 固定5:金利が固定されているもので、満期が5年
  • 固定3:金利が固定されているもので、満期が3年

個人向け国債のメリット

国債のメリットはその安全性です。日本が財政破綻や世界からの信用が無くならない限りは、元本割れすることはありません。

こうした点から、元本保証ではないものの保全性は比較的高い資産運用といえます。国債を購入後、満期に元本+金利分が償還されます。

また、株式投資などに比べれば比較的少額から始めることができるのもメリットです。個人向け国債なら1万円単位から購入することができます。

個人向け国債のデメリット

デメリットとしては、リターンが小さいことです。例えば2017年の固定3の金利で年利0.05%(※2)なので、銀行預金より少し高いくらいです。また銀行預金と違い、すぐに現金化することはできません。

発行後1年以上が経過していれば国の買い取りによって中途換金できますが、中途換金では直前2回分の利子が差し引かれます。原則元本割れすることはありませんが、金利分のリターンは少なくなります。

基本的に、購入したら満期まで保有するほうがよいでしょう。

購入方法

個人向け国債は都市銀行、地方銀行、証券会社、ゆうちょ銀行、農協、信用組合、ネット銀行などほとんどの金融機関の窓口やオンラインで購入が可能です。

資産運用3:地方債

国債は国の発行する債券であることに対して、地方債とは地方の公共団体行政が発行する債券です。仕組みとしては国債と同じで、購入すると満期に元本+金利が償還されます。
こちらも、元本保証ではありませんが、保全性は比較的高い資産運用です。

地方債の種類

個人が購入できる地方債には「市場公募地方債」、「住民参加型市場公募地方債」の2種類があります。

住民参加型公募地方債とは、発行団体のある地域に住んでいる住民のみが購入できる地方債です。

市場公募地方債とは、一般的に公募されている地方債です。こちらは誰でも購入できます。

地方債は地方公共団体が発行する債券ですので、発行する団体によって満期や利回りが異なります。例えば、2017年6月に発行された市場公募地方債には以下のようなものがあります。

  • 埼玉県(30年債):0.959%
  • 兵庫県(20年債):0.645%
  • 埼玉県(10年債):0.22%

ここで挙げたのは代表的なもので、他にもたくさんの種類があります。20年債や30年債は利率が比較的高く設定されているため、満期まで保有していればリターンは大きくなる可能性があります。

地方債のメリット

メリットは3つあります。1つ目は国債に比べると利率が高いことです。発行する公共団体によって異なりますが、ほとんどは年利0.1%を超えています。※3

2つ目は、余剰資金を使って地域に貢献できるという点です。余裕のあるお金を使って地域貢献ができるのが地方債の魅力です。気に入った地域や自分の地元の債券を購入する方もいるのではないでしょうか。

3つ目は、少額からの購入が可能なことです。地方債は国債と同じく1万円単位から購入することが可能です。

地方債のデメリット

デメリットは国債と比べればリスクが高いことです。2006年に夕張市が破綻したように、公共団体といえど破綻する可能性はゼロではありません。

とはいえ地方公共団体が潰れてしまうことは稀で、民間企業よりはリスクが低いでしょう。

購入方法

地方債も銀行、証券会社、信用金庫、ネット証券などから購入することが可能です。

ただし、地域によって取り扱っている地方債が異なるため、自分が普段使用している銀行や証券会社が何を取り扱っているか調べる必要があります。

資産運用4:個人向け社債

企業が発行している債券が社債です。社債は事業資金が必要なときに、個人や企業から社債を買ってもらうことで資金を調達します。

そして購入後、満期まで保有していたら元本+金利が償還されます。

元本保証ではないものの、会社が倒産などしない限り元本は償還されるため、元本の保全性は比較的高いといえるでしょう。

社債の種類

一般的に売買される社債は以下の3つです。

  • 普通社債:固定金利のついた一般的な社債で満期まで一定期間ごとに利子が受け取れる
  • 転換社債:発行会社の株と交換する権利のついた社債
  • ワラント債:発行会社が新規で発行する株を購入する権利のついた社債

一般的に売買されるのは普通社債です。発行された例では、2017年3月にSBIホールディングスが社債を発行しました。満期は2年で利率は0.5%です。※4

同じく2017年3月に発行された社債にソフトバンクの社債もあります。こちらは満期が7年で利率は2.03%でした。国債に比べて利回りが高いことが分かります。※5

個人向け社債のメリット

メリットは社債によって異なりますが、国債や社債より利率が比較的高いことがメリットです。利子は定期的(通常は年1回〜2回程度)もらうことができて、買い付けの手数料もかかりません。

個人向け社債のデメリット

デメリットは国債や地方債に比べればリスクが高いことです。債券とはその発行体にお金を貸す行為ですから、倒産してしまえばお金が返ってこなくなる可能性が高いです。

また、購入単位が国債や社債に比べて高額になることもデメリットです。低いもので1万円から購入できるものもありますが、通常は10万円〜100万円単位で発行されます。

個人向け社債の買い方

個人向け社債は各証券会社から購入することになります。

また購入する際は、以下のこと注意が必要です。

  • 国債や社債と違って銀行や信用金庫では購入できない
  • 証券会社によって販売している社債の種類は異なる
  • 社債は人気なため発行されるとすぐに売り切れる

社債は、その引受人となっている証券会社でのみ購入できます。

※引受人とは・・・投資家に債券などを販売する目的で、その有価証券を取得する人(組織)を指します。

ここでは、SBI債、マネックス債の買い方を解説します。

SBI債
SBI債は償還期間が1年〜2年、年率0.5%~1.5%ほどの社債を発行しています。※第30回~第35回までの実績を参考。

SBI債はSBI証券のみでしか購入できません。
抽選申し込み期間は数日程度であることが多いため、購入を検討している方は先に口座開設しておくと良いでしょう。

マネックス債
マネックス債はSBI債と比較すると償還期間が短期の社債を発行しています。
実際に、2018年1月9日に発行されたマネックス債は、年0.20%(税引前)で期間が6ヶ月となっています。

マネックス債は先着での申込となっており、購入における上限金額はありません。
購入を検討している方は、前もって口座を開いておくと良いでしょう。

資産運用5:貯蓄型保険

貯蓄型保険は、たとえば終身保険や個人年金保険などがあります。契約で定められた一定期間保険料を支払って積み立て、保険料払込期間終了後は解約することで解約返戻金を受け取ることができるといった仕組みです。

貯蓄型保険の種類

貯蓄型保険には、以下の4つの種類があります。

  • 終身保険
  • 個人年金保険
  • 学資保険
  • 養老保険

終身保険と個人年金の違いは、終身保険に死亡保障があるのに対して、個人年金保険は契約者が亡くなった場合、それまでに積み立てた保険料がそのまま返ってくるだけとなっています。

貯蓄型保険のメリット

貯蓄型保険商品のメリットは、払い込んだ保険料よりも返ってくる返戻期や満期金の方が大きくなることです。解約返戻金とは解約することで返ってくるお金のことです。

保険料払込期間後には、払い込んだ保険料の総額よりも解約返戻金の方が大きくなり、リターン(返戻率)は110%を超えるものもあります。

また、終身保険の場合は、貯蓄しながら保障をつけることができることもメリットです。こうした商品では、保険料払い込み期間中に契約者が亡くなった場合、契約した保険金が支払われます。

また払込期間終了後に解約すれば、払込総額より多くのリターンが受け取れますので、貯蓄と保障を同時に備えることができる魅力があります。

貯金型保険のデメリット

デメリットは、保険料払込期間中に解約してしまうと支払った保険料の総額よりも解約返戻金の方が少なくなることです。そのため、途中解約しないように計画を立てて加入する必要があります。

また、年齢を重ねてから契約するほど返戻率が低くなってしまうのもデメリットです。できるだけ20代、30代の若いうちから加入しておく方がいいでしょう。

購入方法

貯蓄型保険は保険会社から購入することができます。貯蓄を目的として契約するなら、できるだけ返戻率の高い保険を探した方がいいでしょう。

保険会社のサイトでは返戻率がどのくらいになるのかシミュレーションできるようになっています。興味のある方は返戻率を計算して、貯蓄性の高い商品を探してみてはいかがでしょうか。

資産運用6:公社債投資信託

公社債投資信託は、国債や地方債などの「公社債」のみで運用される投資信託のことです。運用先が公社債のみで、元本割れするリスクが小さいのが特徴です。

元本保証ではないものの、保全性が比較的高い資産運用方法です。

公社債投資信託の種類

公社債投資信託には以下の3つの種類があります。

  • 国内債券型:国内の公共団体の発行する債券のみで運用される投資信託
  • 外国債券型:国外の公共団体の発行する債券のみで運用される投資信託
  • 内外債券型:国内・国外の公共団体の発行する債券で運用される投資信託

海外の公共団体は日本国内のものより信用リスクが高く、為替の影響も受けるので気を付けましょう。

公社債投資信託のメリット

公社債投資信託のメリットは、元本割れする可能性が比較的低いことです。株式への投資はしないため、市場の変動を大きく受けないようになっています。そのため元本保証にも近いような形で資産運用することができます。

ただし債券であっても例えばどこかの大手企業が倒産といった場合には、影響を大きく受ける場合があるので注意が必要です。

公社債投資信託のデメリット

デメリットは、マイナス金利導入の結果利回りを確保することが難しくなり、現在の国内型の公社債投資信託の金利は0%になっていることです。金利がない商品に投資をしてもいつまでも資産は増えません。

購入方法

公社債投資信託は、証券会社で購入することができます。証券会社によってさまざまな組み合わせの商品を扱っていますので、証券会社のサイトからどのような種類のものがあるのか調べて比較検討してから購入しましょう。

まとめ

紹介した元本保証また元本保証に近い資産運用の方法は、初心者にも向いていますし、すでに投資を始めている方にも、より安定したポートフォリオを作成する上で必要になってくるでしょう。

ただしローリスクな反面、大きなリターンを狙えない方法にもなっているので、目的に合わせた資産運用をしていきましょう。


参考記事
※1:目的に応じて使い分けたい7つの銀行預金 – 全国銀行協会
※2:個人向け国債商品概要「固定3年」 : 財務省
※3:全国型市場公募地方債(個別債)
※4:SBIホールディングス株式会社2019/3/29満期0.50%円建社債(第36回SBI債)
※5:第51回及び第52回無担保普通社債の発行に関するお知らせ

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