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【2019年更新】SBI債はなぜ人気?過去の販売実績や金利、購入方法まで徹底解説
SBI債とは?過去の販売実績や金利、購入方法まで徹底解説

【2019年更新】SBI債はなぜ人気?過去の販売実績や金利、購入方法まで徹底解説

SBI債は、大手金融グループのSBIホールディングス株式会社が発行する個人向け社債です。

SBI債は少額から購入できることに加え、銀行の普通預金や個人向け国債に比べて利回りが高く、運用期間も短いことから、投資家の間でも人気となっています。

今回はSBI債の過去の販売実績や金利、購入方法まで詳しく解説します。

SBI債とは

名称 第39回SBI債
金利(年率) 0.43%(税引前)、0.342%(税引後)
期間 約2年
格付 BBB(R&I)
最低投資金額 額面10万円以上(10万円単位)
発行日 2019/6/3(受渡日は2019/6/4)
償還日 2021/6/6
利払日 年2回(6/4及び12/4)
発行額 250億円

SBI債は、大手金融グループのSBIホールディングスが発行する個人向けの社債で、上記の表は直近のSBI債の概要をまとめたものです。※1

SBI債は、SBI証券のみで販売されており、SBI証券の証券口座を保有している方だけが購入できます。

発行企業のSBIホールディングスとは

発行企業のSBIホールディングスは大手金融グループのひとつで、グループ企業には国内最大のネット証券であるSBI証券や住信SBIネット銀行、SBI損保などがあります。

金融サービス事業のほかに、ベンチャー企業などへの投資、資産運用関連サービスを提供する「アセットマネジメント事業」、医薬品や健康食品などの「バイオ関連事業」なども展開しています。

近年は、IT技術を使った新たな金融サービスである「Fintech(フィンテック)」に注力しており、ブロックチェーンを活用した次世代型送金システムの構築などにも取り組んでいます。

SBI債は格付機関のR&Iにより「BBB」と格付けされており、一般的には投資適格債に分類されます。BBBの格付の定義は「信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある」となっています。※2

格付けはAAAからDで示され、AAAが1番格付けが高く、債務不履行の可能性が最も低い企業となります。(格付け基準は格付け機関によって異なる)

格付けは、あくまでも格付機関が企業の総合的な債務履行能力について意見を表明したものであるため、市場環境の変化などによっては、企業の倒産や債務不履行が発生する可能性があることには注意が必要です。

SBI債の特徴

SBI債はなぜ人気?過去の販売実績や金利、購入方法まで徹底解説

次に、SBI債の特徴について確認していきましょう。

比較的金利が高い

SBI債は、比較的金利が高いのが特徴のひとつです。

SBI債の金利は第36回SBI債で年率0.50%(税引前)となっており、SBI債を100万円分購入すると、1年間に5,000円(税引前)の利息がもらえる計算になります。

たとえば、三井住友銀行の定期預金金利(1年間)は0.01%で、100万円を1年間預け入れても利息は100円(税引前)しか受け取ることができません。※3(2018年4月時点)

また、個人向け国債(第97回変動10年)の利回りは年率0.05%(税引前/初回適用利率)となっており、100万円分購入して1年間にもらえる利息は500円(税引前)です。※4

預金や国債と比較すると、金利は高いと言えるのではないでしょうか。

SBI証券でしか購入できない

SBI債は、SBIホールディングスのグループ企業であるSBI証券でしか購入できません。

そのため、SBI債を購入するには、SBI証券で証券口座を開設する必要があります。

SBI証券の口座開設数はネット証券で最も多く、多くの投資家がSBI債の購入申込をするため、早期に売り切れることがほとんどです。(2018年4月時点)

SBI証券の口座開設は無料でできるため、SBI債の購入を検討している人は開設しておくとよいでしょう。

少額で投資が可能

SBI債は、少額で投資ができるのも特徴のひとつです。

10万円から20万、30万円と10万円単位で購入できるため、株式や不動産などに比べると、まとまった資金を用意する必要がありません。

SBI債は個人向け社債であるため、定期的に利息が受け取れ、償還日には投資資金が戻ってくることから、投資にあまり手間をかけたくない方にも選ばれる傾向にあるようです。

SBI債は、投資経験が少ない人でも投資がしやすい金融商品と言えるでしょう。

SBI債の過去の販売実績

ここでは、SBI債の過去の販売実績を確認していきましょう。

名称 発行日 期間 利率(税引前) 償還日 発行総額
第26回SBI債 2012/9/10 1年 1.60% 2013/9/10 100億円
第27回SBI債 2012/10/11 1年 1.60% 2013/10/11 100億円
第28回SBI債 2012/11/28 1年 1.60% 2013/11/28 150億円
第29回SBI債 2013/7/9 1年 1.55% 2014/7/9 200億円
第30回SBI債 2013/12/27 1年 1.52% 2014/12/24 200億円
第31回SBI債 2015/2/26 1年 1.43% 2016/2/26 200億円
第32回SBI債 2015/4/27 1年 1.43% 2016/4/27 200億円
第33回SBI債 2016/1/26 1年 1.42% 2017/1/26 200億円
第34回SBI債 2016/6/6 2年 0.70% 2018/6/7 200億円
第35回SBI債 2016/12/12 2年 0.48% 2018/12/13 200億円
第36回SBI債 2017/3/28 2年 0.50% 2019/3/29 200億円
第37回SBI債 2018/7/19 2年 0.48% 2020/7/20 200億円
第38回SBI債 2019/3/14 2年 0.43% 2021/3/5 200億円

※5

上記の表は、第26回SBI債から直近の第38回SBI債までの実績をまとめたものです。

発行日を確認すると、2016年までは年2~3回発行されており、1年間に複数回発行されていることがわかります。

しかし、2017年、2018年は各年1回しか発行されていません。(2018年7月時点)

期間は1年のものの発行が続いていましたが、第34回からは2年になり、利率は1.60%から直近では0.43%まで低下しています。

利率が下がっているのは、市場金利が低下していることや償還までの期間が延びたこと、SBI債は人気が高く、利率が低くても買い手がいることなどが考えられます。

また、発行総額は第26~27回は100億円でしたが、第29回以降は200億円が続いています。

途中で売却できる

SBI債の特徴の一つとして、途中で売却できるという点があります。

満期になる前に売却する場合、証券会社による買取が通常ですが、手数料なども考慮した上での売却価格になるので、売却損が発生することも考えられます。

途中売却は必要なお金が捻出できないといった場合に行なうようにしましょう。

利金の支払いは年に2回

SBI債の利金は1年に2回行なわれます。

投資なのでリスクもありますが、定期預金などと比較すると高い水準の利回りを得ることができます。

SBI債のリスクとは

SBI債はなぜ人気?過去の販売実績や金利、購入方法まで徹底解説

大手企業が発行しているからといってリスクがないわけではありません。どの社債にもあえるように、SBI債にはリスクがあります。

また、投資の常識として、金利(利回り)の高さとリスクの高さは比例します。SBI債は比較的金利が高いためそれだけリスクがあると考えることもできます。

実際にSBI債の格付はBBB(トリプルB)となっており、信用度が高い部類に入るものの、その中では比較的低めの格付けです。

発行体であるSBIホールディングス株式会社の倒産などにより、リスクが顕在化する可能性もあるので、購入前にしっかりと確認しましょう。

SBI債の購入方法

最後に、SBI債の購入方法について確認していきましょう。

SBI証券の口座開設が必要

SBI債は、SBI証券の独占販売になっており、他の証券会社の取り扱いはないため、購入するにはSBI証券の証券口座を開設する必要があります。

また、SBI債の発行は不定期で、いつ発行されるかわかりません。

証券口座の開設には少し時間がかかるので、SBI債の発行が発表されてから口座を開設しようとすると、SBI債の購入に間に合わない可能性があります。

SBI債を購入する予定があるなら、早めに口座開設しておいたほうがよいでしょう。

申し込みは先着順

以前のSBI債の購入方法は、抽選申込期間中に申し込みをし、抽選に当選したら注文が約定するという流れでした。

しかし、最近は先着順での販売になっており、完売となり次第申し込み受付を終了するため、SBI債を購入するには、売出期間には入ったら早めに申し込むことが大切です。

SBI債は人気が高く、申し込みを開始してすぐに売り切れてしまう可能性もあります。

まとめ

SBIホールディングスが発行するSBI債は、比較的利回りが高く、最低投資金額が10万円と少額から購入できることから、人気が高い個人向け社債です。

会社の破たんや資金繰りが難しくならなければ、定期的に利息が受け取れ、償還日まで保有すれば投資資金が戻ってくるため、投資経験が少ない人でも購入しやすいと言えるでしょう。

SBI債はSBI証券でしか購入できないため、購入するにはSBI証券の証券口座を開設する必要があります。

SBI債の発行が発表されてからの口座開設では、購入できない可能性があるので、SBI債に興味がある人は、SBI証券の証券口座を事前に開設しておくと良いでしょう。


※1:SBI証券、第39回SBI債
※2:R&Iの信用格付
※3:三井住友銀行、円預金金利
※4:変動10年(第97回)の発行条件
※5:SBI証券、新発債券取扱実績

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