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分散投資とは?その方法や資産運用に関わるメリット・デメリットを解説
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分散投資とは?その方法や資産運用に関わるメリット・デメリットを解説

資産運用には株式投資やFXなど様々な種類があります。しかし、資産運用にはリスクもあり、投資方法によっては大きな損失を被ってしまう可能性もあります。

その可能性を抑えるために有効とされているのが、分散投資です。

今回は分散投資とはどのような投資方法なのか、そのメリット・デメリット、方法について解説します。

分散投資とは

分散投資とは?その方法や資産運用に関わるメリット・デメリットを解説

分散投資とは、投資対象を複数に分散することで、投資対象が値下がりしてしまった場合の損失金額を抑えながら、比較的安定した資産運用を目指すために活用される投資方法です。

例えば、株式投資だけに投資金額の100%を集中投資している場合には、世界の市場が混乱し株価が急落してしまうと大幅な損失が生じてしまうリスクがあります。

もしこのような状況で、投資金額の半分を金に分散投資しておけば、株式投資によって大きな損失を被る可能性のある金額を50%に抑えられます。

もちろん金の価格がどうなるかはわかりませんが、株式市場の変動だけに依存しない実物資産のため、全額を株式投資に充てるよりは、分散投資を行なった方が安全性を高められるでしょう。

また分散投資において分散するのは、投資対象だけではありません。
例のように対象商品を分散する方法の他に、地域や通貨、売買のタイミングを分散するなどさまざまな方法があります。

分散投資のメリット

分散投資には、価格変動のリスクを含めさまざまなリスクを分散するというメリット以外にも、売買のタイミングを気にしなくてよいというメリットがあります。

それぞれのメリットについて見ていきましょう。

さまざまなリスクを分散

金融商品によって異なりますが、資産運用のリスクには価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、カントリーリスク(国や地域)などがあります。

価格変動リスクと為替変動リスクは、運用商品の価格や為替が変動することによるリスクで、信用リスクとカントリーリスクは、運用商品を発行している企業や国の信頼度が低下することによるリスクです。

集中投資を行なっていた場合はこれらのリスクを1点に受けてしまうため、損失金額が大きくなる可能性があります。分散投資の場合は、これらのリスクを分散できるため、いざという時に損失金額を抑えられる可能性があります。

売買タイミングを気にしなくてよい

集中投資の場合は、1つの運用商品に対して短期で売買することを基本としていますが、分散投資の場合は、複数の運用商品を長期で売買することを基本としています。

集中投資の場合は、短期的に発生する価格変動に合わせて取引するため、売買のタイミングが運用成績を左右します。しかし、分散投資の場合は、短期的な価格変動ではなく、長期的な価格変動を意識するため、売買のタイミングを気にする必要が少なくなります。

そのため、分散投資の場合は、自分が設定した運用目標を達成できるまでは放置しておく場合が少なくないため、日中に別の仕事をしているサラリーマンでも資産運用がしやすくなるでしょう。

分散投資のデメリット

分散投資とは?その方法や資産運用に関わるメリット・デメリットを解説

分散投資には、管理が煩雑になることや大きなリターンを短期間で出しづらくなる可能性があるというデメリットがあります。

それぞれのデメリットについて見ていきましょう。

管理が煩雑になる

分散投資には、集中投資と比べて管理の手間が煩雑になる場合があります。

例えば、株式投資で複数の銘柄を保有するという分散投資を行う場合、購入した全ての銘柄を把握しておかなくてはなりません。

加えて、債券投資信託も並行して行う場合、投資対象や値動きの把握も必要となります。

このように投資銘柄や投資対象の金融商品を増やせば増やすほど管理にかかる手間も増えていきます。

分散している投資先が多くない場合は負担と感じないかもしれませんが、投資対象が100銘柄などに増えると、リスクの把握が難しくなることも考えられます。

分散投資はいざという時に損失額を抑えることが趣旨ですが、分散するあまり、反対にリスクが高まる可能性がある点には注意しましょう。

大きなリターンを短期間で出すのが難しい

分散投資はリスクを低くすることを期待できますが、投資対象が大きく値上がりした時のリターンも低くなってしまう可能性があります。

例えば、株式投資でA社に100万円集中投資していた場合とA社、B社、C社、D社の4社に25万円ずつ分散投資していた場合を比較してみましょう。

A社の業績が好調で株価が20%上昇した場合、集中投資であれば20万円の利益を得られます。しかしながら分散投資の場合は5万円の利益となるため、集中投資と比較すると利益が少なくなってしまいます。(税、手数料は考慮せず)

分散投資の場合は、下落した場合の損失を最小限に抑える資産運用を目的としているため、集中投資と比べるて大きなリターンを短期間で出すづらい側面があると言えるでしょう。

パフォーマンスが良くない銘柄を選定してしまう可能性がある

分散投資を意識して、多くの銘柄を選ぼうとすると、それが目的になってしまい、実はパフォーマンスがそれほど良くない銘柄に投資してしまう可能性もあります。

一定の基準や指標を十分に検討した上で、銘柄選定を行うことがよりよい分散投資になることを忘れないようにしましょう。

分散投資の方法

分散投資とは?その方法や資産運用に関わるメリット・デメリットを解説

分散投資の方法は、投資銘柄を分散させることのみではありません。以降、分散投資の種類について解説します。

分散投資1:対象資産を分散

対象資産の分散とは、株式投資や投資信託、債券など様々な運用方法がある中で、運用方法を1つに絞るのではなく、株式投資と債券の運用を行なうなど、複数の運用方法を組み合わせる分散投資の方法です。

リスク・リターンの高さが異なる資産に分散投資したり、価格上下する要因が異なる資産に分散投資することで、リスクが集中することを避けることができます。

分散投資2:対象地域を分散

投資信託をはじめとして、投資対象の資産がある地域は様々あります。対象地域の分散とは、その地域を分散する投資方法です。

例えば、投資信託には、国内株式や米国株式などの比較的安定している株式市場だけでなく、値動きが激しく成長が著しい新興国の株式などを投資対象とするものがあります。

国内の情勢悪化など特定の国だけに関係のあるような事象があった場合、その国だけが影響を受けるため、複数の国や地域に分散しておく方がリスクを抑えることができるでしょう。

分散投資3:対象通貨を分散

対象地域の分散は、カントリーリスクに対する対応策であるのに対して、対象通貨の分散は、為替変動リスクに対してリスクを抑えようとする方法です。

例えば、ブラジルレアルを基準にしてブラジル株に投資している場合、為替変動のリスクが生じますが、日本円を基準にしてブラジル株に投資している場合、為替変動リスクを抑えられます。

例のように同じ国が発行している通貨や株を保有していると、その国に何かしらの問題が生じた場合には、相乗効果によって大幅な損失が生じてしまう可能性があります。

こうした観点から、為替リスクが大きい国の通貨を基準とした集中投資は分散投資の観点からは避けた方が良いでしょう。

分散投資4:売買タイミングを分散

1度にまとめて投資を行うのではなく、タイミングをずらして投資を行うことも分散投資方法の1つです。

投資対象の株価・指標における値動きの上下に関わらず、例えば、一ヶ月に一回、一定額ずつ投資信託を購入し、売買するタイミングをずらすことによって、購入単価を平均化し、価格変動リスクを抑える効果があります。

分散投資を手軽に行う方法

分散投資とは?その方法や資産運用に関わるメリット・デメリットを解説

分散投資といってもさまざまな種類があるため、戸惑ってしまう人も少なくないでしょう。以降、分散投資を行う方法について、紹介します。

インデックス型投資信託やETFを購入する

インデックス型投資信託やETFでベンチマークしているインデックス(指数)は、例えば国内ではTOPIX、米国ではS&P500などが有名です。

これらのインデックスはすでに数十、数百の銘柄の株価の平均などで構成されています。そのため、インデックス型投資信託・ETFを購入することで比較的簡単に分散投資を行うことが可能です。

インデックスの構成銘柄などは十分に検討する必要がありますが、個別銘柄を地道に調査するよりは時間をかけずに済むでしょう。

ポートフォリオのルールを作る

分散投資を行うことがどのような投資・資産運用においても正しいわけではありません。中には、理性的な考えから、株式投資しか行わない場合や、単一銘柄に集中投資する方もいるかもしれません。

投資の方法が何であれ大切なのは、ポートフォリオのルールができているかどうかでしょう。

ポートフォリオとは、分散投資における株式や債券、不動産などの金融商品の組み合わせのことです。どのくらいの期間でどの程度の運用益を得たいのかという目的に応じて、ポートフォリオのルールを作ります。

例えば、まだ年齢が若く、損失を被ってもすぐに労働によって得られるくらいの金額を投資に充てる場合は、比較的ハイリスク・ハイリターンの投資対象を選ぶ可能性があるでしょう。

このように資産運用の目的と、自身の状況を考慮してポートフォリオのルールを考えた上で、目標に合うよう分散投資していくことが良いでしょう。

ロボアドバイザーを活用する

ロボアドバイザーとは、ロボアドバイザーの質問にいくつか応えることで、自分自身の投資方針に合った運用方法を提案してくれるサービスです。

ロボアドバイザーを利用すれば、ポートフォリオを自分でゼロから構築せずとも、志向や状況に基づいて簡単にポートフォリオが作れるのではないでしょうか。

まとめ

分散投資は、資産運用におけるさまざまなリスクを抑えることができる投資方法の1つですが、分散投資の種類は多岐に渡るだけでなく、管理が煩雑になってしまったり、短期間で大きなリターンを出すのが難しかったりするというデメリットもあります。

投資・資産運用を行う際は、投資の目的と目標を決めた上で、ポートフォリオをはじめとして自分で決めたルールに基づき、分散投資を行いましょう。

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