>>
仮想通貨Lisk(リスク)とは?特徴や仕組み、購入方法を解説
仮想通貨LISK(リスク)とは?特徴や仕組み、購入方法を解説

仮想通貨Lisk(リスク)とは?特徴や仕組み、購入方法を解説

2016年5月に公開された仮想通貨のLisk(リスク)は、Bitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)にはない機能が実装されており、世界的に注目を集めている仮想通貨の1つです。

2018年にはリブランディングでイメージなどが一新し、注目を集めましたが、そもそもLiskは一体どのような通貨なのでしょうか。

今回はLiskの特徴や仕組み、購入方法まで解説します。

Lisk(リスク)とは

Liskとは、本部をスイスに置いているLisk Foundationが開発した仮想通貨のプロジェクトです。

2016年2月~3月にかけて行なわれたICOで、14,000BTC(5億6,000万円)を調達し、当時のICOでは歴代2位の調達額になるなど、世間からも注目されたプロジェクトの1つです。

Lisk(リスク)mは、イーサリアムの脆弱性(セキュリティ面)を克服した通貨として注目されています。

正式には、LISKは仮想通貨の名称ではなく、分散型アプリケーションのプラットフォームを意味しており、その中で利用される通貨名がLiskとなっています。

Liskの基本情報

Liskの基本情報は以下の通りです。

発行日 2016年5月24日
名称 Lisk(リスク)
承認方式 DPoS
発行枚数上限 上限なし(発行枚数は減少)
開発者 Max Kordek Oliver Beddows
時価総額 約1,238億円(時価総額16位)
価格 約1,176円
使用言語 JavaScript

※1、2(2018年4月26日時点)

Lisk(リスク)の特徴

スマートコントラクトを実装

ブロックチェーンによって、誰が誰に対してどのくらいの金額をいつ送金したかというデータをインターネット上に改ざんが困難な形で記録できるようになりました。このブロックチェーンの技術を応用して作られたのがスマートコントラクトです。

スマートコントラクトは、特定の条件を定義づけることによってさらに複雑な情報を記録し、さまざまな取引の契約を自動で実行できるようにする仕組みです。

例えば、自動販売機の場合は、お金を入れてボタンを押せば商品が出てくるように、一定の条件を満たすことができれば、商品を提供するという契約が人の手を介さずに自動で実行されています。

スマートコントラクトによって、今までは人の手を介さなければ実行できなかった処理が、人の手を介さずに処理できるようになる可能性を秘めており、このスマートコントラクト機能があることが、Liskが注目されている要素の1つとなっています。

JavaScriptを採用

スマートコントラクトを利用するには、行ないたい取引の条件を定義づけするために新しい開発を要します。
同じくスマートコントラクトが実装されているEthereum(イーサリアム)の場合は、独自のプログラミング言語であるsolidityが用いられているため、開発しやすいとはいえないようです。

Liskは、世界的に使用されているプログラミング言語のJavaScriptが用いられているため、新しい開発がしやすいというメリットがあります。

サイドチェーンを活用

Liskは、ブロックチェーンの中でもメインチェーンではなく、サイドチェーンという仕組みが活用されているのが特徴です。
メインチェーンと結びついたさまざまなサイドチェーンで分散型アプリケーションが構築されるようになっています。

※サイドチェーンとは・・・仮想通貨で使用されているブロックチェーンのメインチェーンとは別のチェーン。(メインチェーンを親チェーン、サイドチェーンを子チェーンとも呼ぶ)

メインチェーンとサイドチェーンでデータは連動させることができるため、メインチェーンの機能拡張やメインチェーンの技術を活用したオリジナル仮想通貨をサイドチェーン上で発行するなどが可能となっています。(連動には一部制約あり)

個々のサイドチェーンが独立して動作するようになるため、機能性が向上するだけでなく、サイドチェーンに問題が生じた場合でも、メインチェーンを修正せずに、問題が生じたサイドチェーンを修正するだけで対応が可能となります。

これによって、セキュリティが強化されるだけでなく、ブロック承認までの時間を短縮することも可能になっています。

アルゴリズムはDPoS

ビットコインの承認システムはPoW(Proof of Work)というシステムが採用されており、難しい計算式を早く解くことができた人の承認作業が採用されるという仕組みです。

この仕組みの場合には、高性能なコンピュータが必要になるだけでなく、大量の電力を消費することで環境に悪影響があるなど、課題の多い承認システムと言われています。

次に登場したPoS(Proof of Stake)という承認システムは、仮想通貨をより多く持っている人の承認作業が採用されるという仕組みです。

この仕組みの場合には、一部の資産家に報酬が偏ってしまうことや大量に保有することで、流動性が低下してしまうなどの課題がありました。

Liskで採用されているDPoS(Delegated Proof of Stake)という承認システムは、Liskを持っている人たちの中で投票を行なうことによって、誰を承認者にするのか決定します。

仕組みはPoSをもとに発展したものとなっており、仮想通貨の保有量に応じて割り当てられた投票権によって取引承認を行なう101人を決定し、順番に応じて取引承認を行ないます。

順番に承認作業を行なっていくため、PoSのように一部の資産家に承認作業によって報酬が偏ってしまうという課題をクリアできるようになりました。

Lisk(リスク)の価格推移

2016年にLiskが登場した際は、Microsoft Azureとの連携などによって注目されましたが、本格的な価格上昇は2017年に入ってからでした。※3

2017年初頭は、6月2日に北米で最大規模となるBlockchain Expoに登壇するということで価格が高騰しました。※4

9月21日には、Liskのアップデートが12月に延期されることが発表されたことによって、不信感から価格が下落しましたが、その後買い支えが行なわれ、価格が乱高下しました。

11月27日には、今後の予定についてのロードマップが更新されたことによってさらに期待が高まったとともに、年末には仮想通貨全体に資金が流れこんだことによって強い上昇相場となりました。※5

2018年に入ってからは、規制や仮想通貨取引所のハッキング事件などによって募った仮想通貨に対する不安感を反映し、価格が下落しています。

ロードマップによると、2018年に複数のイベントを控えているため、2018年はLiskにとって大きな価格変動が生じる1年となるかもしれません。

Lisk(リスク)のリブランディング

Liskは危険という意味を持つ「risk」に似ているということから、通貨名の変更も含めて、リブランディングが行なわれました。※6

具体的なリブランディングの内容としては、ロゴの刷新(ブランドアイデンティティの刷新)、Liskプラットフォームの進化などが挙げられています

それぞれの詳細について見ていきましょう。

ロゴの刷新

Liskという名称に関しては、今までのブランドイメージが変わってしまうことが懸念され、変更されませんでしたが、ロゴを以前よりもシンプルなものに刷新したことで第2のスタートを切りました。

Lisk-core1.0.0の開発状況

core1.0.0によって、Liskの欠点が改善されるだけでなく、機能や性能の大幅な向上が期待されています。

主な改善内容は、サイドチェーンの強化と規模の拡大、インターフェースの開発やベルリンの企業との共同研究などが挙げられています。

2017年から延期を繰り返していましたが、ようやく目途がつき、β版が4月10日にリリースされました。※7

Lisk(リスク)の今後について

Lisk(リスク)の時価総額はイーサリアムやリップルなどの仮想通貨と比較するとよりも低い水準です(2018年6月29日時点)。

これは少なくとも現時点では、イーサリアムほど需要が高くないという意味ですが、一方で、今後のリリース次第では上昇も期待できるということです。

2018年7月には分散型取引所(DEX)をリリースする予定です。

分散型取引所(DEX)とは・・・中央集権ではなく、個人間でやりとりができる取引所のこと。

Liskを購入できる仮想通貨取引所

Liskは仮想通貨の時価総額ランキングで16位に付けるなど、世界から注目を集めている仮想通貨であるため、購入できる取引所も多いのが特徴です。

日本では、コインチェックがいち早くLiskの取り扱いを始め、2018年1月にはbitFlyerでも売買ができるようになりました。今回はビットコイン取引量国内No.1の実績をもつbitFlyerを紹介します。※8

bitFlyer(日本)

2014年にサービスを開始したbitFlyerは、ビットコインの取引量において日本一を誇る仮想通貨取引所です。※8(2016年下半期)

取引内容 手数料
ビットコイン売買:取引所及びLightning 0.01%~0.15%※a
ビットコイン売買:販売所 無料※b
アルトコイン売買:Lightning 0.2%
アルトコイン売買:販売所 無料※b

※a:取引量によって変化
※b:キャンペーン期間中(終了2週間前に告知)

2018年1月にLiskが加わり、取り扱う仮想通貨は合計7種類になりました。
今後も取り扱われる仮想通貨が増えることが期待されています。

区分(不正な日本円出金が発生した時点) 補償上限金額
預かり資産合計が円換算で100万円を超える二段階認証登録ユーザー 500万円
上記以外の二段階認証登録ユーザー 10万円

※9(2018年4月時点)

また、三井住友海上と共同開発した補償制度によって、ハッキングなどによって日本円の不正出金が行なわれた場合は、上限金額を上限に補償が行なわれます。※詳細な条件は※9を参照

なお、海外取引所ではありますが、Binanceでも取引が可能となっています。

まとめ

Liskにはサイドチェーンの活用やDPosによる承認システムなど、ビットコインやイーサリアムとは異なる特徴がありました。

ビットコインとイーサリアムが持つそれぞれの課題を解決し、さらに機能性を高めている仮想通貨といえるのではないでしょうか。

2018年もリブランディングで、さらに開発が進んでいくことが予想され、今後も動きに注目といえます。


※1:CoinMarketCap、Lisk (LSK) 価格
※2:Lisk establishes Partnership with Microsoft Azure for JavaScript App Development
※4:https://twitter.com/liskhq/status/870663442704850944
※5:https://lisk.support/events/
※6:https://lisk.io/events/lisk-relaunch
※7:Lisk Core 1.0.0 — Open Beta Released, Intensified Testing & Reddit AMA Announcement
※8:国内最大の仮想通貨・ブロックチェーン企業bitFlyer2016 年下半期のビットコイン取引量国内第 1 位の達成、及びキャンペーン開催のお知らせ
※9:メールアドレス・パスワード等の盗取による不正な日本円出金に伴う補償について

初心者でも取り組みやすい!
安定的で手間のかからない投資始めませんか?
投資をしたら満期まで待つだけ
貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」では、上場企業や注目のベンチャー企業が組成するファンドに予定利回り1.5%〜6%*で投資いただけます。
投資をしたら運用期間中の手間はほとんどかからず、相場による価格変動がないため値動きを見る必要はありません。
*年率、税引前
1円単位で投資できる
Fundsの投資単位は1円。気軽に効率よく、資産運用を始めることができます。