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ひふみ投信の評判や実績(利回り)、メリット・デメリットを解説!ひふみプラスとはどう違う?
ひふみ投信の評判や実績、メリット・デメリットを解説!ひふみプラスとはどう違う?

ひふみ投信の評判や実績(利回り)、メリット・デメリットを解説!ひふみプラスとはどう違う?

ひふみ投信は他の投資信託とは異なった特徴が見られる投資信託です。また、ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークス社の代表取締役社長である藤野氏のメディア露出なども多く、ひふみ投信という名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

今回はひふみ投信について、その評判や実績(利回り)、メリット・デメリット、口座開設方法などを解説します。

ひふみ投信の特徴やメリット

ひふみ投信の評判や実績(利回り)、メリット・デメリットを解説!ひふみプラスとはどう違う?

ひふみ投信とは、独立系投資信託会社のレオス・キャピタルワークスが設定・運用を行う投資信託です。

レオス・キャピタルワークスは、かつて外資系の運用会社でカリスマファンドマネージャーとして知られた藤野英人氏が、代表を務める企業としても知られています。

以下よりひふみ投信の特徴やメリットを解説します。

日本株・海外株に投資するアクティブファンド

投資信託にはインデックス型とアクティブ型がありますが、ひふみ投信はアクティブ型に該当する投資信託です。そのためレオス・キャピタルワークスが独自の視点で銘柄選定を行います。

アクティブファンドとは、市場の水準よりも上回る成績を積極的に目指す種類の投資信託のことです。日経平均株価など対象とする指数と同様の値動きを目指すインデックスファンドと異なり、アクティブファンドは投資対象の選定について、より手間をかける傾向があります。

ひふみ投信が投資対象とする銘柄は国内株のみではありません。実際に2018年7月時点の資産配分比率は、国内株式:海外株式:現金=86.5%:10.4%:3.1%です。内訳としては国内株式が投資資産の多くを占める構成の投資信託となっています。※1

アクティブファンドは積極的に良い値動きを目指すものの、必ずしも良い成績が残せるとは限りません。そんな中、ひふみ投信は比較的好成績を残しており、2018年4月末現在の基準価額は設定来で415.1%となっています。3ヶ月前と比較すると、-2.8%となっていますが、市場が下向きになっていても、TOPIXと比較すると好成績となっています(後述)。※2(2018年2月確認時点)

様々な会社を実際に訪問している

それではひふみ投信の好成績のカギは一体どのようなところにあるのでしょうか。もちろんファンドマネージャーの能力によるところもあるかもしれませんが、ひふみ投信のファンド運用に対する姿勢からも、うかがい知ることができます。

ひふみ投信は、「足で稼いだ情報で成長企業を発掘」することをWebサイトで述べています。他の投資信託以上に様々な会社を実施に訪問して、多角度から調査・分析を行って投資決定を行っているようです。

代表である藤野英人氏をはじめとして、所属するアナリストが全国各地の企業を実際に訪問していることが知られており、この姿勢が評判・口コミにもなっているようです。

また、ひふみ投信は大型株のみに集中して投資しているわけではありません。中小型株や超小型株も投資対象として、成長性が高いと判断した企業に、企業の規模や立地といった条件に制限をかけずに投資を行っています。

投資対象を厳選する必要があるため、一般的にアクティブファンドはインデックスファンドよりも手間がかかります。ひふみ投信は実際に企業を訪問する点にも手間をかけており、それが成績に寄与しているとも考えられるのではないでしょうか。

個人投資家が株式投資する際には、こうした生の情報を活かして投資することは中々できないでしょう。加えて実際に会社を訪問して投資するには手間もかかる点などが、投資家から評判となっているようです。

運用者の顔が見える

ひふみ投信は、いわゆる「顔が見える運用」を行っており、各アナリストそれぞれがWebサイト上で自身の投資に対する考え方などをインタビューとして掲載しています。

また代表の藤野氏はメディアに登場する機会も多く、ひふみ投信や藤野氏自身の投資哲学について語る姿もインターネットを通じて確認できます。

投資サービスは投資家の方々が損失を被った際などの反感なども考慮して、証券会社や銀行系の投資信託の場合、ファンド運用者の個人的な投資哲学などが表に出てくる機会は必ずしも多くありません。

一方で独立系運用会社のレオス・キャピタルワークスでは、運用者の個性も比較的積極的に公開しています。さらに、運営するYoutubeチャンネルでは、レオスの市況解説として、マーケットの情報を毎日配信しています。

このような投資家に対する役立つ情報や安心する情報提供の姿勢が、良い評判・口コミに繋がっています。

レオス・キャピタルワークスの代表取締役:藤野氏について
レオス・キャピタルワークスの代表取締役である藤野氏は、野村投資顧問(現:野村アセットマネジメント)からキャリアをスタートしています。野村投資顧問では、中小型株の運用部門にて勤務し、その後、外資系の運用会社に転職します。

実績を残し、カリスマと呼ばれた藤野氏は、良い投資信託がない日本の現状に危機感を感じ、レオスキャピタルワークスを立ち上げます。働く方々自身が良い人でなければ、良い商品を提供できないと考え、良い運用会社を志ざし、理想的な投資信託を作ることを目指しているとのことです。

信託報酬の一部を還元してもらえる「資産形成応援団」

ひふみ投信の評判や実績(利回り)、メリット・デメリットを解説!ひふみプラスとはどう違う?

ひふみ投信では「資産形成応援団」という仕組みによって、投資家の長期に渡る資産形成を支援しています。

※信託報酬とは・・・運用会社が銘柄を組み入れて運用する場合に発生する調査費用や人件費などに充当するために徴収する手数料です。投資信託を保有している間、ずっとかかります。

「資産形成応援団」とは、ひふみ投信を5年以上保有する投資家に対し、信託報酬の一部を投資家に還元する仕組みです。これにより、信託報酬を実質的に割り引くことができます。

一度受け取った手数料を投資家に返金するという、投資信託の中でも珍しい制度です。

投資信託で資産運用をするにあたり、信託報酬をはじめとした手数料の高さには気をつけなければいけません。特に信託報酬が大きいと、投資信託の運用成績が良かったとしても、手数料を引くと損失となってしまうようなケースとなることも考えられます。

「資産形成応援団」は、受益権というひふみ投信を保有して利益を受け取る権利を、5年以上継続して保有している投資家を対象に、その口数に応じて、資産残高の年率0.2%を応援金として還元します。また10年以上の継続保有の投資家に対しては年率0.4%を還元するというものです。

0.2〜0.4%は小さな数字に見えるかもしれませんが、1,000万円を運用していた場合、2〜4万円の割引となります。(月ごとの変動を考慮せず。)

手数料に注視する方からはこの制度が評判となっているようです。

子供用の口座(名称:くるみ)開設も受け付けている

ひふみ投信では20歳未満の子供の資産形成を応援する未成年口座もあり、「くるみ」という名称が付けられています。これは親権者が子供の代わりに取引を行うものです。

学校、大学などの教育費をはじめとして、多くのお金がかかります。「くるみ」は、子供の将来の出費に備えて長期投資する用途で利用されます。「くるみ」では積立投資も可能です。

子供がいる家庭で、銀行貯金ではなく、ひふみ投信を利用して資産運用をしたいといった方には評判となるようです。

積立投資が可能

ひふみ投信では積立投資の制度も設けています。積立投資は毎月自動的に投資信託の買付を行う制度で、長期視点での資産運用に用いられます。

最低金額は1万円からとされています。しかし、毎月1万円を積み立てるのはハードルが高いと感じる方もいるでしょう。

ひふみ投信では「自由つみたて」という制度により、特徴的な積立投資ができます。この制度を利用すると、毎月投資額を引き落とす必要はありません。いつ、いくらを引き落とすのか、自身で設定できるため、2~3か月に1度や半年に1度といった柔軟な積立投資が可能です。

またひふみ投信はNISA口座にも対応しており、2018年1月から新しくスタートしたつみたてNISAを活用して、積立投資を行うことも可能です。

数多くの賞を受賞

ひふみ投信は「R&I ファンド大賞 2018」のNISA/国内株式部門で優秀ファンド賞を受賞しているほか、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」第6位、2016年グッドデザイン賞など多くの賞を受賞しています。※2

ひふみ投信が頻繁に行うセミナー

ひふみ投信では頻繁にセミナーを行なっており、地方にて開催することも少なくありません。

セミナー参加者の口コミには、理念がしっかりしているというものや、考え方に共感できるという評判がよく見られます。セミナーでは取締役の藤野氏が登壇することも多く、投資銘柄を選ぶ際の着目点に納得するという口コミもあります。

ひふみ投信のデメリット

ひふみ投信の評判や実績(利回り)、メリット・デメリットを解説!ひふみプラスとはどう違う?

国内経済の影響を受けやすい

ひふみ投信の構成銘柄は海外株式もあるものの、約86%は国内株式です。※1(2018年7月時点)

そのため、国内経済がなんらかの影響で悪化すると、株式市場もその影響を受けることから、ひふみ投信の運用成績にも反映されることでしょう。

また国内株式の大型銘柄としては、コスモス薬品、協和エクシオ、光通信などが組み入れています。国内経済全体だけではなく、こうした大型銘柄の業種での影響も少なからずひふみ投信自体には関わってくるため、注意しましょう。

ひふみ投信の実績(利回り)とチャート

ひふみ投信の基準価額推移(チャート)

下記はひふみ投信の5年間の基準価額・純資産総額チャートです。※2

ひふみ投信の実績

2013年2月12日時点の基準価額は16,115円。そして2018年2月8日時点の基準価額は48,823円となり、5年で約3倍(3.03倍)となっています。

次にひふみ投信設定後、約10年のチャートは下記となります。

ひふみ投信の実績

ひふみ投信は2008年10月1日時点で基準価額は10,000円でスタート。そして2018年2月8日時点の基準価額は48,823円であり、約10年(9年4か月)で約4.8倍(4.88倍)の実績となっています。

※基準価額とは・・・投資信託の1口または1万口あたりの値段を示している。純資産総額を口数で割った値段。

※純資産総額とは・・・投資信託が保有している資産の時価総額から各種コスト(信託報酬)や負債などを差し引いた金額。

TOPIXと比較した実績(利回り)

ひふみ投信は5年で約3倍、9年4か月で約4.8倍のパフォーマンスとなっていますが、これは比較的良い成績なのでしょうか。同時期のTOPIXの推移と比較してみましょう。※3

※TOPIXとは・・・東証市場第一部に上場する全銘柄の株価指数です。

5年前の比較
2013年2月12日TOPIX968.5ポイント→2018年2月8日1,731.97ポイント(1.79倍)
※ひふみ投信は3.03倍

9年4か月の比較
2008年10月1日TOPIX1,101.13ポイント→2018年2月8日1,731.97ポイント(1.57倍)
※ひふみ投信は4.88倍

ひふみ投信の実績は、TOPIXの推移を上回る結果となっています。
もちろん日本株市場全体のパフォーマンスが良かった影響も受けていますが、これを加味してもひふみ投信の成績は悪くないようです。

また運用報告書の運用成績は以下のとおりです。

1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年 3年 設定来
ひふみ投信 -1.5% -0.6% -3.3% 19.1% 50.0% 412.1%
TOPIX 1.3% -1.1% -3.4% 10.6% 12.6% 96.9%

※3(2018年7月末時点)

ひふみ投信の手数料一覧

手数料の大小は投資成績に大きく関わるので、できる限り抑えるべきです。一般的に投資信託には購入時にかかるものや、運用中ずっとかかるもの、売却時にかかるものなど様々な種類があります。

特にひふみ投資信託のようなアクティブファンドの場合、かかる手数料が多くなりがちです。

以下がひふみ投信でかかる手数料です。

  • 買付手数料(販売手数料):無料
  • 信託報酬:1.0584%
  • 信託財産保留額(解約手数料):無料

ひふみ投信での手数料は購入時にはかからず、運用中にかかる信託報酬と呼ばれる手数料が、年1.0584%(税込)のみです。これはアクティブファンドの中では比較的低い水準になっており、こうした良心的な手数料設定も良い評判・口コミの一助となっているようです。

「ひふみプラス」や「ひふみ年金」とどう違う?

ひふみ投信の評判や実績(利回り)、メリット・デメリットを解説!ひふみプラスとはどう違う?

レオス・キャピタルワークスは、ひふみ投信のみならず、「ひふみプラス」や「ひふみ年金」も取り扱っています。しかし、これらの違いについてわからない方も多いのではないでしょうか。

以下、ひふみプラスとひふみ年金について解説します。

ひふみプラスとは

ひふみプラスは、銀行や証券会社などの販売会社を通じて購入可能なひふみ投信です。よって運用成績、組み入れ銘柄などは、ひふみ投信とほぼ同じ内容となっています。

ひふみ投信は直販型の投資信託のため、購入する際には自らレオス・キャピタルワークスに口座を開設する必要があります。しかしひふみプラスの場合、取り扱いがある証券会社や銀行に口座を持っていれば、通常の投資信託と同じように購入することができます。

大手ネット証券のSBI証券、楽天証券、マネックス証券などでも取り扱いがありますが、一方で、手数料体系はひふみ投信よりも高いことがあります。ひふみプラスの購入を検討する場合は、その手数料に注意しましょう。

ひふみ年金とは

ひふみ年金は、確定拠出年金制度を利用して購入可能なひふみ投信です。よってひふみ年金もひふみプラスと同様、運用成績、組み入れ銘柄などは、ひふみ投信とほぼ同じ内容です。

ただし確定拠出型年金専用のファンドとなっており、取り扱いの証券会社や銀行は限られています。2018年2月時点で、イオン銀行、SBI証券、住友生命保険、東海東京証券、百五銀行、福岡銀行、北陸銀行の7社のみが販売会社となっています。

ひふみ投信の口座開設方法

ひふみ投信の評判や実績(利回り)、メリット・デメリットを解説!ひふみプラスとはどう違う?

ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークスが投資家に対し直接販売を行っている投資信託です。よって通常の投資信託とは異なり、ひふみ投信に対し口座開設を行う必要があります。

ひふみ投信の口座開設そして購入までの流れは下記です。

  1. Webサイト上で必要情報を記入する
  2. 入力した必要情報をプリントアウトして、捺印を行う。
  3. 返信用封筒を糊付けして、捺印した書類に免許書等の身分証明書のコピーを同封し投函。
  4. ※返信用封筒もプリントアウト可能。

  5. 記入内容(審査が)に問題がなければ、約1週間ほどで簡易書留によって口座開設完了の案内が届く。
  6. 口座開設終了後、ひふみ投信のサイトにログインが可能。ログイン後、ひふみ投信を購入する際は、サイトに記載の振込先に1万円以上の金額を振り込み。
  7. 指定の銀行口座に振り込み後、自動的にレオス・キャピタルワークスがひふみ投信の買い付けを実行。
  8. ※サイトで買付情報の確認が可能。

ひふみ投信では上記以外にも別途資料請求を行って、書類を受領しその書類に署名捺印を行い口座開設することもできます。ただし口座開設までの早さの観点では、Web上で入力を行う口座開設方法が良いと言えるでしょう。

ひふみ投信の口座解約方法と注意点

ひふみ投信の口座解約(換金)は、電話もしくはWebサイト上の「解約(換金)注文」ページからのみ受付されます。メールでの解約対応はされていません。

解約は、解約申込日の翌営業日に行われます。Webまたは郵送で「取引報告書」が送られてくるため、「取引報告書」にて取引内容の確認を行うことができます。

まとめ

近年立ち上がった独立系投資信託の中でも、比較的広く知られているのが、レオス・キャピタルワークスの運用するひふみ投信。顔の見える投資信託やその特徴的な制度などが評判となっている投資信託です。

ひふみ投信に興味がある方は、その知名度や特徴のみならず、手数料やご自身の投資方針も考え、安定的な資産形成を目指しましょう。


※1:ひふみ投信、月次運用報告書2018年7月度
※2:ひふみ投信、基準価額推移
※3:東京証券取引所、TOPIX

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