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投資信託でNISAを活用するメリットや知っておきたい4つの知識を解説
投資信託でNISAを活用するメリットや知っておきたい4つの知識を解説

投資信託でNISAを活用するメリットや知っておきたい4つの知識を解説

NISAの制度を聞いたことはあるけど、まだ口座開設をしていない方やいまいち活用方法がわからないといった方も多いのではないでしょうか。

NISAを活用した投資信託での資産運用には多くのメリットがあります。今回は投資信託で資産運用を行いたいと検討している方に、NISA(少額投資非課税制度)を活用して、投資信託を購入するメリットと知っておきたい知識を解説します。

NISA(ニーサ)とは

投資信託でNISAを活用するメリットや知っておきたい4つの知識を解説

NISA(ニーサ)は2014年1月から始まった比較的新しい制度です。この制度は少額投資を行いたいという方向けに、ある決められた年間投資上限枠内の投資で得た利益を非課税にするよう決められたものです。

各証券会社で口座開設をする際に、普通口座、特定口座(源泉徴収ありなし)のほかに、NISA口座を開設できるようになっており、NISA口座で取引することで、非課税の恩恵を受けることが出来るようになります。※NISA口座の取り扱いがある証券会社に限る。

NISAの3つの種類。

投資信託でNISAを活用するメリットや知っておきたい4つの知識を解説

NISAには、年間投資枠が120万円までの「現行NISA」と、年間40万円までの範囲内で投資信託・ETFのつみたてに特化した「つみたてNISA」、子供向けの「ジュニアNISA」の3種類があります。(2018年1月時点)

現行NISA つみたてNISA ジュニアNISA
非課税投資枠(年間) 120万円 40万円 80万円
最長非課税期間 5年間 20年間 5年間
ロールオーバー 可能 不可能 可能
投資対象商品 国内外の個別株

国内外のETF・ETN


国内外のREIT

新株予約権付社債
投資信託

ETF


※金融庁が定めた一定条件を満たした商品
※現行NISAと同様
払い戻し制限 なし なし 原則18歳まで不可
金融機関変更 可能 可能 不可能
対象年齢 20歳以上 20歳以上 0〜19歳

現行NISA

現行NISAは、年間投資枠120万円までの範囲内で投資して得られた売却益や分配金に対して非課税となる制度で、最大5年間にわたり600万円まで活用できます。

現行NISAでは、今回紹介した投資信託の他、ETFや国内外の個別株、ETN(上場投資証券)、REIT、新株予約権付社債が対象になっています。

また、現行NISA口座を5年間運用後は、一般口座もしくは特定口座に移すもしくは売却する以外にも、翌年の非課税枠にロールオーバーすることができます。

※ロールオーバーとは・・NISA口座の金融商品を翌年の非課税枠に移すこと。これにより非課税期間を伸ばすことができる。(最長期間設定あり)

つみたてNISA

つみたてNISAは、投資信託とETFの積み立てに特化したNISA制度で、2018年1月より開始されました。
年間投資枠は40万円となっていますが、最長で20年間にわたり、最大800万円まで得た売却益と分配金が非課税となります。

また、つみたてNISAの特筆すべき点としては、金融庁が定めた一定の要件を満たした投資信託とETFに限定されていることです。販売手数料が無料であることや信託報酬など運用コストが低いことなどが条件として定められており、今まで投資経験がない方でも比較的安心した資産形成ができる制度となっています。

ただし、つみたてNISAは、非課税期間である20年間を終了すると一般口座もしくは特定口座に移す必要があり、ロールオーバーできない点に注意が必要です。また、つみたてNISAは2037までの制度となっています。2037年の最終購入年で購入した投資信託もしくはETFは、2056年まで保有できます。

ジュニアNISA

ジュニアNISAは、日本に在住している0歳から19歳までの未成年を対象としたNISA制度です。保護者の監視の元で子供の資産形成のサポートをする目的で2016年1月から開始されました。

年間投資枠は80万円で最長5年間にわたり運用することができます。ただし、現行NISAとは異なり、災害などの万が一の場合を除き、18歳になるまで払い戻しの制限があるため注意が必要です。自己都合でどうしても払い戻しを行う場合は、売却益に課税され、ジュニアNISAの制度は終了となります。

ジュニアNISAは原則として、金融機関の変更ができない点にも注意しておく必要があります。ジュニアNISAで購入できる投資商品は現行NISAと同様です。

投資信託でNISAを活用する4つのメリット

投資信託でNISAを活用するメリットや知っておきたい4つの知識を解説

メリット1:投資信託で得たリターンを非課税にできる

NISA口座を活用して投資信託を購入する大きなメリットとしては、運用で得られた売却益や分配金が非課税となることです。

投資信託に限らず、投資で得た売却益や分配金には税金がかかります。NISA口座を活用することで、年間投資枠120万円までの投資で得られた売却益と分配金が最長5年間非課税となります。

最長5年間のため、年間の投資枠120万円を最大限に活用した場合、600万円までの投資に対する、売却益と分配金が非課税となります。

例えば、120万円投資して、その後240万円で売却した場合、120万円の売却益が得られます。通常であれば得られた120万円に対して、20.315%差し引かれますので(2018年1月時点の税率)、残りは215万6220円となります。

ただしNISA口座を活用することで240万円がそのまま手元に入りますので、24万3,780円分お得になります。(非課税期間内のみ)

メリット2:少額投資にはNISA枠を最大限使いやすい

NISA口座は年間120万円までの投資枠が設定されていますが、投資信託を積み立てて購入したいという場合は毎月最大10万円までの積み立てが可能です。月10万円は株式投資やFXと比べると少額投資といえます。
また、相場状況を見ながら少額ずつ投資信託を購入したいという場合でも、投資枠の範囲内であれば、NISAを有効活用できます。

投資信託を積み立てて購入する場合、毎月の積み立て額が3.3万円以下の場合は、後述する投資信託の積み立てに特化した「つみたてNISA」を活用するのも1つの方法です。

メリット3:つみたてNISAで最大20年間の長期投資ができる

投資信託の積み立てに特化した「つみたてNISA」では、年間の投資枠40万円までの範囲で最大20年間にわたって、毎月一定金額を積み立てて購入することができます。
年間40万円を20年間投資した場合、合計で800万円まで投資することができ、そこから得られた売却益と分配金が非課税となります。

年間の投資枠を考慮した場合、毎月積み立てができる金額は3.3万円となるため、、これ以下の金額で投資信託を積み立てたいという場合はつみたてNISAを活用すると良いでしょう。3.3万円を超える金額を積み立てる場合は、先程紹介した現行NISAを活用するのが望ましいといえます。

メリット4:リバランスを自動的に運用会社が行ってくれる

投資信託のメリットとしては、投資信託に組み込んでいる銘柄を運用会社が自動的にリバランスしてくれることです。

投資信託は、金融資産と銘柄を複数組み合わせて運用される金融商品のため、運用会社が常に相場を監視するとともに、日々の情報収集と分析、運用をすべて行います。

そのため、個人で複数の金融商品に個別で投資するのと比べると、運用における手間を省くことができるといえます。

NISAを活用する前に知っておきたい知識・注意点

投資信託でNISAを活用するメリットや知っておきたい4つの知識を解説

NISA口座を活用して投資信託を運用するにあたり、あらかじめ知っておきたい知識がいくつかあります。NISA口座を開設するまでに、事前に確認しておきたいポイントを4つ紹介します。

NISA口座は1人1口座まで

NISA口座は、原則として1人1口座までとなっている点に注意が必要です。また、複数の金融機関でNISA口座を併用して活用することはできません。

そのため、金融機関でNISA口座を開設する前に、自分自身が投資したい投資信託の取り扱いがあるか、売買時の手数料やコストなどを安く運用できるかなどもしっかりと確認しておく必要があります。

近年ではインターネットの普及により、ネット証券を活用することで、販売手数料が無料である投資信託「ノーロードファンド」の取り扱いが増えています。NISA口座と併用すると低コストでの運用が可能になります。

NISA口座を活用する金融機関は1つですが、NISA口座の金融機関を変更することは可能です。変更する場合は、金融機関に問い合わせ、指示に従って手続きを行う必要があります。

購入したい投資信託が取り扱われていないこともある

投資信託は、金融機関によって取り扱いが異なるため注意が必要です。金融機関が選定もしくは運用会社が指定した金融機関で取り扱いが行われるため、NISA口座を開設する場合、あらかじめ投資したい投資信託の取り扱いがあるかを必ず確認しておきます。

一方で、購入したい投資信託が決まっていない場合は、投資信託の取り扱いが豊富な証券会社に口座開設することがおすすめです。なお、ネット証券を活用すれば、投資信託の取り扱いが豊富であることに加え、NISA口座を開設することで低コストでの運用が可能です。

例えば、楽天証券の投資信託の取り扱い数は2,521本、SBI証券では2,557本となっています。※1、2(2018年1月24時点)

余った上限金額枠を翌年に繰り越しできない

NISAはその種類ごとに年間の投資枠上限が定められていますが、投資枠が余ってしまった場合、翌年に繰り越すことができないため注意が必要です。

よって投資信託を運用する場合は、1年間にどれだけ投資するのかを決めた上で、運用用途に最適なNISAを選ぶ必要があります。

例えば、投資信託の積み立てを行う場合、月々の積み立て額が3.3万円以下であればつみたてNISAを選択したほうがよいでしょう。また、積み立て額が3.3万円を超えて積み立てたいと考えていたり、投資信託以外にも個別株などにも投資したいと考えている場合は、現行NISAを活用すると良いでしょう。

NISA口座開設で検討したいネット証券

投資信託でNISAを活用するメリットや知っておきたい4つの知識を解説

今回はネット証券の中でも口座開設数が多いSBI証券、楽天証券、マネックス証券をそれぞれ紹介します。

各ネット証券ともに3つの種類のNISA口座を取り扱っており、豊富な種類の金融商品の取引ができるのが特徴です。

SBI証券

SBI証券は株や投資信託といった従来からある金融商品のほかに、外国株を豊富に取り扱っていたり、ロボアドバイザーサービスと連携しているなど他のネット証券にはないような特徴があります。

口座開設数も業界の中では多く、人気のネット証券といえます。

楽天証券

楽天証券は楽天グループのサービスの強みを活かし、楽天ポイントで投資信託を購入できたり、楽天銀行との連携で簡単に資金移動が可能になっています。

普段から楽天グループのサービスを活用している方はNISA口座も合わせて開設するとより利便性が高まるでしょう。

マネックス証券

マネックス証券は米国・中国株が豊富に揃っている他、ロボアドバイザーや100円から投資信託積立などができるなどの特徴があります。

またIPO投資にもNISAが活用できるため、マネックス証券をメイン口座にIPO投資をしている方には向いているといえるでしょう。

まとめ

NISAを活用するメリットは理解できたでしょうか。NISA口座を利用するには新しく口座開設手続きが必要のため、少々手間がかかりますが、紹介した各メリットがあるなら、必要な手間と考えられるでしょう。

1人1口座までなどの注意点は確認しながら、上手くNISA口座を活用して投資信託での資産運用をより効率よく進めていきましょう。


※1:楽天証券 投資信託 スーパーサーチ
※2:SBI証券 投資信託 パワーサーチ

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