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投資信託で共通している7つの失敗例から学ぶ!失敗(大損)しないための3つのポイント
投資信託で共通している失敗例から学ぶ 失敗しないための◯つのポイント

投資信託で共通している7つの失敗例から学ぶ!失敗(大損)しないための3つのポイント

投資信託で資産運用を始めようと考えている方は、今後長期的に資産形成を行うために、これまでの失敗事例を把握しておくことが重要です。失敗事例を把握しておくことで、無駄な失敗(大損)を事前に避けることができます。

今回は、投資信託でありがちな7つの失敗事例を紹介するとともに、失敗(大損)しないためにも注意すべきポイントを解説します。

失敗例1:おすすめされた投資信託をそのまま購入

投資信託で共通している失敗例から学ぶ!失敗(大損)しないための3つのポイント

投資信託を購入して失敗(大損)する例として多いのは、証券会社や金融機関からおすすめされた投資信託をそのまま購入してしまう事例です。

おすすめされた投資信託の銘柄が全て悪い銘柄であるとは限りませんが、販売会社は多くの手数料収入を得るために、敢えて販売手数料が高い銘柄や、運用委託料に該当する信託報酬が高い銘柄を紹介していることも多くあります。

そのため、運用を始めても多くのコストが発生してしまい、手数料を差し引くと思ったほど十分な資産形成ができていないことにあとから気づくような失敗があります。

投資信託は多くの銘柄があるため、はじめて購入する方にとっては何を選んで良いのかわかりづらいのも事実です。

販売会社の担当者におすすめの銘柄を相談するのは問題ありませんが、自分自身で投資信託を選ぶ際には目論見書などで販売手数料や信託報酬、これまでの運用実績をしっかりと確認して決断することが重要です。

失敗例2:大きな金額を集中投資

投資信託に限らず、投資全般の失敗例としてもありがちな事例ですが、多額の金額を集中的に投資したことで、その後に評価額が下がり、大きな損失が発生してしまう事例があります。

例えば、基準価額が1万円の投資信託を1,000万円分購入したとします。その後に基準価額が9,000円に下がった場合、1,000万円の評価額は900万となり、100万円損失が出たことになります。

これが1,000万円分ではなく、10万円分だったとすると、1万円分の損失になるため、このほうが損失額は小さいです。この事例のように、投資する金額が大きくなるほど、価格変動のリスクは高くなります。一方で、投じる金額が小さいほど価格変動のリスクは小さくなります。

※基準価額とは・・・投資信託の1口もしくは1万口あたりの値段を表す

投資は、「多額の金額を投じて大きく儲ける」という一攫千金のようなイメージを抱いている方もいますが、投資が初めてで知識が少ない間であれば、少額から始めたほうがよいでしょう。
ある程度のリスク許容度や相場の感覚がわかってきた段階で、少しずつ投資金額を増やしていくと良いでしょう。

失敗例3:投資対象の内訳を把握しないまま購入

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投資信託を購入したものの、投資信託自体が何に投資しているかを把握していないといった失敗例もあります。基準価額が動いても要因がわからないため、売買タイミングを失い、結果的に損失が大きくなっていきます。

投資信託は、銘柄によって投資対象の組入資産が異なります。

例えば、以下のように投資対象はさまざまあります。

  • 日経平均株価と連動することを目指すインデックス型投資信託
  • 国内で発行された公社債に投資する公社債型投資信託
  • 株式と債券など複数の資産に対して投資しているバランス型投資信託

投資信託の投資対象の資産とその内訳を把握出来ていれば、国内外のニュースから情報収集しながら相場を見ることで、購入した投資信託を運用する上で今後の戦略(いつ、どのタイミングで、どれくらい売るかなど)を考えることができます。

投資信託が投資している対象の資産や内訳を把握していないと、投資信託を保有している期間はなにも状況がわからず、今後の先行き予想できないため、意思決定の判断ができない状態のままになります。

そのため、投資信託を購入する前は、必ず目論見書を活用して投資対象の資産は何か、投資対象の内訳は何かを確認することが重要です。

失敗例4:手数料を把握せずに購入

投資信託で共通している失敗例から学ぶ!失敗(大損)しないための3つのポイント

投資信託を購入して保有していたものの、手数料が高く、結果的に十分なリターンを得られなかった失敗例です。

投資信託は購入時に支払う購入時(販売)手数料の他、投資信託の運用は、専門の運用会社が行うため、運用委託料に該当する「信託報酬」といった手数料が発生します。

例えば、信託報酬2%の投資信託、また信託報酬0.2%の投資信託を10年間運用した場合、合計で支払う信託報酬にはその差分だけ大きな差が生まれます。

投資信託で長期的な資産形成を行う場合は、事前にどういった手数料があるのか、また合計で負担するコストはどれだけ発生するのかをしっかりと把握しておきましょう。

失敗例5:分配金利回りが高いというだけで購入

運用で得た利益を顧客に分配金として支払う投資信託がありますが、これらの分配金の利回りが高い投資信託を購入し、結果的に十分な資産形成ができなかった例です。

分配金の取り扱いについては、投資信託の銘柄によって異なりますが、毎月分配型投資信託といったものが存在します。

毎月分配金が支払われるため安定的な収入が入ってくるというメリットもありますが、その実態としては、運用で得られた利益以外に、運用で必要のはずの元本を削って分配する銘柄もあります。

目先で得られる分配金は多いですが、元本を削った運用が行われているため、総資産総額が減少し、結果的に十分な資産形成ができないことにつながります。

そのため、分配金利回りが高いのは何かしらの理由があると疑問に持ち、分配金が何から支払われているのかを事前に調査しておきましょう。また、過去から現在までの総資産総額が増加していることも合わせて確認しておきましょう。

※純資産総額とは・・・投資信託が保有している資産の時価総額から各種コスト(信託報酬)や負債などを差し引いた金額

失敗例6:リスクが比較的高い銘柄ばかりの投資信託を購入

先述した投資信託の内訳を把握しないまま購入してしまうことは避けたいことですが、その中でもリスクが比較的高い銘柄ばかりの投資信託は注意しましょう。

投資信託にはさまざまな種類がありますが、特に新興国の株式や債券が多いものは慎重に判断する必要があります。

リターンが高いことは比例してリスクも高い傾向にあるため、銘柄で対象になっている新興国は信用格付けやカントリーリスクなどをしっかりと確認しておきましょう。

※信用格付とは・・・民間の格付機関が返済能力を財務・経済状況から総合的に判断したもの。上からAAAで評価されることが多く、評価が1番低い場合はCやDで示されることが多い。

失敗例7:トレンドだからという理由で購入

インターネットやスマートフォンの普及により、さまざまな話題が登場しては消えていくといったことがより短い期間で繰り返されています。

こうしたトレンドに乗って、新しい事業がヒットしたり、企業の業績が上がったりすることがあるため、資産運用・投資の世界でも関係してくることが多くあります。

投資信託でもこうしたトレンドを踏まえた銘柄が新しく出たり、銘柄構成に追加されたりすることがありますが、このトレンドは慎重に見極める必要があるでしょう。

そのトレンドが5年、10年と長く続くかどうかを判断するのなかなか難しいことや投資信託は長期の資産形成に向いていることもあり、一時の情報で購入を決めるのは慎重になるべきといえます。

失敗しないために注意しておくポイント

投資信託で共通している失敗例から学ぶ!失敗(大損)しないための3つのポイント

投資信託を運用する上で5つの失敗事例を紹介しましたが、失敗しないためにはどのようなポイントを確認しておくと良いのでしょうか。

投資信託で長期的に資産形成を行うためにも、注意しておきたい3つのポイントを解説します。

投資信託説明書(交付目論見書)を必ず確認する

投資信託を購入する前に、投資信託の説明書に該当する「交付目論見書」を必ず確認しましょう。

交付目論見書は、投資信託の商品概要を記載しており、投資対象の資産や組み入れている銘柄、手数料などの各種コスト、これまでの運用実績など、投資判断する上での重要事項が記載されています。

交付目論見書では最低限以下の項目を確認しておきましょう。

  • 投資対象の資産
  • 組入銘柄とその割合
  • 運用上のリスク
  • 手数料などのコスト
  • 分配方針(毎月分配型ではないこと)
  • 過去から現在までの運用成績
  • 過去から現在までの総資産額

交付目論見書は、店頭で確認できる他、金融機関・運用会社のWebサイトで入手可能です。

信用できる専門家を見つけておく

投資信託を購入もしくは運用する上で、わからないことも数多くあることでしょう。
例えば自分自身が投資信託を使って、どういった目的で資産形成をしたいのかなどによっても、選ぶべき投資信託の銘柄は異なってきます。

このような相談をするためにも、信用できる専門家を見つけておくのも有効です。例えば、お金の専門家である「ファイナンシャルプランナー」に相談することで、相談者の立場や現状を把握した上で、客観的なアドバイスをしてくれます。ファイナンシャルプランナーは、投資に関する相談だけではなく、家計に関する相談も可能です。

ファイナンシャルプランナーは日本FP協会のWebサイトを活用して探すことができます。

塩漬け状態にならないように損切りルールを決める

投資信託は元本保証されておらず、必ずしも利益が出るとは限りません。そのため、あらかじめ、損切りルールを作っておきましょう。

損切りルールは、運用目的やその状況によって異なりますが、例えば、運用会社の運用上の問題によって損失が発生した場合は、10%で損切りするといったルールを決められます。

ただし、全体的な相場が一時的に下落した時にも損切りをしてしまうと、逆に資産形成が十分にできなくなることも考えられるため注意が必要です。相場全体が下落した場合は、状況によって買い足しをするといったルールも合わせて検討すると良いでしょう。

そのため、損切りルールはあくまでも運用上問題が生じた場合や自分自身の資産に大きな影響がある場合など、さまざまな想定をしながらルールを決める必要があるといえます

パフォーマンスが期待通りでなかった場合は解約を検討

投資信託の購入で失敗しないように、入念に下調べをして購入を決めた投資信託でも市況や抱えているリスクによっては、思ったとおりのパフォーマンスが出ない場合もあります。

もちろん短期的には損失を出していたとしても、長期的には利益が出る投資信託も多くあるため、解約するというタイミングを決めるのはなかなか難しいでしょう。

ただいつまでもパフォーマンスが出ない投資信託であれば、解約を検討しましょう。

投資信託を保有しているだけでも信託報酬のコストが毎日かかっているため、早めに決断をして、次の投資資金などに回しましょう。

投資信託で損失があったことを公開しているブログ

投資信託で共通している失敗例から学ぶ!失敗(大損)しないための3つのポイント

投資信託で実際に損失出したことについて、赤裸々に公開しているブログがいくつかあります。

これらのブログで実際にあった出来事を確認しておくことで、投資信託で大損することがないように理解しておくことが重要です。

たまにアルバイトしてる普通の主婦です。

シェリルさんというアカウントのブログで、投資の記録を書かれています。

投資信託の購入を始めてから10年以上となるシェリルさんですが、初めて投資信託で損切りをし、-33,212円の損失を確定させたとのことです。※1

ただ、その前に投資していたお金や貯金でみると、合計でプラスにはなっているようです。

UCハック

育児やスポーツなどさまざまなジャンルの記事が書かれているUCハックというブログで、セゾン投信での投資成績が公開されています。

セゾン投信の中の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に223,000円で投資をしたところ、2ヵ月後には205,248円となり、-17,752円となったそうです。※2

損切りで損失を確定させたわけではなく、今後も継続して積み立てていくとのことですので、今後の運用成績に注目ですね。

ショー太のぶらり投資旅

アメリカ株やFX、仮想通貨などさまざまな投資を行なっているショー太さんのブログです。

投資信託では、「楽天日本株4.3倍ブル」を日経平均株価が16,819円のときに購入したそうですが、日経平均株価が19,000円を超えたにも関わらず、約10%値下がりしていたため、損切りをしたそうです。※3

ブル・ベア型の投資信託を長期保有する場合は、ベンチマークする指数と基準価額の動きに乖離が広がらないかどうかを日頃から確認しておく必要があるといえるでしょう。

板橋のとあるインデックス投資家。の日記

インデックス型投資信託やETFを中心に投資をしている方のブログです。

いくつか投資信託の売却を行ない、その中で「東京海上-東京海上・物価連動国債ファンド」が損失確定となっていました。
買付金額63,000円に対して、売却金額61,559円で、損失額は-1,441(-2.28%)円とのことです。※4

アベノミクスで物価上がると予想されていたそうですが、実際にはそうならなかったようです。

まとめ

事前に失敗事例を把握しておくことで、資産運用での大きな損失を防げる可能性も高まることでしょう。
今回紹介した失敗事例は、特に初めて投資信託を購入する方にとって、判断の手助けになるものになるはずです。

無駄な失敗を防いでいくためにも、多少手間でも交付目論見書や損切りルールなどしっかりと確認してから購入の意思決定をしていきましょう。


※1:たまにアルバイトしてる普通の主婦です。
※2:UCハック
※3:ショー太のぶらり投資旅
※4:板橋のとあるインデックス投資家。の日記

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※1:2018年10月末時点